マツダ「ロードスター」の新型と旧型を比較してみた/渡辺陽一郎(1/5)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
人気のオープンスポーツ2シーター、マツダ ロードスターの新型と旧型を比較!
今はトヨタ「86」、スバル「BRZ」、軽自動車のホンダ「S660」と、コンパクトなスポーツカーが増えた。それでも長年にわたって高い支持を得続けている車種として、マツダの『ロードスター』がある。
初代ロードスターの登場は1989年で、2015年に4代目が登場した。コンパクトなサイズ、オープンボディ、後輪駆動のレイアウトは、26年間にわたって変えていない。
旧型(先代型)のエンジンは直列4気筒の2リッターだったが、4代目の新型は1.5リッターになる。北米は2リッターのみ、欧州は1.5/2リッターの2種類だが、日本仕様は1.5リッターしか選べない。日本仕様はボディを軽く抑え、動力性能を使い切る楽しさも重視して1.5リッターになった。
今回のロードスターも、分かりやすい進化度数の基準として採点表を設定し、劇的な変化から、これまで「何となく変わったかも」程度だった違いまで、進化の度合いを徹底的に採点していく。
ボディスタイル&サイズ
新型ロードスターの全長は3915mmで、旧型よりも105mm短い。全幅は逆に15mm広がって1735mmになった。ホイールベース(前輪と後輪の間隔)は2310mmで、旧型よりも20mm短い。
全長は105mm短くなったが、ホイールベースは20mmの違いだ。なので全長からホイールベースを差し引いたオーバーハング(ボディがタイヤから前後に張り出した部分)は、前側で45mm、後ろ側で40mm短くなった。
全高は新型が1235mm。わずか10mmだが低くなる。
ボディ全体の見栄えは、前後のオーバーハングが短くなったことで、新型は引き締まり感を強めた。しかし逆にいえば、旧型の伸びやかさは薄れている。ロードスターには各世代にそれぞれ違う魅力が感じられ、同じことが新旧比較にも当てはまるだろう。
進化度数:2点/10点(もう少しがんばりましょう)
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