レクサス 新型LX、デザインに賛否両論巻き起こる! V8エンジン消滅に嘆きの声も【みんなの声を聞いてみた】

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14年ぶりのフルモデルチェンジとなるレクサスのフラッグシップSUV「LX」の新型モデルが2021年10月13日(現地時間)、アラブ首長国連邦およびサウジアラビア王国において世界初公開された。新型LXはトヨタ 新型ランドクルーザー300の兄弟車で、悪路走破性はそのままに、専用の内外装デザインが与えられている。ここでは、公開早々注目を集める新型LXについてSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。

目次[開く][閉じる]
  1. レクサスのフラッグシップSUVが14年ぶりにフルモデルチェンジ
  2. デザインに賛否両論の新型LX。新型ランクルとの差別化が乏しいとの声も
  3. V8エンジン消滅に嘆きの声も

レクサスのフラッグシップSUVが14年ぶりにフルモデルチェンジ

レクサス LXは1996年に北米で発売されて以降、「信頼性」「耐久性」「悪路走破性」をベースに、乗り心地や静粛性などを磨き上げ、世界中のあらゆる道での運転に耐えうる運動性能と、上質な乗り心地を両立するレクサスのフラッグシップSUVとして、2021年8月末時点で約50ヶ国、累計販売台数は約50万台を記録している。

3代目に当たる先代LX570は2007年にデビュー。そこから14年が経ち、新型モデルの登場を待ち望む声は非常に多かったが、今回いよいよ4代目となる新型LXが発表された。

新型LXはこれまで同様、「信頼性」「耐久性」「悪路走破性」を確保するために、伝統とも言えるボディオンフレーム構造を維持しながら、新GA-Fプラットフォームの採用や約200kgの軽量化、デジタル開発による高剛性ボディの実現などを通じ、クルマの素性を刷新。

迫力満点の新デザインのスピンドルグリルでは、7組のフローティングバーで立体形状をつくり、フレームの無いシームレスな構成とし、デザイン性とツインターボエンジン搭載に伴う高い冷却性能を両立。サイドラジエーターグリルは冷却性能を確保するため開口部を大きくとり、整流効果の高い形状とし、デザインだけでなく機能面にも寄与している。

性能面では、最高出力305kW(415PS)、最大トルク650N・mを発揮するV6 3.5リッターツインターボガソリンエンジンや電子制御ブレーキシステム(ECB)、電動パワーステアリングシステム(EPS)を搭載し、オンロード、オフロードともにレクサスらしいドライビングができるよう走行性能を追求している。

デザインに賛否両論の新型LX。新型ランクルとの差別化が乏しいとの声も

そんなレクサスのフラッグシップSUVである新型LXについて、SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。

新デザインのスピンドルグリルに否定的な声

やはり圧倒的に多く見受けられたのは、新デザインのスピンドルグリルを採用した外観デザインについての声。存在感の高まったスピンドルグリルについては、反響が大きく、

「正直ダサいと思う」

「素直にカッコ悪い」

「スピンドルグリルも限界にきた感じ」

「新型のランクルの方が良いな」

「良く剃れる電気シェーバーみたい」

「コロナ禍だからか、マスクしてるようだ…」

「でかいグリルに小さいライトはアンバランスな気がする」

「装備は凄いのかも知れないが、正面から見た顔が好きになれない」

「先代オーナーだが、エクステリアはマイナーチェンジくらいにしか見えない」

「日本向けにデザインをしているとは思わないがもう少し何とかしてほしい。砂漠のある国では支持されるのかな?」

など、否定的に捉える声は多い。また、その中には、

「新型ランクルに、レクサス顔をはめ込んだだけ」

「カッコ悪いとは思わないけど、もう少しランクル臭を消して欲しかった」

と新型ランドクルーザー300と比較する声もあり、差別化が乏しいとする声が少なくない数で見受けられた。

新デザインのスピンドルグリルに好意的な声

一方で、好意的に捉える声としては、

「先代と違ってスピンドルグリルが自然になじむようになった印象」

「最初は否定的になりがちだが、時間が経つと肯定的になるもの。良い進化をしたと思う」

「グリルに目が行くが、ボンネットとヘッドライトの作りが良くなりラグジュアリーSUVぽさが増した」

「先代よりも落ち着いた感じになり良いと思う」

などが挙がっている。SNS上の声を見ると半数以上は否定的に捉えている印象だが、決して好意的な声が劣勢というわけでもなく、

「先代の方がまだカッコいいと思うがこれから見慣れるのかな」

「これもだんだんカッコよく見えてくるのだろう」

「写真で見るとイマイチなんだけど、実車を見ると意外と良いとなることもあるからまずは実車確認したい」

とする声も挙がっている。この辺りは、日本でも実車が見られるようになってから再度その評価を確認してみたいところ。

V8エンジン消滅に嘆きの声も

デザインに次いでみられたのは、大幅にダウンサイジングされたエンジンに追及する声。

「新型でもV8を期待していたのに…」

「上級モデルがV6は寂しく感じてしまう」

「エンジンは新型ランクルと別にして欲しかった」

「新型ランクルと全く同じエンジンで、これまでのような価格差をつけるのは無理がある」

ここでも新型ランドクルーザー300と比較する声があるほか、先代で搭載されていたV8エンジンの消滅を嘆く声も少なくない。

そのほかには、

「そろそろ本気で盗難防止装置開発して欲しい」

「窃盗団といたちごっこになるのは理解できるが、できるだけ盗難されにくい車を作ってほしい」

などセキュリティについての声も挙がっている。

日本での発売は2022年初頭を予定している新型LX。特にデザインで大きく賛否両論を巻き起こしているが、中には、

「LXは中東、中国、米国などの巨大マーケットに支持されれば問題なく、日本は眼中にないのだろう」

「元の新型ランクル踏まえ、日本市場向けではないことは明白。多くの日本人は心配しなくてもいいこと」

と冷ややかな声も一部で挙がっている。

反響の大きさは期待の裏返しとも言えるが、果たして日本に正式導入された後、新型LXへの評価に変化は起こるのか? 引き続き検証していきたい。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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577万円2,230万円

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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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