【頭文字Dクルマ紹介】「RX-7(FC/FD)」や「S14 シルビア」など! 赤城レッドサンズの愛車達(2/2)
- 筆者: 小鮒 康一
マツダ RX-7(FD3S型)/高橋啓介
赤城レッドサンズのリーダーである高橋涼介の弟の高橋啓介もメンバーのひとり。頭脳明晰、冷静沈着な涼介とは対照的に、ノリと勢いで突っ走るタイプではありますが、その一方で努力家の一面も持ち合わせた人物です。
当初は藤原拓海のライバルのひとりという位置付けでしたが、プロジェクトD編からは、拓海と並んで主人公となっており、ダウンヒルを担当する拓海に対してヒルクライムを担当する啓介と、はっきり役割分担がなされ、拓海同様に啓介が成長していく様も見どころのひとつとなっています。
愛車は兄と同じRX-7ですが、1世代新しい3代目のFD3S型であり、95年連載開始ということもあってか前期モデルとなっていました。連載当初はノーマルプラスアルファ程度のカスタマイズとなっていましたが、物語が進むにつれて(クラッシュの影響もありましたが)エアロパーツが大きく変更されたり、後期型テールランプを装着したりと、その時代に合わせたカスタマイズがなされたのも特徴と言えるでしょう。
日産 シルビア/中村賢太
高橋啓介の愛弟子であるケンタは、赤城レッドサンズ加入前は“タイヤが減らない”という理由で雨の日を好んで攻めていたため、レインバトルには一定の自信を持っているキャラクターです。
愛車は6代目シルビアとなるS14型の前期型で、ノンターボエンジンを搭載するQ’s。S14型は3ナンバー化されたボディが“肥大化した”と新車当時は酷評され、その結果、5ナンバーサイズであった兄弟車の180SXが延命されたとも言われたほど。
とはいえ、今では柔和な印象の前期型もシャープな印象の後期型もそれぞれにファンがいて、決して失敗作というわけでなかったことは言うまでもありません。
そんなケンタの愛車、作中ではマフラーとCPU交換で170PS(ノーマルはカタログ出力で160PS)のビンボーチューンとされていますが、拓海とのバトルでは、上りセクションにおいてファインチューニングがなされたハチロクをリードするほどの実力を見せていました。
しかし、下りではわずか3つのコーナーだけで簡単にブチ抜かれてしまい、実力差を実感することになってしまいます。ただ、啓介から「赤城以外でもその走りができればプロジェクトDのドライバーになれた」と言われているように、ポテンシャルは高いものがあったようで、プロジェクトD編でもサポートカーのドライバーや遠征先の下見要員となるなど、一定の信頼を集めているようです。
[筆者:小鮒 康一]
☆次回予告☆
このコーナーでは、クルマ漫画の金字塔「頭文字D」に登場する走り屋チームの愛車を紹介していきます!
次回6/20(土)は、「妙義ナイトキッズ」の愛車を紹介します。お楽しみに!
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