MINI ミニ『進化する伝統』【ピックアップ!カーソムリエレポート】
【カーソムリエレポートって何?】
カーソムリエ検定に合格した『カーソムリエ』が、話題のクルマを実際に試乗して書いたレポート。それがカーソムリエレポートです。
本日はMINI ミニをピックアップしてお届けいたします!
▼『進化する伝統』(カーソムリエ ソーイチローさん)
▼『可愛い相棒!』(カーソムリエ FOCUSさん)
MINI ミニ
2014年4月、全7モデルのラインアップ中、基幹モデルとなる「ミニ」が7年振りにフルモデルチェンジ。一目でミニと分かるデザインやアイコンを継承しながら、最先端技術、現代的なデザインを採用した。新型ミニは、視認性および操作性の高いナビゲーションシステム、前車接近警告機能、衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)、アクティブクルーズコントロール、ヘッドアップディスプレイ等、数々の先進技術を採用している。
『進化する伝統』(カーソムリエ ソーイチローさん)
総合評価:4.2/5.0
外観デザイン:5.0/5.0
インテリア:3.9/5.0
走りやすさ:4.7/5.0
-オススメポイント-
キメすぎずにオシャレ感を出せるクルマとして瞬く間に人気を獲得し、いまや個性派プレミアムコンパクトカーの代名詞として不動の地位を築いてきた「MINI」。
その「MINI」が7年ぶりにフルモデルチェンジされたといっても、その最大の魅力であるスタイルに劇的な変化はなく、MINIブランドを担うフランソワ・ロカ氏が「MINIらしさを崩さずに、モダンな装備や性能との両立が新型MINIに求められていた」と語ったように、外観の違いはヘッドライトくらいに留まる。ただし、ボディサイズは大きくなり、その分、狭苦しかった後席に余裕が生まれているほか、歩行者に対する安全装備も充実しています。
インテリアも質感や雰囲気に大きな変化はありませんが、細かな部分の使い勝手が良くなっています。例えば、従来までダッシュボード中央にあったスピードメーター。新型ではステアリングコラム上へと移動し視認性がアップした。また、パワーウィンドウスイッチもフロントドアアームレストのお馴染みの位置へ移っていて、他車からの乗り換えのハードルが低くなっています。 さらに、新型ではエンジンスタート/ストップスイッチもトグル化されていて、エンジンを掛ける度に気持ちが高まるユニークな仕掛けも施されています。
そんな新型MINIに乗ってみると、想像よりも着座位置が低い。ウィンドウの天地が低いからか、カワイイ見た目とは裏腹に、ドライバーは気を引き締めるかのようなタイト感があります。
「クーパー」に搭載される1.5L 直3ターボ(136ps/220Nm)の新開発エンジンは、低回転時にボロボロと響く重低音とステアリングやシートから伝わる振動など、“楽しいクルマ”に欠かせない魅力を醸し出します。スペックから想像できるように、普段使いなら十分、むしろ早すぎると思うほど、動きに軽快感があります。それこそ、ワインディングロードでも楽しめる性能だと思います。
一方の「クーパーS」は、ボンネットのエアインテークやセンター2本出しマフラーなど、スポーティな装いに、192ps/280Nmを発揮する2.0L 直4ターボを搭載する高性能バージョン。こちらにも今回は試乗してみました。
当然ながら「クーパー」よりも走りには余裕があり、その違いは右左折後の再加速する場面でさえ十分に実感できるほど。足回りも「クーパー」よりスポーティなチューンが施されていて、ロールは一段と抑え込まれているし、ホールド感のあるスポーツシートと相まって、ビシッとしたコーナリングを楽しめる。にもかかわらず、路面の細かな凹凸をしっかりと吸収し、ピタッとした接地感もあり、「クーパー」よりも乗り心地は快適なのが意外でした。
-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
同じ。
-不満点-
荒れた路面でのドタドタ感と騒音はプレミアム感を期待していた方をガッカリさせるかもしれませんが、そういったダイレクト感を楽しめるのがMINIというブランドの特徴でもあります。それも含めて楽しめる方は、ぜひ「MINI」を検討してみてはいかがでしょうか?
-運転後の感想-
新型は現時点(2014年8月)で「クーパー」と「クーパーS」の2グレード展開。価格は6速ATモデルで「クーパー」が280万円、「クーパーS」が332万円で、オススメは「クーパーS」。
「クーパー」にナビゲーション(約20万円)やLEDヘッドライト(約10万円)を装備する(「クーパーS」は標準装備)と価格差はかなり縮まる。しかも、「クーパーS」にはスポーツシートが標準装備されるから、価格差は実質ゼロ。
さらに、燃費もATモデルならわずか0.3km/リッターしか差がないので、「クーパー」のデザインが好きな場合を除き、先述したドライブフィールから是非とも「クーパーS」を選びたいところです。
また、MINIと言えば、豊富なドレスアップパーツで専用機をつくっていくのも魅力。 新車購入時にあれやこれやと付けてしまいたくもなりますが、一旦冷静になっていただきたいです。というのも、純正品はいずれも後付け可能とのことだから、最初はエンジンなどの後から変更出来ない部分にお金をかけて、ドレスアップはMINIと付き合う中で必要なモノを適宜追加していけばいいのではないでしょうか?
そうやって、少しずつ自分だけのMINIを作っていくのを楽しんでいただければと思います。
『可愛い相棒!』(カーソムリエ FOCUSさん)
総合評価:4.4/5.0
外観デザイン:4.2/5.0
インテリア:4.5/5.0
走りやすさ:4.0/5.0
-オススメポイント-
MINI ONEに乗ってきました。やっぱり、MINIはいいですね。今度のも表情がとっても可愛いけど、少し大人になった感じですね。相変わらずスッと後ろに引いたベルトラインがクリーンで、デザイナーは分かっているな、と思います。一方インテリアは、色で対話するLEDリングが採用されました。普段こういったギミックはあまり好きではないのですが、MINIだとなかなかいいな、と思える所が不思議です。質感も全体的に向上しましたね。乗ってみても、相変わらず前後左右の見切りが良く、運転のしやすいクルマです。ONEはボトムラインなので、選べるオプションも少なめになりますが、普段からカジュアルに乗りこなしたいという方にとっては、ベストな選択ではないでしょうか。
-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
同じ。
-不満点-
弱点はほとんどないですが、やはりネックは価格でしょうか。ただ、このクルマの価値を認める人にとっては、それはどうでもいいことなのかも知れませんね。
-運転後の感想-
今度の新型はかなり元気ですね。さすがにトルクフルとは言えないですが、低回転時からパワーが出て、上まで綺麗に回るエンジンです。たったの1.2リッターなのに、重心が低いのでなかなか良く走ります。ボディもしっかりしていて、良い意味で重厚感がありますよ。試乗車は16インチでしたので、ちょっと過剰な感じもしましたが、普通に15インチなら問題ないと思います。
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