【ホンダ】スーパーGT第3戦、300クラスはARTAが逆転優勝
高木真一・小林崇志組が今季初勝利!
2014 スーパーGT第3戦 オートポリスが5月31日・6月1日、大分県で行われた。GT500クラスは日産GT-Rが表彰台を独占する形となったが、GT300クラスはホンダが勝利を手にした。
予選2番手、決勝レースを2番グリッドからスタートした#55 ARTA CR-Z GT(高木真一/小林崇志組)はピットストップを素早く終えると、それまでトップを走っていたライバルの攻略に成功。ここで首位に立つと最後までそのポジションを守りきり、今季初優勝を果たした。
また、9番グリッドからスタートした#0 MUGEN CR-Z GT(中山友貴/野尻智紀組)も、5位まで追い上げてフィニッシュした。
一方GT500クラスのホンダ勢は第3戦を終え、未だ表彰台に上っていない。新型GT500車両となった今季はGT-Rが好調を見せており、それにレクサスが続く形となっている。ホンダ勢の巻き返しに期待したい。
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ホンダ勢、GT500クラスは#100 RAYBRIGの6位が最上位
決勝日、30℃を越える暑さに見舞われ山間に位置するオートポリスでも真夏のように蒸し暑い中、決勝レースを迎えた。
スタートで大きな混乱はなく、#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTは6番手、#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTは7番手、#8 ARTA NSX CONCEPT-GTは9番手と、スターティンググリッドのポジションを守ってオープニングラップを終えた。
4周目、#8 ARTAは後方から追い上げてきたライバルにポジションを奪われ、一時10番手へと後退しますが、その直後に目の前で繰り広げられたバトルの行方を慎重に見極めると、巧みにチャンスをつかみ取りライバルの1台を攻略。#8 ARTAは9番手のポジションを奪い返す力を見せ、ライバルたちと互角に戦えるマシンに仕上がっていることを印象づけた。
さらに、#8 ARTAは#17 KEIHINをオーバーテイクし8番手に浮上。
一方で7周目、#18 ウイダーのベルネ選手はライバルの1台を攻略、12番手に浮上したが、GT300クラスの1台をオーバーテイクしようとしてラインを外し、コントロールを失ってしまい、これにより14番手へと後退した。
酷暑のもと、タイヤの摩耗が急速に進行してハンドリングが悪化するマシンが出てくる中、5台のNSX CONCEPT-GTは慎重に周回を重ね、レース後半の追い上げを期していた。
19周目、6番手を走行していたライバルを#8 ARTAと#17 KEIHINが相次いでオーバーテイク。これで#8 ARTAは6番手、#17 KEIHINは7番手へと駒を進めた。
25周目、ホンダ勢のなかで唯一ソフトタイヤを装着していた#100 RAYBRIGがピットイン。給油、タイヤ交換を行い、小暮選手にドライバーを交代してコースに復帰した。これに続く形で、#17 KEIHINは26周目、#8 ARTAと#32 Epsonは28周目、#18 ウイダーは29周目にそれぞれピットストップを行った。
その後、#17 KEIHINにエンジンの補機類に関係するトラブルが発生。塚越選手はマシンをコース脇に止め、リタイアとなった。
38周目までにGT500クラス車両の全車がピットストップを終え、この段階でホンダ勢のトップは#100 RAYBRIGの6番手。#18 ウイダーは9番手、#32 Epsonは11番手につけていた。しかし、この直前まで7番手を走行していた#8 ARTAはブレーキ系のトラブルが発生してコースアウト。その後、自力でピットまで戻ってきたものの、このトラブルのためリタイアを余儀なくされた。
46周目、GT300クラス車両の1台が1コーナーで激しくクラッシュ。ドライバーは無事救出されたが、その直後に同じく1コーナー付近でGT500クラス車両の1台に火災が発生、コースサイドにマシンを止めた。これらのマシンを排除するため、48周目から56周目までセーフティカーが導入された。
セーフティカーが退去すると、各マシンは競技を再開。3台のNSX CONCEPT-GTは最後の追い上げを図ったが、順位を上げることはできず、#100 RAYBRIGは6位、#18 ウイダーは7位、#32 Epsonは10位でフィニッシュし、完走した3台のNSX CONCEPT-GTはそろって入賞を果たした。優勝は#23 MOTUL AUTECH GT-Rとなった。
次戦は7月19日(土)、20日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで開催される。
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