メディア対抗 マツダ ロードスター 4時間耐久レース ピットレポート/今井優杏(3/4)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:茂呂幸正
『メディア対抗4時間耐久ロードスターレース』は頭脳レース
レーススタートは午後16時。トワイライトからナイト走行へとテクニックが要求される難しいコンディションだ。
しかもただ速ければいいというわけでなく、給油量が指定されているのも特徴。監督は周回数やラップタイミングを計りつつ、すべての指示を的確に出さねばならない。
そう、『メディア対抗4時間耐久ロードスターレース』は頭脳レースでもあるのだ。
しかし今回、監督デビューを果たすY編集長に、強力な助っ人が現れた。それがエンジニアの浜島氏と、経験豊富な泉氏だ。
結果から先に書けば、オートックワンが久々の参戦ながら見事に完走を遂げることが出来たのは、彼らとそして、今回サポートをしてくれた有能なピットクルー全員の献身的なサポートあってこそ。モータースポーツはチーム戦なのだ。
予選22位から・・・最後は1位までポジションアップ!?
予選とファーストドライバーはピストンヘッズ編集長 ダン氏が担当。普段英国で暮らすダン氏、今回筑波サーキットを生まれて初めて走行する。(世界的にも知られるあのレースゲーム)『グランツーリスモで練習してきたよ!』と笑う彼だが、やはり初めてのサーキットに手こずったのか、トラブルも重なり、予選は出走23台中22位という不本意な結果を残していた。
しかし! レース開始と同時に、ダン選手は恐ろしいポテンシャルを発揮する! なんと次々に先行車をごぼう抜き、一時1位(!)までポジションを上げたのだ。
コース幅の狭い筑波サーキットでこれだけのオーバーテイクは見事。しかも燃費チャートを見ても、安定した消費量をキープしている。素晴らしい走行だ。
燃費も稼ぎ、ペースも維持し、でも順位も上げたい!
40周で八木選手にチェンジ。一時ミスによるコースオフがあり、順位を落としつつもレースに喰らいつき、63周でピーター選手に無事バトンを渡した。
ニュル24時間レース出走経験もあるピーター選手だが、ここにきてシビアになってくるのは燃費問題だ。アクセルを踏みたいのに踏めない、先行車を抜きたいのに抜けない、というジレンマと戦いながら、忠実に周回を重ねる。燃料を使いすぎれば、チェッカーフラッグを待たずにガス欠で終了、という悲劇も考えられる。
ガマンの走行から103周で大谷選手にドライバーチェンジ。このあたりからライトオンのナイト走行に移行していく。
[気になるレース結果は・・・次ページへ続く!]
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。