第26回「メディア対抗ロードスター 4時間耐久レース」開催 ~新型マツダロードスターレース仕様車が初参戦!~
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:オートックワン編集部
ピストン西沢率いるJ-Waveチームが2連覇!
2015年9月5日(土)、茨城県の筑波サーキットで行われた「第26回 メディア対抗ロードスター 4時間耐久レース」は、2014年度開催の第25回に続き、ゼッケン813号車J-WAVEレーシングチームの「ポテンザJ-Waveロードスター」(ドライバー:ピストン西沢/高橋滋/富澤勝/後藤比東至)が優勝2連覇を果たした。
4代目ロードスターの参戦でまた新たな歴史の一歩を刻む
今年で26回目を迎えたメディア対抗ロードスター 4時間耐久レースは、1989年に始まった伝統の競技だ。その名の通り、マツダのオープンスポーツカー「ロードスター」のワンメイクレースで、初代「ユーノス ロードスター」(NA型)レース車両から始まり、2代目(NB型)、3代目(NC型)の歴代各レースカーが使用されてきた。
参戦するのは、雑誌・ウェブ・ラジオ・テレビ番組などの自動車媒体メディアチーム。日頃は取材する側のメディアが、ここでは自らの運転で技を競い合う。
そして今年は、これまで10年に渡り使用されてきたNC型から遂にバトンタッチ。デビュー間もない新型4代目マツダ ロードスター(ND型)レース車両がデビューした。過去の参戦記録や、各チームが蓄積してきたメディア対抗4耐のノウハウもここでリセットされ、ゼロからの新たな戦いの幕開けとなった。
会場では新型「ロードスター NR-A」が初公開 ~さらに「デミオ」の競技ベース車も登場~
メディア対抗ロードスター 4時間耐久レース会場には、市販予定車として新型「ロードスター NR-A」が参考出品されていた。NR-Aはこれまでも歴代のロードスターに設定されてきたモデルで、競技ベース車として支持を集めてきており、待望の登場となった。現時点で発売予定時期などのアナウンスはなかったが、近日の登場が見込まれる。
またさらにコンパクトカー「デミオ」の1.5リッターガソリンモデルをベースとした「デミオ 15MB」も同時に参考出展されていた。ロードスターのパーティーレース同様に、デミオを用いたワンメイクレース等の開催にも期待したい。
「メディア対抗ロードスター 4時間耐久レース」関連情報
◎第26回 メディア対抗ロードスター4時間耐久レース オフィシャルサイト
■メディア対抗 マツダ ロードスター 4時間耐久レース ピットレポート/今井優杏[2014年9月12日]
■第25回 メディア対抗ロードスター4時間耐久レース動画レポート ~オートックワンが痛車でレースに参戦!~[2014年10月6日]
第26回「メディア対抗ロードスター 4時間耐久レース」レース車両仕様
■「メディア対抗レース仕様ロードスター」(4代目 ND型 マツダ ロードスター)
総排気量:1496cc/トランスミッション:6MT/駆動方式:2WD(FR)
※エンジン、ミッション、排気系は純正品で無改造
■主な専用装備:
マツダ製専用ロールバー/ビルシュタイン製車高調整機構付ダンパー/ブリヂストン製タイヤ「POTENZA RE-11」(195/50R16)/エンドレス製専用ブレーキパッド/ブリッド製専用フルバケットシート(助手席レス)/タカタ製フルハーネス
■主に使用する油脂類:
エンジンオイル:Gulf ARROW GT30/ギアオイル:Gulf PRO GUARD Gear Oil 75W-90 GL5 ブレーキフルード:ENDLESS S-FOUR
■主なレース規則
・レース時間は4時間
※16時ローリングスタート→20時チェッカー予定
・ドライバーは4名~5名 ※ドライバー交代時間として1回に1分間以上の停止義務
※過去10年以内に主要レースで入賞経験がある助っ人は1名まで
・1人のドライバーの連続運転時間は50分、合計運転時間は96分まで
※但し、助っ人の連続運転時間および合計運転時間は40分まで
・総ガソリン給油量は70リットルまで
※スタート時の満タン40リットルを含む
・レース中の給油は1回15リットルで、2回(計30リットル)まで
※給油時間として1回に3分間以上の停止義務
※規定回数以上の給油が必要な場合はペナルティが課せられる
・競技車両は完全にワンメイク
※一切の改造が禁止され、アライメント調整も不可
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。