【試乗】スバル 新型 レヴォーグ[プロトタイプ] 試乗レポート/今井優杏(1/3)

【試乗】スバル 新型 レヴォーグ[プロトタイプ] 試乗レポート/今井優杏
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東京モーターショー会場で最も注目を集めた1台「LEVORG」

スバル レヴォーグ(LEVORG) [プロトタイプ]スバル レヴォーグ(LEVORG) [プロトタイプ]

昨年末開催された東京モーターショー2013においては、コンセプトカーやプロトタイプカーを含め、本当に多くのクルマがワールドプレミアされたことであるよ…と回顧してみた。ファミリーカーからスーパースポーツまでゾロっとガン首揃えた、見応え満点のその中にあってしかし、会場内で最も注目を集めた一台はコレだったんじゃないかと今改めて思うのだ。

それがスバル レヴォーグ(LEVORG)

会場では広大なるブースのど真ん中、まさにセンターをガバっと陣取って中空高くぐるぐると回転し、その存在感を強調していたものだ。また、東京モーターショウと言えば富士重工業(株)としては異例の規模のお披露目パーティーを、プレスデー初日に報道陣や関係者に向けて華やかに開催したことも鮮烈だった。

スバル レヴォーグ(LEVORG) 「SUBARU LEVORG STAR NIGHT」[2013年11月20日]スバル レヴォーグ(LEVORG) 「SUBARU LEVORG STAR NIGHT」[2013年11月20日]

だって…こう言っちゃなんだけど、スバルって『パーティー』って言うよりは『ラリー』でしょ。セレブ呼んでお酒飲んで音楽かけて云々、みたいなチャラついたことに全くもって無頓着っていうイメージしかない。クルマ造りだってそうだ。とにかく走りに特化して、自分たちのイイと信じるモノを質実剛健に作り上げ、派手さはないが朴訥なクルマに仕立て上げる、っていう印象。

しかしその『LEVORG BLUE NIGHT』と名付けられたパーティーの会場は、鮮やかにブルー一色に染め上げられ、同じくブルーのノンアルコール・オリジナルカクテルが用意され(どうでもいいけどノンアルコールってところに日本的気遣いを感じた…海外モーターショーの前夜祭では普通にアルコール入りのドリンクがガンガン供されます)、そして極めつけは特設ステージに登場した今若い子に人気のR&B女性シンガーふた組! 熱狂の熱唱にちょっと本気でビックリしちゃったんだった。

どうしちゃったのスバル?!

スバル レヴォーグ(LEVORG) [プロトタイプ]スバル レヴォーグ(LEVORG) [プロトタイプ] 試乗レポート/今井優杏 4

いや、単純に考えてみよう。自社独自として25年ぶりのニューモデルだから、社内を挙げて浮足立ってるんですよ~というわけではなさそうだ(当たり前だ)。それほどにプロモーション費用を投じる価値が、このクルマにはあるということでいいだろう。しかもこれまでの熱狂的なスバルファンだけをターゲットにしているのではない、もっと幅広い顧客を囲い込もうという戦略も見てとれる。なぜならばこの夜、招待客がSNSにポストした記事で、タイムラインはまさにブルー一色に染まったからだ。

そしてその甲斐あってか、なんと発売前にして受注は一万台を突破。1月の年初からスタートした受注期間の長さも多分にその数字に貢献しているとはいえ、しつこいようだが全くの新型車が試乗も行わずに一万台だ。当初関係者から取材した月間販売目標台数が3000台だから、それを大きく越えた数字を出して来ている。

すでにTVCFも公開され、スバルのショールームには展示車両も続々と用意され始めている「レヴォーグ」のプロトタイプに試乗してきたのは、今年のはじめのことだった。

ジャーナリストとの意見交換会という意味合いも強く、発売にかなりの時間を先駆けて行われただけに、一般市販モデルとは若干の差異が出る=ブラッシュアップされていることを期待しつつ、試乗を振り返ってみたいと思う。

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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