トヨタ、タイのエンジン生産会社(STM)でディーゼルエンジン生産能力を増強
トヨタの、タイにおけるエンジン生産会社「サイアム・トヨタ・マニュファクチャリング(STM)は、10月18日、新興国での需要の高まりに対応する為、2015年より、IMV系車両搭載用のディーゼルエンジンの年間生産能力を、約29万基増強することを発表した。
これにより、STMのディーゼルエンジンの年間生産能力は、約32万基から約61万基となる。
今回の能増のための投資額は約400億円、新規雇用は約450名を予定。
STM製のディーゼルエンジンは、引き続きタイ国内で生産する車両に搭載する他、グローバルな供給拠点として、新興国の車両工場に輸出することも検討している。
トヨタは「トヨタグローバルビジョン」において、新興国を重点取組み分野の一つとして位置付けており、車両生産に伴うユニット調達についても、「需要のあるところで生産する」という考え方のもと、現地生産を推進していく考えである。
会 社 名 | サイアム・トヨタ・マニュファクチャリング(Siam Toyota Manufacturing Co., Ltd.) |
所 在 地 | タイ国 チョンブリ県 アマタナコン工業団地内 |
代 表 者 | 村井 茂 |
生産開始 | 1989年 |
従業員数 | 約3,200人(2012年10月時点) |
生産品目 | エンジン |
生産能力 | 90万基/年(ディーゼルエンジン/ガソリンエンジン合計) |
資本構成 | TMC:96%、セメンタイホールディング社:4% |
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