日産 エクストレイル 20GT 500km実燃費レビュー【200-300km】(2/2)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:オートックワン編集部
アウトドアで使う事を考えて作り込まれた装備と素材
経験者はよくわかっているだろうが、例えば、仲間とスキーやキャンプに出掛けるような時には、この“大きな直方体”ほどありがたいものはない。
出発する時はまだいいとしても、濡れたり、泥に汚れたりした道具は、来る時と同じようには積みたくなくなることが多いからだ。
エクストレイル・シリーズの商品企画担当者はアウトドアズマンらしく、使う者の身になって作っている。
荷室の床に、水で洗える素材を採用していたり、シートもウエットスーツと同じ素材を用いていて、汚れても雑巾で拭けたりする。とても実用的で好ましい。
「実際にクルマを使いこなすには、こうした装備は助かりますよね」
毎年冬には、家族でスノーボードを滑りにいっているYさんも、エクストレイルGTの使い勝手の良さに感心している。スキーやウインドサーフィンに明け暮れていた20代の僕の前にエクストレイルGTがあったら、買いたくなっていたことだろう。
国道150号に出て、浜岡原発を横目で見ながら、御前崎灯台を目指す。エクストレイル20GTの数少ないウイークポイントのひとつが、トランスミッションだ。
6段MTしか用意されていない。日本市場ではATの設定が望まれるところだが、このMT自体は悪くない。クラッチも軽く、シフトもカチカチッと節度よく決まる。
御前崎からさらに焼津を目指し、北上。途中、焼津小川漁港内の魚河岸食堂でランチに海鮮丼をいただく。メニューの多さに驚いた。
県道416号、国道150号と進み、静岡市駿河区西島交差点付近で300kmに到達した。
100km当たりの燃費は、14.4km/L。少し低下したのは、市街地を走り、ストップ・アンド・ゴーが多かったからだろう。
0-100km:区間燃費13.8km/L 総合燃費13.8km/L(外苑並木通り~首都高~東名 駒門PA)
100-200km:区間燃費16.6km/L 総合燃費15.2km/L(東名 駒門PA~東名 掛川IC)
200-300km:区間燃費14.4km/L 総合燃費14.9km/L(東名 掛川IC~エコパスタジアム~御前崎灯台~焼津小川漁港~静岡市駿河区)
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