竹内浩典選手/今井優杏の「あなたの愛車教えてください!」(1/3)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:今井優杏
SLS AMG GT3でSUPER GTへの復帰を遂げた竹内選手、愛車ももちろんメルセデス!
今回のゲストはスーパーGTに#52 GREENTEC&LEON SLS からメルセデス・ベンツ SLS AMGで参戦される竹内浩典選手!
竹内さんはなんと今年、選手として5年ぶりにスーパーGTに復帰されました。また、竹内選手はSLS AMGのメンテナンスを手掛けるレーシングガレージ・SHIFTの代表でもあり、後進の育成として自らのチームである『TEAM TAKEUCHI』を設立。
さらに、各ドライビングスクールの講師として、そして開発ドライバーとしても幅広く活動されています。
そんな竹内選手の愛車は「メルセデス・ベンツ S350」でした。
国産車も味付けは巧いけど、楽しいトコロが残されているメルセデスが好き
―メルセデス・ベンツ S350を選んだ理由を教えて下さい。
コレの前にEクラスのディーゼルエンジンのCDIに乗っててすごく気に入ってたんだけど、Sクラスがメルセデスのフラッグシップカーなんでね、一度乗ってみようと思ったんだよね。今年メルセデスでレースをするということもあるし移動も多くなるから、クルマも大きい方がいいんじゃないかと思って。ただSクラスの中でも控え目で謙虚に(笑)S350にしました。
―Eクラスからの乗り換えということなんですが、何か感じることはありましたか?
やっぱり全然イイよね!まずステイタス性がすごくある。クラスで言えばEの上がSクラスというブランディングなんだけど、乗り心地で言えば2ランクくらい上がったようなイメージ。だからやっぱりSクラスっていうのはスゴイな、と。
―確かに見た目からしてSクラスには威圧感というか(笑)、迫力がありますよね!
重厚だよね。ハンドリングに関してもすごくいい。まず高速道路の繋ぎ目なんかのギャップに乗ったときのような、アンジュレーションを超えたときのいなし方。フレーム剛性からサスペンションに関して、どんだけ突きあげるか、どれをどういなすか。それは高級車には絶対に必要な条件だと僕は思ってるんだけど、Eにはない味付けが出来ている。そこがぶっちぎりで気に入ってる。
―先程ガレージの前にVクラスもありましたよね?メルセデスの魅力はどこにありますか?
ステイタス性に加えて、もちろんクルマとして良く出来てるし、かと言ってハイテクだけで誤魔化してない基本的なクルマ作りの考え方が好きなんだよね。特に高速安定性、直進安定性は優れてる。
―今メルセデスはかなり電子系に重点を置いて開発されてると思うんですが…
電子デバイスに関して現状、トヨタとか国産メーカーのほうが優れているところもあるでしょう?日本人はああいう味付けは巧いんだけど、そうじゃなくて、クルマはドライバーが運転するもんですよ、っていう基本的な考え方がベンツにはあるんですよ。だけどドライバーがある一線を越えたところで助けてくれるっていう介入の仕方をする。
―確かに、電子系にはお国柄というか、各社の考え方が強く反映されます。
国産車は『ドライバーは乗ってるだけでイイです、あとはクルマがやりますよ』という考え方なんだよね。トヨタで言うVSC、BMWで言うDTS、メルセデスはESP、横滑り防止装置の介入の仕方も全然違ってて、ベンツは『介入しないのかな?』と思うとガガガ、と入る。国産のクルマは滑るか滑らないかの時に介入してくるんだよね。確かに一般ドライバーの安全と言う意味では有効なんだけど、僕らのような運転のプロからすると、楽しいトコロが残されてないような印象を受けてしまう。だから欧州車、中でもメルセデスが好きなんだよね。
―いくら高級サルーンとはいえ、ちゃんとドライバビリティを尊重するような造り方がなされているということなんですね。
それにそういう味付けを残しつつも、目的地まで安全にドライバーを送り届けるというセーフティー面でも安心出来る。周りのクルマもあんまり寄ってこないし(笑)
―威圧感(爆笑)!!さすがSクラス!
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。