日産 フーガハイブリッド 実燃費レビュー【一般道編】(2/2)
- 筆者： 金子 浩久
- カメラマン：オートックワン編集部
「ヒストリックカー」を思わせるエンジン停止の動きが新鮮
走行中にエンジンが停止し、再始動するのを知るのは、タコメーターの針の動きだ。
停止した瞬間に、針もストンッとゼロに落ちる。その動きは、ヒストリックカーや昔のレーシングカーのタコメーターに似ている。
と言っても、あまり一般的ではないので恐縮なのだが、ストンッと落ちた針が、またすぐにエンジンが再始動することによって、動き始めるビジュアル感覚が、よく似ている。
エンジン回転に合わせてフワッと針が落ちてくるのではなくて、エンジンを切った時のようにストンッと落ちる。新鮮な感覚だ。
それでいて、ショックはほとんど感じないからお見事！
最新のトルクコンバーター式のオートマチックトランスミッションが変速する時のショック（つまり、ほとんど感じない）と変わらないと考えて構わない。
首都高速の浮島インターチェンジまでの一般道での燃費が、10.3km／リッターだった。
もう少し優れた値を期待していたが、朝の渋滞と、それが解消した直後のダッシュを繰り返したので、ガソリン消費量が多めだったのだろう。
道路状況と、それに伴う運転によって燃費値が変わってくるのだろう。
日産 フーガハイブリッド 実燃費レビュー
まず、一般道は東京田町のオートックワン本社からスタート。
朝の渋滞を掻い潜りながら国道15号（第一京浜）を横浜方面へと下ります。途中、平和島から立体交差を上へ行き、産業道路へ入ります。 この辺りは、羽田空港も近く、環状8号線とも交差する為、道路は常にノロノロ状態。
その先の大鳥居の交差点をぬけて、多摩川を渡り神奈川県川崎市へと入ります。
新しくできた川崎縦貫道路の殿町下りICで一般道測定は終了。
ここまでの燃費は10.2km／L、走行距離は18.1kmでした。
【一般道編】走行ルート：田町～産業道路～殿町下りIC／実燃費：10.2km／L
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モータリングライター 1961年東京生まれ。 自動車と自動車に関わる人間について執筆活動を行う。主な著書に、『10年10万キロストーリー』（１～４）、『セナと日本人』、『地球自動車旅行』、『ニッポン・ミニ・ストーリー』、『レクサスのジレンマ』、『力説自動車』など。記事一覧を見る
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