三菱「アウトランダーPHEV」が「オーストラレーシアン・サファリ 2014」に出場
三菱自動車は競技車両製作協力やエンジニア派遣など技術支援を実施
三菱自動車は、9月19日(金)~27日(土)にオーストラリア西部のパース~カルバリで開催されるクロスカントリーラリー「オーストラレーシアン・サファリ 2014」に『アウトランダーPHEV』で出場するチーム“ミツビシ・ラリーアート・オーストラリア”に対し、豪州での販売統括会社 MMAL(Mitsubishi Motors Australia Limited)を通じて、競技車両の提供・製作協力、ラリー期間中のエンジニア派遣などの技術支援を行うことを発表した。同ラリーを通じて得られたデータやノウハウを今後の開発に役立てていくとしている。
信頼性・耐久性及び走破性の高さを実証
『アウトランダーPHEV』の競技車両(A1.6クラス=市販車ハイブリッドクラス)は、ロールゲージの装着や燃料タンクの変更など安全規定に沿った改造と、ラリー専用のサスペンション、タイヤ、ブレーキパッド、アンダーガードなど必要最低限の改造にとどめている。プラグインハイブリッドEVシステム、車両運動統合制御システム「S-AWC」のハード面は市販車同様である。
なお、『アウトランダーPHEV』は、先日8月9日(土)から15日(金)にタイ~カンボジアで開催された「アジアクロスカントリーラリー2014」にT1E(電気自動車クラス)で出場。2年連続で完走・クラス優勝を果たし、信頼性・耐久性及び走破性の高さを発揮するとともに、プラグインハイブリッドEVシステムが過酷な道路状況にも十分耐えることを実証した。
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また、『アウトランダーPHEV』は、2013年1月に日本で発売して以降、順次、販売地域を広げ、豪州では2014年4月より販売を開始している。2014年7月末時点、全世界で約3万6千台を販売している。
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