ホンダ CR-Z 実燃費レビュー【ワインディング編】(1/2)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:オートックワン編集部
CR-Zのワインディングはまさに「水を得た魚」
波久礼駅の面白い看板を見て、大いに笑わせてもらったあと、今度は彩甲斐道(国道140号)を南西に進んで行く。荒川に沿いながら秩父市へ入り、さらに進むと奥秩父方面へ。
ここからは山間部に入っていくので、勾配はキツくなり、コーナーも増えてくる。案の定、燃費も17.7km/L、14.9km/Lとどんどん悪化していく。
都内を出発する時から気付いていたが、秩父のようなクルマの少ない、静かなところにやって来るとわかるのは、CR-Zのアイドリングストップの賢さだ。
赤信号や一時停止などでクルマが停止するたびに、エンジンが正確に停まるだけではない。クルマが停まりそうで結局は停まらない合流や渋滞などでは、エンジンは賢く判断して回り続ける。
スピードメーターを注視してみると、フットブレーキを踏みながら時速6kmにまでクルマのスピードが落ちたところで、CR-Zのエンジンは停止する。
クルマが停止し、再スタートのためにクラッチを切って、シフトレバーをローギアに入れると、再始動する。一連の動きがスムーズでギクシャクしたところがないのは、よく制御されている。
三峰口を過ぎると、ここが東京都の隣の埼玉県かと思えないほど深山幽谷の世界に入っていく。大袈裟ではなく、切り立った深い谷の間を縫いながら走って上っていく。
そういう道では、CR-Zは水を得た魚のようだ。しっかりした手応えを持つハンドリングと、安定感たっぷりのコーナリングが頼もしく、また、運転の喜びを授けてくれる。
峠道を運転して、こんなに気持ちのいいハイブリッドカーは初めてだ。薄暗い谷の底のようなところから抜け出た瞬間、眼の前が明るく、大きく開けた。
中空に巨大な径を持つループ橋が現れた。こんなに大きなループ橋なんて見たことがない。近付いていくと、なんと、ループ橋の向こうには巨大なダムも建っているではないか。いったい、ここはどこなんだ!
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