ホンダ レジェンド『ホンダ最新鋭フラッグシップセダン』【ピックアップ!カーソムリエレポート】
【カーソムリエレポートって何?】
カーソムリエ検定に合格した『カーソムリエ』が、話題のクルマを実際に試乗して書いたレポート。それがカーソムリエレポートです。
本日はホンダ「レジェンド 」をピックアップしてお届けいたします!
▼『ホンダ最新鋭フラッグシップセダン』(カーソムリエ Zero Fighterさん)
▼『色々と新鮮!』(カーソムリエ kazuさん)
ホンダ「レジェンド 」
1985年に登場した初代レジェンドは、ホンダ初のプレミアムセダンとして登場。2014年11月にフルモデルチェンジをし、5世代目に進化を遂げた。
3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」を採用。車体後部に搭載した2つのモーターにより、駆動力に加え、減速力をも左右それぞれで自在に制御する画期的なトルクベクタリングを可能とし、全速度域で高い操縦安定性を実現している。
また、世界初となる歩行者への衝突回避を支援する「歩行者事故低減ステアリング」など、事故の未然防止や回避のための先進の運転支援技術「Honda SENSING」を搭載した。
『ホンダ最新鋭フラッグシップセダン』(カーソムリエ Zero Fighterさん)
総合評価:3.0/5.0
外観デザイン:3.0/5.0
インテリア:3.0/5.0
走りやすさ:3.3/5.0
-オススメポイント-
ホンダのフラッグシップセダン レジェンドが最新鋭の技術を搭載して復活。レジェンドは、最高級車の部類に入るセダンである。しかし、ホンダ特有のデザインが高級感というよりもスポーティさを演出している。 この点は、好き嫌いが分かれるところであるかもしれない。
レジェンド最大のセールスポイントは、ホンダの最新鋭先進技術をこれでもかと導入していること。
「スポーツハイブリッドSH-AWD」と呼ばれる四輪駆動システムは最大の注目装備であり、エンジン+フロント、リアの合計3個のモーターを巧みに電子制御し、前後トルク配分だけでなく、リアのモーターによる左右トルク配分も行い、自在にクルマをコントロールする。これはモーターによる制御の得意とするところであり、ランエボのS-AWC等の機械式トルクべクタリングよりも細かな制御が可能となる。
そして、ハイブリッド モデルであるので燃費重視かというとそうではない。システム最高出力は、382ps。このパワーが、高級車としての加速感と静粛性を演出している。もちろん究極の低燃費ではないが、同クラスのガソリン車に比べ低燃費を誇る。
インテリアは、ホンダは得意とするところではない点が垣間見れる。この点は、他社の同クラスに比べて、上質感の演出がやや劣るように思われる。
全般的には、最新鋭の技術をテンコ盛りにした先進性による高級感に所有する喜びを感じるところである。
先端を行くクルマである故、今後の改良にも期待したい。
-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
同じ。
-不満点-
エクステリア、インテリアともに、高級感の演出がやや劣る。
ここはホンダが苦手とするところかもしれないが、斬新で他社にはないデザインにより、新たな上質感を演出してもらいたい。
今後の改良に期待したい。
-運転後の感想について-
最新鋭の技術を体感できる満足感は計り知れない。これからの改良にも期待したい。
『色々と新鮮!』(カーソムリエ kazuさん)
総合評価:3.9/5.0
外観デザイン:3.4/5.0
インテリア:4.0/5.0
走りやすさ:4.3/5.0
-オススメポイント-
ホンダのフラッグシップセダン、レジェンドが復活した。全長5mに迫る堂々としたボディの超高級セダンだ。レジェンドがライバル車と一味違うのは、仰々しく煌びやかな大型グリルをあしらったり、保守的でいかにもというようなわかりやすい高級装飾に依存していないところだろう。ジュエルアイなど細かいところで飾り立ててはいるものの、グリルもスタンダードなものだし、フロントマスクも従来からある薄味のホンダテイストだ。高級、重厚というよりは、スポーティーで若々しいスマートな雰囲気がある。
レジェンド最大のおすすめポイントは、ホンダならではの各種先進技術がふんだんに盛り込まれていること。中でも「スポーツハイブリッドSH-AWD」と呼ばれる四輪駆動システムは最大の目玉。これは、ガソリンエンジン+フロントに1個、リアに2個の計3個のモーターを組み合わせたもので、電気自動車、ハイブリッド、エンジンの3種類の走行モードを味わえるだけでなく、なんと、FF、FR、4WDの3つの駆動方式をも使い分けることができる。
さらに凄いのは、リアのモーターが左右輪に設置されていることから、左右のトルクを自在に制御して、異次元のコーナリングをすることができる(トルクベクタリング)。これは、本当に凄いシステムで、左右のキャタピラーを独立して動かせる戦車のように、左右輪を自在にコントロール出来るということ。試乗ではスピードが出せなかったけど、こんな素晴らしい機構で曲がる高速コーナリングはどれほど気持ちいいのか、いつか試してみたい。
レジェンドのシステム出力はなんと382ps。これで遅いわけがない。静粛性が高く、するする~っとあっという間に加速していく。直進安定性も高く、どっしりとした上質な走りっぷりだ。モーターとエンジンの役割分担、統合のバランスも非常に良く、連続して運転していてもまったく違和感がない。ドライブトレーンの出来栄えについてはほぼ文句なし。ライバルたちにも引けを取らないものだと思う。これだけの性能、パワーがありながら燃費も良いのだから素晴らしい。
ただ、ステアリングの小ささと軽さのバランスだとか、足回りのセッティングなど、車全体との整合性、完成度については、例えばメルセデス・ベンツ EクラスやBMW 5シリーズなどと比べるともう少し詰めることが出来たようにも思う。
スポーツハイブリッドSH-AWDシステムのメリットは室内にも反映されており、四駆でありながらドライブシャフトがないので、室内スペースを存分に取ることができる。室内は縦も横も大きく、高級セダンとして十分な広さが確保されている。高級感の演出は、レクサスやドイツ勢に分があり、ホンダはそこまで得意な分野ではないのかもしれない。それでも、そんじょそこらの車よりははるかに高級で心地良い。
-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
同じ。
-不満点-
こういう高級セダンを求める人は保守的な嗜好の人が多いので、そういう人たちにとってはレジェンドの外観、内装の仕立てはシンプルであまり魅力的に映らないかもしれない。ホンダが作る高級車は、いつの時代もどこか若々しさがあって、いわゆる保守層が好む高級セダンとは雰囲気が違う。このへんは好みの問題だろうが、これだけの中身を持っているのだから、見た目の高級感の演出もトヨタやレクサス張りにやっても良かったかもしれない。
-運転後の感想について-
簡単な試乗程度では、レジェンドの持つ魅力や奥深さのすべてはわからないが、少なくともタダ者ではない車だというのはわかった。特に先進的メカニズムは必見。このエンジン+3モーターは、次期NSXにも搭載されるものらしいが、これが従来のドライブトレーンよりはるかに優れたものだとしたら、ハイブリッドの新しいスタンダードを作ることになるかもしれない。
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