ホンダ、インドで二輪車の第四工場稼働開始
ホンダのインドにおける二輪車生産・販売現地法人であるホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッド(HMSI)は、2月17日に第四工場の開所式典を行った。
インド・グジャラート州アーメダバード地区に建設した第四工場は、それぞれ60万台の生産能力をもつ第一、第二ラインからなる年間120万台のスクーター専用生産工場。第一ラインは今月より稼働を開始、第二ラインは2016年半ばに稼働を開始する予定となる。
これにより、ホンダのインドにおける二輪車年間総生産能力は580万台へと拡大。投資額110億ルピーをかけた第四工場の設立により、ホンダは新たに約3,000名の雇用を創出するとしている。
第四工場は「喜びを次世代へ」のコンセプトに基づいたグリーンファクトリーとして、ホンダの二輪車工場として初めて、ゼロ・リキッドディスチャージ(ZLD)設備の統合・導入を実現した。
HMSI社長 村松慶太氏は、「スクーターが急激に増加する、いわゆる“スクータライゼーション"は、かつて先進国で見られたトレンドであり、今日のインド二輪業界の促進力です。ホンダはインドのスクーターセグメントで56%のシェアを有するリーダーであり、スクーターが強いここグジャラートに専用工場を建設することで、市場のスクーターへの移行の変化をいち早くリードし、さらに成長していきます。」とコメントした。
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