ホンダ、ミラノショー2015で「City Adventure Concept」を初公開!さらにモデルチェンジしたミドルクラス6車種も出展

City Adventure Concept

ホンダの英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは、11月19日~11月22日の期間、イタリア・ミラノで開催されるEICMA2015(ミラノショー)にて、未来を見据え、アドベンチャーモデルの今後のデザインの方向性を示すコンセプトモデル「City Adventure Concept」を世界初公開すると発表した。さらに、モデルチェンジを図ったミドルクラス6車種と「CRF1000L Africa Twin」を含む、2016年モデルのフルラインアップも出展する。

City Adventure Concept

City Adventure Concept
City Adventure Concept

参考出品(コンセプトモデル)である、「City Adventure Concept」は、市街地でのライディングにもアドベンチャーのスピリットを取り入れた、全く新しいアドベンチャーモデル。ホンダ独自のテクノロジーを進化させながら、ユーザーのより豊かなライフスタイルの方向性を提案していく。

500ccシリーズ(CB500F、CBR500R、CB500X)

CB500F
CBR500RCB500X

ネイキッドスタイルの「CB500F」とスポーティーさを強調した「CBR500R」、クロスオーバースタイルの「CB500X」は、スポーティーな走行性能に加え、ライダーを主眼に置いてさまざまな熟成を図り、より魅力的に、そして所有する喜びを追求。LEDのヘッドライトとテールランプの採用、プリロードアジャスターを装備したフロントサスペンション、ブレーキレバー調整機構の装備、ヒンジタイプのキャップを採用し容量を拡大したフューエルタンク、ウェーブタイプキーの採用など、装備の充実化を図った。

「CB500F」では、ネイキッドロードスポーツとしての精悍なイメージをさらに高め、躍動感にあふれたスタイリングを実現。ボディカラーには鮮やかさを強調した6種類を設定している。「CBR500R」は、印象的なフロントフェイスから、跳ね上げたリア回りまで、エッジの効いたキャラクターラインにより、新たなCBRスタイルを演出。

「CB500F」、「CBR500R」ともに、よりコンパクトになった新形状のマフラーを装備。内部構造などを変更し、低音の効いた歯切れの良いエキゾーストサウンドを実現した。「CB500X」の変更点は、従来モデルに比べ上方に100mm高い調整可能なウインドスクリーンや、フューエルタンクの容量アップに加え、カラーリングやグラフィックも新たに設定。

ニューミッドコンセプトシリーズ(NC750S、NC750X、インテグラ)

NC750S Special Edition
INTEGRA Special EditionNC750X

750ccのニューミッドコンセプトシリーズは、3車種ともにモデルチェンジを図った。

「NC750S」、「NC750X」、「インテグラ」ともに、EURO4の排出ガス規制値に対応。「デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)」には、「Sモード」で、3段階のレベルを選択できるプログラムを搭載した。また、9色から選択可能なインストルメントパネルや、鼓動感にあふれたエキゾーストサウンドを実現した新形状のマフラーなど、多岐にわたって熟成させた。

また、3車種ともスタイリングを一新。「NC750S」にはスペシャル・エディションカラーを2種類設定し、LEDのヘッドライトとテールランプを採用、ネイキッドなイメージにスポーティーなルックスを実現した。「インテグラ」にもLEDのヘッドライトとテールランプを採用。そして、特殊なメタリックペイントを使ったスペシャル・エディションカラーを2種類設定した。「NC750X」には、LEDヘッドライトの採用などで、よりタフで大胆なルックスを施した。

CRF1000L Africa Twin

昨年のEICMA2014で「True Adventure」を参考出展して1年後、ホンダはヨーロッパで初めて「CRF1000L Africa Twin」を公開した。「XRV750 Africa Twin」のオールラウンドな走行性能と快適なツーリング性能、普段使いでの機敏なハンドリングと本格的なオフロード性能にさらなる磨きをかけるため、最先端のテクノロジーを投入。コンパクトに設計した新開発の998cc直列2気筒エンジンを、タフさとフレキシビリティを兼ね備えた軽量なフレームにマウントし、エンジン回転数の全域においてクイックなレスポンスを実現した。

「CRF1000L Africa Twin」は、LEDのヘッドライトとテールランプを採用したスタンダードモデルに加え、2タイプを設定。ABSモデルは、リア側のABSをOFFに設定可能とし、「ホンダセレクタブル トルク コントロール」とナックルガード、エンジンガードを搭載した。デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)モデルは、ホンダ独自のDCTテクノロジーをさらに進化させ、3種類のシフトパターンを選択可能なSモードや、クラッチ制御がレスポンス重視の特性に切り替わる「Gスイッチ」を搭載。また、登降坂角を推定し、坂道でも適切なギアを選択する新たな機能も搭載している。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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