メルセデス・ベンツ、Bクラスを初のフルモデルチェンジ
メルセデス・ベンツ日本は、「Bクラス」を6年ぶりにフルモデルチェンジし、本日4月25日より発売を開始すると発表した。
新型Bクラスは、ダイナミックなエクステリアデザインとクラス最高水準の空力特性、新開発の直噴エンジン、および7速デュアルクラッチトランスミッションの採用、コンパクトクラスでは世界初のレーダー型衝突警告システム「CPA」の搭載などが主な特徴となる。
新型Bクラスに搭載される新開発1.6リッター直列4気筒直噴ターボエンジンは、最新の直噴システムを用いたBlueDIRECTテクノロジーやECOスタートストップ機能(アイドリングストップ機能)を採用し、最高出力90kW(従来比+45Nm)の優れた動力性能を実現しながらも、JC08モードでの燃費は16.0km/Lと従来モデル比で約19%の燃費向上を実現している。
トランスミッションには湿式多板クラッチを用いた新開発の7速デュアルクラッチトランスミッション(7G-DCT)を採用し、シフトチェンジの際に駆動力が途切れることがないため、滑らかで快適なドライビングを実現する。
エクステリアは、大型化されたフロントグリルやダイナミックなサイドのキャラクターラインによって、より一層スポーティな印象が与えられている。さらに、65mm低くなった全高や力強いホイールアーチの膨らみによりワイド&ローなスタイリングが強調された。
新型Bクラスでは、エアロダイナミクスに優れたデザインや細部にわたる空力特性の最適化により、クラス最高水準となるCd値0.26を達成している。(従来モデル0.30)
インテリアでは大きく立体的なトリムをあしらったダッシュボードや随所に用いられた上質な素材によりスタイリッシュな室内空間を演出、同時にSLS AMGの流れをくむ丸型のエアアウトレットやサイドサポートの張り出しを強めたシートによりスポーティさも提供している。
安全面では、コンパクトクラスでは世界初となるレーダー型衝突警告システム「CPA」を標準装備し、障害物や前走車と衝突する危険性がある場合に警告灯と警告音でドライバーに注意喚起。警告後にドライバーのブレーキ操作では十分な制動力が得られない場合には、アダプティブブレーキアシストにより事故回避に必要な制動力を自動的に補う。
さらに、ドライバーの疲労や注意力の低下を検知して注意を促すアテンションアシストや高速でのコーナリング時などにハンドリングに違和感を与えることなく正確に車両姿勢を制御するトルクベクトリングブレーキを標準装備している。
メルセデス・ベンツ 新型Bクラス グレードと価格
B180ブルーエフィシェンシー/1.6リッター直噴ターボ/ステアリング・右/2,990,000円(税込)
B180ブルーエフィシェンシースポーツ/1.6リッター直噴ターボ/ステアリング・右/3,480,000円(税込)
メルセデス・ベンツ 新型Bクラス 主要諸元
エンジン:1.6リッター直4ターボチャージャー付ガソリンエンジン / トランスミッション:7G-DCT(電子制御7速A/T) / 最高出力:90kW(122PS)/5,000rpm / 最大トルク:200N・m(20.4kg・m) / 燃費:16.4km/L(10・15モード)/16.0km/L(JC08モード)/全長 x 全幅 x 全高:4,365 x 1,785 x 1,540mm / ホイールベース:2,700m / 最低地上高:105mm / 車両重量:1,450kg / 最小回転半径:5.2m / 乗車定員:5名
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