日本車なのに左ハンドルのみ!?元祖逆輸入コンパクトスポーツクーペ|三菱 初代エクリプス【MOTA写真館】
- 筆者: MOTA編集部
一般的に、国内メーカーが開発販売する車種を国産車、国外メーカーの車種を輸入車または外車と呼ぶ。しかし、国産車の中には、日本のメーカー製でありながら、国外で開発されいわゆる“逆輸入”という形で販売される車種が稀に存在する。
今回は、そんな逆輸入の国産スポーツクーペ、三菱 初代エクリプスをご紹介しよう。
三菱 ギャランベースのスポーツクーペ エクリプス
三菱 初代エクリプスは、クライスラーと共に立ち上げた米国法人「ダイアモンド・スター・モーターズ(DSM)」で生産され、1989年に登場。三菱 ギャランをベースに、3ドアクーペのスタイルに2+2シーターを備え、コンパクトでありながらスタイリッシュな造形やパッケージングで北米市場で大ヒットモデルとなる。
また、初代エクリプスのドライブトレインは、前輪駆動と四輪駆動を選択することができ、名エンジンとして知られる直列4気筒 2.0L 4G63型を搭載。日本国内向けモデルは、最高出力140馬力のNA仕様と、最高出力200馬力のターボ仕様が用意された。
日本車なのに左ハンドルのみの設定
メインのターゲットが北米市場であったこともあり、日本車でありながら左ハンドルしか設定されていない。日本では左ハンドルの使い勝手の悪さもあって大きなヒットとはならなかった一方、当時、密かな逆輸入車ブームであったこともあり、一部の層からは今でも熱い支持を集めている。
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