小河諒選手/今井優杏の「あなたの愛車教えてください!」(2/3)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:今井優杏
レースもロードスターも、今はクルマを操ることが楽しいんです!
―ライトウエイトならではの楽しさってありますよね!
そうですね、とにかく車重が軽くて1トンないのに、搭載されてるエンジンは1,600ccだからすごく軽快です。ショートストロークですぐに回転が上がっちゃうんですけど、これも慣れれば大丈夫です。
敢えて言うなら、一速がちょっとショートすぎるんですよね。もう少し長くしてくれたらラクなんですけど。
―それにしても年季の入ったロードスターですよね!しぶい。
平成4年式です。NA8Cってヤツです。これは1600ccの、ライトもリトラクタブルなのが自慢なんですよ。今時のクルマって、リトラクタブルが禁止されているので、珍しいし気に入ってますね。
―このライトのリトラクタブルモデルはマニアがいるくらいですからね。
とにかくこの見た目はすごく気に入ってますよ!都内に出てくるときは絶対に屋根を開けて走るんです。気合い入れて目立つぞ!って(笑)
―とはいえ、それは所有されている“今”のお気持ちですよね?ぶっちゃけ、ロードスターに対して最初はどんなイメージを持ってましたか?オープンカーって、とても特殊なクルマだと思うんですけど。
乗る前は“調子に乗ってる”みたいなイメージはありましたよ(笑)。でも実際乗ってみると外の音が聞こえて爽快だし、風が気持ちいいし、太陽はあったかいし。
クルマという形なのに『自然いいじゃん!』って感じられるクルマって、オープンカーの他にないんじゃないですか?海へのドライブとか、本当に最高ですよ。
―風の巻き込みとか、風切り音とかは?
スピード上げたらうるさいですけど(笑)。でもそんなのあんまり気にせず、ゆっくり走るのもロードスターの楽しみ方のひとつかな、と思います。ゆっくり音楽かけながら。
―では第一印象よりも、乗ってみた満足度の方が高かった、と。
断然高いですね。最初はアルテッツアとかヴィッツとか、周りのトヨタ系ドライバーの子達が乗ってるみたいなクルマがいいなぁと思ってたんですけど、今はこれで大満足です。まぁ、荷物が積めないっていうのは難点なんですけど、でも一人での移動ならレースウイークも問題ないですし。とにかく僕、今、運転がめちゃくちゃ楽しいんですよ。
―運転が楽しい、とは?レースのことですか?
いや、両方です。
乗るたびに毎回、いろんな発見するようになって来て。シフトのアップ・ダウンも、ブレーキの踏み方も、ハンドルの切り方も、クルマの挙動も、乗るたびに「こうやって走ったらもっといいじゃん」って気づき始めたんです。レースでももちろんそうですが、ロードスターに乗ってる時もレースに生かせる技術は全然練習できるんだな、と。
もちろんスクールや実戦で教わったので、これまでも解ってはいたんですよ!でも頭で考えるんじゃなくて体感したというか、その本当の意味を知ったというか。そうしたらどんどん楽しくなってきて。これか!みたいな。
だから今は毎日クルマに乗っています。本当はバイト(筆者注:小河選手はラジコンショップでバイトされてます)に行くように原付を買ったんですけど、クルマでしか行ってないです。
―それはロードスターじゃなきゃわからなかったことかもしれないですね。レーシングカーライクなライトウエイトにハイパワーエンジンにマニュアルトランスミッション、FR。ラグジュアリーセダンに乗ってたら気付かなかったかも。
はい、そう思います。ロードスターは前後の重量配分が50:50になってると言われてるんです。だからフォーミュラカーにも理論的には近いんです。
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