スピンドルグリル採用でイメージ一新 ～レクサスRXシリーズがマイナーチェンジ～

大胆な整形で心機一転！

レクサス(LEXUS)は、クロスオーバーSUVの「レクサス RX450h」「RX350」と「RX270」をマイナーチェンジし、4月12日より発売した。

1月に発表された新型セダン「GS」シリーズから始まったレクサスの新しい意匠『スピンドルグリル』を採用するなど、高級ブランドらしい独自性や存在感を強くアピールする新たな内外装デザインに変更され、大きくイメージを変えた点が今回のマイナーチェンジ最大の見どころだ。

またボディ剛性を向上させ、操縦性や走行安定性を高めたほか、各種装備を充実させ快適性を向上。さらに「RX450h／RX350」に、スポーティ仕様の「F SPORT」を新設定した。

次世代LEXUS共通のスピンドルグリル

外観では、力強い個性を放つ『スピンドルグリル』をはじめ、L字型LEDクリアランスランプ・テールランプなどを採用。次世代LEXUSに共通の新デザインを採用することで、欧米の強豪ライバル車にも負けない強い存在感を得た。

 ボディカラーでは新設定の「プラチナムシルバーメタリック」「ガーネットレッドマイカ」「ファイアーアゲートマイカメタリック」「ラピスラズリマイカ」を含む全10色としている。

いっぽう室内では、シートにアクセントステッチを追加。シートカラーにガーネットとサドルタン(共に新設定)の2色を含む全5色を用意するなどしさらに質感を高めるとともに、都会的な雰囲気を高めた。

RXにも「F SPORT」を新設定

ラインナップでは、「RX450h／RX350」にスポーティ仕様の「F SPORT」を設定した点がニュースだ。

大型エアロバンパーや19インチアルミホイール、専用シートおよびパドルシフトなど、「F SPORT」独自の内外装を採用するとともに、専用チューニングを施したサスペンションと、ボディのたわみや微振動を吸収するパフォーマンスダンパーの採用により、スポーティな走りを実現させた。

装備もさらに進化

装備面では、ナビゲーションシステムを一新。社会インフラと協調して安全運転をサポートするDSRC(Dedicated Short Range Communication)やDSSS(Driving Safety Support System)対応とした。また今回のマイナーチェンジで、第2世代のリモートタッチを新たに採用している。リモートタッチはナビゲーションやオーディオをマウス感覚で操作できるもので、2009年1月にデビューした現行のレクサス RXシリーズが初採用だった。さらに「RX450h version L」、「RX350 version L」、「RX270 version L」にそれぞれリヤシートエンターテインメントシステムをオプションで設定した。

レクサス 新型 RXシリーズの価格は、「レクサス RX 270」[FF]430.0万円から、「RX450h version L・Air suspension」[AWD] 659.0万円まで[※価格は全て消費税込み]。

LEXUS 新型 RX450h「F SPORT」主要諸元

全長x全幅x全高：4770x1885x1690mm／ホイールベース：2740mm／車両重量：2130kg／乗車定員：5名／エンジン種類：V型6気筒DOHC「2GR-FXE」型エンジン／排気量：3466cc／エンジン最高出力：249ps(183kW)/6000rpm／エンジン最大トルク：32.3kg-m(317N･m)/rpm／フロントモーター：交流同期電動機「4JM」／フロントモーター最高出力：167ps(123kW)／フロントモーター最大トルク：34.2kg-m(335N･m)／リアモーター：交流同期電動機「2FM」／リアモーター最高出力：68ps(50kW)／リアモーター最大トルク：14.2kg-m(139N･m)／駆動用主電池：ニッケル水素電池／駆動方式：4WD／トランスミッション：電気式無段変速機／メーカー希望小売価格：674.0万円[消費税込み]