スバル新型「LEVORG(レヴォーグ)」を発表
富士重工業は、新型スポーツツアラー「LEVORG(レヴォーグ)」を4月15日に発表し、6月20日より発売を開始する。
レヴォーグは、日本のユーザーが求めるクルマの本質を追究し、スバルが長年培ってきた「安心で愉しい」クルマづくりのノウハウと最新技術を注ぎ込むことで、新世代のスバルを具現化した新型スポーツツアラーである。
デザイン、パッケージング、走行性能、環境性能、安全性能といったあらゆる領域での価値を高め、高次元で融合することにより、ユーザーの期待を超えるクルマを開発し、「レヴォーグというクルマを所有する悦び」を提供することを目指した。
レヴォーグには、それぞれの特徴をもった2種類のエンジンを搭載。新開発となる「1.6リッター インテリジェント“DIT”」搭載車は、小排気量エンジンにターボ技術を採用することで、軽快な走りを実現する動力性能と、17.4km/L(JC08モード)の優れた燃費性能を両立した。「2.0リッター ハイパフォーマンス“DIT”」搭載車は、スポーツリニアトロニックとの組み合わせにより、高出力、高トルクの圧倒的な動力性能を最大限引き出し、ダイレクト感あるスポーティーで愉しいドライビングを提供する。
また、全車がエコカー減税対象となり、「1.6リッター インテリジェント“DIT”」搭載車は、自動車取得税、重量税は免税。「2.0リッター ハイパフォーマンス“DIT”」搭載車は、自動車取得税60%軽減、重量税50%軽減となる。
さらに、新世代へと進化したスバル独自の運転支援システム「EyeSight(ver.3)」を初搭載。安全性能のさらなる向上に加え、操舵支援機能を新たに追加することで、大幅な運転負荷軽減を実現し、安心で快適なドライブをサポートする。
デザイン、パッケージについては、スバルのワゴンづくりのノウハウを活用することで、新世代のスポーツツアラーに相応しい流麗でスタイリッシュなシルエットの中に、使い勝手の良い大容量のカーゴルームを実現。インテリアは、ドライビングを快適に愉しめるゆとりある空間とし、仕立ての良さを感じさせる上質なデザインを採用した。
なお、発売予定時期は5月~6月の予定であったが、レヴォーグに搭載する「EyeSight(ver.3)」ユニットの量産体制の兼ね合いで、全グレードの発売日が6月20日に延期された。
◇デザイン ~流麗でスタイリッシュなエクステリアと、質感高く仕立ての良いインテリア~
エクステリアはルーフ後端を低く抑えることで、流麗でスタイリッシュなシルエットを実現。スタイリングと高い走行性能、機能性を融合したスポーツツアラーに相応しい躍動感あるデザインを表現した。フロントデザインは、スバルの統一デザインモチーフであるヘキサゴングリルから始まるダイナミックで立体感ある造形を、ノーズコーンを採用することで実現。ヘッドランプには精悍な印象を与えるホークアイヘッドランプを採用した。
インテリアは、質感の高さに徹底的にこだわり、艶のあるピアノブラック調パネルを中心に、金属調アクセントやメッキパーツを要所に採用、細部まで造りこんだ仕立ての良さと、先進的で機能性が高い装備を室内空間全体に織り込んだ。ステアリングには、スポーティーな印象を高めるDシェイプステアリングを採用することで、走りへの期待感を高めた。
◇パッケージング ~日本の交通環境に合わせたボディサイズとツーリングカーとしてのユーティリティを両立~
日本の交通環境で取り回しのしやすいボディサイズとしながら、スバルが培ってきたワゴンのノウハウを活かし、積載性に優れたカーゴルームと、快適なロングツーリングを愉しめるゆとりある室内空間を実現した。
◇パフォーマンス ~スポーツツアラーに相応しい走りの愉しさと優れた環境性能を両立~
新開発の「1.6リッター インテリジェント“DIT”」は、小排気量エンジンと直噴ターボの組み合わせにより、軽快で愉しい走りと17.4km/L(JC08モード)の優れた燃費を両立。レギュラーガソリン仕様とすることで、経済性も高めている。
また、「2.0リッター ハイパフォーマンス“DIT”」は、221kW(300PS)の高出力と、2000rpmで400N・m(40.8kgf・m)に達するトルクを発揮するスポーツツアラーのハイグレードに相応しい圧倒的なパフォーマンスを実現しながら、13.2km/L(JC08モード)の燃費性能を実現した。
スバル最新の高剛性ボディ&シャシーにより、思い通りに操れるダイレクトでスポーティなハンドリング、路面に合わせてリニアに反応する上質な乗り心地を実現し、快適で愉しいドライブが可能なクルマに仕上げた。
◇安全性能 ~「EyeSight(ver.3)」の初搭載をはじめ、安全分野におけるすべての性能を向上~
より広角かつ遠方まで捕捉し、カラー認識も実現した先進安全機能を大幅に進化させた、EyeSight(ver.3)を搭載。操舵支援機能であるアクティブレーンキープをはじめ、AT誤後進抑制、ブレーキランプ認識制御などの新機能、プリクラッシュブレーキや全車速追従機能付クルーズコントロールの性能向上により、最先端の予防安全技術を提供する。
スバルが磨き上げてきたシンメトリカルAWDを基本とし、VDC制御を進化させることで、あらゆるシーンで安心して走りが愉しめるとともに、優れた危険回避性能を実現した。
高張力鋼板を効果的に使用することで、軽量化を図りながらも、前面、側面、後方といった全方位からの衝突に対し、世界トップレベルの優れた安全性を実現した。
◇グレード一覧
車種名 | グレード | エンジン | 駆動 | 変速機 | 価格 (消費税込) | エコカー 減税対象 |
---|---|---|---|---|---|---|
レヴォーグ | 1.6GT | 1.6L水平対向 4気筒DOHC 直噴ターボ“DIT” | AWD | リニアトロニック | 2,667,600円 | 免税*1 |
1.6GT EyeSight | 2,775,600円 | 免税*1 | ||||
1.6GT-S EyeSight | 3,056,400円 | 免税*1 | ||||
2.0GT EyeSight | 2.0L水平対向 4気筒DOHC 直噴ターボ“DIT” | スポーツ リニアトロニック | 3,348,000円 | ○*2 | ||
2.0GT-S EyeSight | 3,564,000円 | ○*2 |
※1 免税:環境対応車普及促進税制(自動車取得税・重量税免税)適合グレード
※2 ○:環境対応車普及促進税制(自動車取得性60%・重量税50%軽減)適合グレード
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