新型ヴェゼル、デザイン批判も何のその! 人気の理由はスタイリッシュな外装に質感高い内装を挙げる声【みんなの声を聞いてみた】
- 筆者: 望月 達也(MOTA編集部)
2021年4月に発売を開始し、8月4404台、9月3901台、10月6831台と、直近3ヶ月でも順調に販売台数を伸ばしているホンダ 新型ヴェゼル。コロナ渦による半導体問題も相まって、一部グレードによっては納車まで1年以上もの時間を要する程の人気を博しているが、その理由は何なのか? ここでは、購入検討者やオーナーなどがSNS上で挙げているみんなの声を紹介していく。
実車を確認した層からはお洒落でカッコいいという声
人気を博した先代の初代モデル同様、広い室内空間に、使い勝手の高いシートアレンジ、そしてエクステリアはよりスタイリッシュなデザインに仕上げられたホンダ 新型ヴェゼル。さらに新型ヴェゼルでは、コネクテッド機能やハイブリッドシステムも強化されている。
また価格(消費税込)は227万9200円~329万8900円と、先代からの上昇もわずか。装備の充実ぶりを考えれば、新型ヴェゼルの買い得感はなかなかのものだ。
発表直後こそ「CX-ハリアー」などとデザインが揶揄されていたが、SNS上では、
「実車を見たらすごくカッコいいと感じた」
「当初は散々パクリとかデザインが酷評されていたが、販売店で実車確認したらそんなこともなく普通にお洒落だった」
と、好意的な声が多く見受けられた。
そのほか、
「内外装の質感が高くて気に入っている」
「ボディカラーのプレミアムサンライトホワイト・パールがすごく綺麗」
「大きく見えるけどそれほどでもなく、取り回しのしやすいサイズが魅力」
「多彩なシートアレンジが使い勝手良くて便利」
など、サイズ感の良さや質感の高さ、そしてシートの使い勝手の良さなど、トータルでのパフォーマンスの良さを挙げる声が少なくない数で存在した。前評判こそデザインの部分で賛否が分かれたものの、元々ネガティブに捉えていた層も、販売店で実際にクルマを確認し評価を改めているパターンも少なくないようだ。
やはり人気は「e:HEV Z」や「e:HEV PLaY」に集まっている
また、実際に購入したという層からは、人気グレードの「e:HEV Z」や「e:HEV PLaY」を注文したという声が続々と挙がっている。発売後1ヵ月の時点でホンダが発表した受注台数のグレード別構成比では「e:HEV Z」76%、「e:HEV PLaY」12%、「G」7%、「e:HEV X」5%というものだったので「e:HEV Z」「e:HEV PLaY」の人気は現在も変わらず続いているようだ。
「e:HEV Z」を購入したと言う層からは、
「装備面で文句無し!」
「過不足ない装備が魅力的」
など、装備面で最適といった声が多い。
一方、「e:HEV Z」に比べエクステリアの細部に加飾が加えられているほか、ホンダコネクトディスプレー+ETC2.0車載器やパノラマルーフなどの装備が備わる「e:HEV PLaY」を購入したという層からは、
「納期は長いがインテリアが華やかで楽しそうだから」
「唯一パノラマルーフが設定されているから一択だった」
「明るいインテリアカラーに惹かれた」
といった声が挙がっている。e:HEV PLaYで採用されているグレージュの内装色や、e:HEV PLaYにのみ標準装備される(他グレードではオプション設定もなし)開放感の高いパノラマルーフがやはり人気を集めている理由のようだ。
現在は新規オーダー受付を一時停止しているe:HEV PLaY
一方で「e:HEV PLaY」をやめて他のグレードにしたという声も挙がっている。
「FFしかないのが残念」
「そこまでいらないのに、といった装備もありe:HEV Zをオーダーした」
パノラマルーフは1つのポイントながら、4WD設定が無いことを挙げる声は多い。また、そこまでの装備を求めていないとする声も見受けられた。さらに「e:HEV PLaY」を語る上で避けては通れない
「納期が地獄…」
「1年以上の納期が耐えられなかった」
といった納期について触れる声も非常に多く挙がっている。
「e:HEV PLaY」は発売当初よりホンダの想定以上に人気を集め、生産台数割り当ての少なさから1年以上の納車待ちとも言われていた。
そうした中、現在では2021年10月21日(木)にTwitterアカウント「Honda VEZEL広報担当」から公式に新規オーダー受付を一時停止するといったツイートが投稿されている。再開の目途が立ち次第アナウンスするとしており、「e:HEV PLaY」購入検討者としては1日も早い再開を願うばかりだろう。
スタイリッシュなデザインに質感高い内装が評価されている新型ヴェゼル。「e:HEV PLaY」の新規オーダーなど課題はあるものの、これからもその人気は続きそう。新規オーダー再開など含め、引き続き今後の動向に注目していきたい。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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