日産、新型(3代目)「ティアナ」を発表
日産は、新型「ティアナ」をフルモデルチェンジし、2014年2月5日に発売すると発表した。販売目標台数は520台/月としている。
新型「ティアナ」は、日本やアメリカ、中国などを中心に世界120か国以上、年間60万台以上を販売するグローバル戦略車として開発しされたモデル。初代の『モダンリビング』、2代目の『おもてなし』のコンセプトに加え、今回の3代目では走行性能にも徹底的にこだわり、余裕のある走りと快適性を高次元で両立させた。
目的地までを一直線に目指すということだけではなく、そこにたどり着くまでの時間を同乗者と味わいながら、移動そのものを楽しめる。
気品と共に胸の高鳴りを感じさせるデザイン
新型「ティアナ」のエクステリアは、従来より持っていた上質感に、ダイナミックでワイドスタンスなボディデザインを加えることにより、走りを感じさせる躍動感のあるデザインとしている。また、立体的なフロントフェンダーから後方にシャープに流れる抑揚感あるキャラクターラインと存在感のあるフロントグリルや鋭い眼光を感じさせる形状のヘッドランプを組み合わせ、大胆で洗練された外観をかたちづくっている。
さらに、引き締まったエクステリアデザインにより優れた空力性能も実現した。
また、新型「ティアナ」では、流れ落ちる滝のような力強さと神秘的な色をイメージし、プレミアムセダンらしい存在感と上質感を強調する新色「ウォーターフォールブルー」をはじめとする全6色のボディカラー展開となっている。
気持ちが華やぐ上質で開放的な室内空間
3代目「ティアナ」は、全高の低いスタイリッシュなプロポーションを追求。前席の形状を工夫し、後席ニールームのゆとりを旧型に対し約10mm向上させクラストップレベルの広さを実現した。
2代目のコンセプトの「おもてなし」を継承した室内空間を実現しつつ、無重力状態でのヒトの姿勢を参考に開発した「スパイナルサポート機能付シート」の採用でより快適に、そして後席中央の座面を平坦にし、背もたれを外側に広げた新しいシート形状を採用するなど後席の快適性も向上させている。
更に、サイドガラスを垂直に近い角度にたてることにより、ルーミネスと魅力的なデザインを両立。また、静粛性の向上により、ドライバーだけではなく、乗員全ての快適性が向上。運転席は、十分なシートスライド量の確保に加え、テレスコピックステアリングの新採用、使いやすいシフトレバーの配置などにより、さまざまな体型のユーザーに最適なドライビングポジションを提供する。
また、助手席はふくらはぎを支える範囲を拡大させたオットマンを採用した他、後席ニ―ルームはクラストップレベルの広さを実現し、それぞれのユーザーに合わせた快適性能を追求した。
快適にどこまでも出かけられるドライビング性能
新型「ティアナ」では、走行性能も向上している。新開発リアマルチリンクサスペンションの採用では、応答性と安定性を高次元で両立させ、ドライバーの安心感を向上させた。
さらに、アクティブトレースコントロールの採用によりコーナリング時の操舵性が向上し、ステアリング修正操作の少ないストレスフリーなドライビングを実現。旧型に対し、車両全体で40kgの軽量化を達成した為、加速性能やブレーキ性能の向上とともに、前後重量配分の改善により操縦安定性も向上させている。
搭載する改良型「QR25エンジン」は、エンジンとCVTの強調制御によるスムーズな走り出しと力強い中低速トルクによる気持ち良い加速により、クルーズ感覚を味わうことができる。新型エクストロニックCVTではギア比の拡大により、加速性能と燃費性能の両立を実現する。
ドライビングサポート機能としては、セーフティシールドテクノロジーを採用。アラウンドビューモニターに動く対象物にも反応する「MOD(移動物 検知)」機能を加え、駐車や発進時の際の安心感を高めた。さらに、安全なドライブをサポートする、「BSW(後側方車両検知警報)」機能と「LDW(車線逸脱警報)」も加えた。
また、視認性の高いアドバンスドドライブアシストディスプレイでは、ナビゲーション/オーディオ以外にも、安全装備の作動状況/ECOメーターなど多彩な車両情報を表示し、ドライバーは直観的に車両状況を理解することができる。
※発表展示会は2014年2月8日(土)、9日(日)を予定している。
グレード一覧
駆動 | グレード | エンジン | ミッション | 価格 (消費税込) |
---|---|---|---|---|
2WD | XV | QR25DE | エクストロニック CVT | 3,045,000円 |
XL | 2,753,100円 | |||
XE | 2,429,700円 |
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