ホンダ、「ダカールラリー2015」参戦ライダーを発表
ラリーレース専用モデル「新型 CRF450 RALLY」で挑む!
ダカールラリーに3年連続で参戦するホンダのワークスチーム「Team HRC」は9月25日、スペインのモーターランド・アラゴンにて、「ダカールラリー2015」に参戦するライダーの発表を行った。
参戦ライダーは昨シーズンに続き、エルダー・ロドリゲス(ポルトガル、35歳)、ホアン・バレダ(スペイン、31歳)、パウロ・ゴンサルヴェス(ポルトガル、35歳)の3選手に、ジェレミアス・イスラエル(チリ、33歳)、ライア・サンツ(スペイン、28歳)が新たに加入し、計5名で挑む。参戦車両は、ラリーレース専用モデル「新型 CRF450 RALLY」。
ダカールラリーは、世界で最も過酷とされるオフロードバイクレース。2015年は、1月4日にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスをスタートし、途中ボリビア、チリを経てスタート地点でもありゴールとなるブエノスアイレスを目指し、1月17日までの2週間、約9,000kmを走破する。
2013年に24年ぶりのワークス参戦を果たしたホンダ、総合優勝を狙う
5人のライダーたちは、ダカールラリー2015に向け、それぞれ前哨戦とも言われる他のラリーに参戦するなど、日々トレーニングを重ねてきた。ロドリゲス、バレダ、ゴンサルヴェスは、「2014年FIMクロスカントリーラリー世界選手権」に参戦。2013年の年間チャンピオンであるゴンサルヴェスは、第1戦の「アブダビ・デザート・チャレンジ」において総合優勝を決め、バレダもカタールで行われた「シーラインクロスカントリーラリー」で総合優勝を果たすなど、成長を続けている。
また、新しく加入したジェレミアス・イスラエルはチリ人ライダーとしてトップクラスの選手であり、トライアル出身で「スーパーウーマン」の異名を持つライア・サンツは「ダカールラリー2014」で女性ライダーの最上位に輝き、総合でも16位に入る実力派ライダーである。
なお、Team HRCでは昨年に引き続き、マルティーノ・ビアンキがゼネラルマネージャーを、山崎勝実が代表をそれぞれ務める。さらに、数々のチームにおいて優れたマネジメント力を発揮してきたウルフギャング・フィッシャーをチーム監督に迎えるなど、チーム体制をさらに強化し、2013年に24年ぶりのワークス参戦を果たしたホンダは、ダカールラリー2015で総合優勝を目指す。
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