マツダ 新型デミオ 新型車速報 ~セグメントの常識を越えた質感に、新開発エンジン「SKYACTIV-D 1.5」を搭載~
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部 レポート:オートックワン編集部
マツダは、9月11日(木)からマツダ販売店の店頭にて新型デミオの予約受注を開始し、9月26日(金)から順次納車を開始する。国内月間目標販売台数は5千台の年間6万台とし、グローバルではの年間20万台の販売を目指す。
マツダ デミオは、1996年の初代発表以来モデルチェンジのたびにコンパクトカーの新しいあり方を提案してきたモデル。初代では機能的で広々とした室内空間を、2代目ではBセグメントとは思えない走行性能を特徴とし、先代の3代目では2011年のマイチェン後、当時ガソリンエンジンモデルながらHVモデル並の低燃費を実現。18年間での世界累計販売台数は、240万台に上る、マツダの誇る基幹車種の1つだ。
そして今回、予約受注が開始された4代目 新型デミオでは、「CX-5」以降の新世代モデルに採用してきた新しいマツダの技術とデザインの考え方の全てを、コンパクトなボディに詰め込んでいる。
マツダでは、新世代モデル第4弾となる新型デミオにおいて新たに、以下の3つの革新に挑戦している。
Bセグメント・コンパクトカーの既成概念の打破
「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」の装備や、質感の高いインテリア、コンパクトボディに凝縮した魂動デザイン、人馬一体の運動性能などにより、走り、機能性などあらゆる領域でセグメントの常識を越えた上質さを提供。
クリーンディーゼルエンジンの更なる訴求
全ての人々に、走る喜びと優れた環境・安全性能を届けるべく、コンパクトカーに搭載可能な小型ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」を開発。国内最量販車種であるデミオに採用。
新型デミオでのグローバル生産体制の進化
新型デミオ(MAZDA2)をいち早く世界展開するため、7月に生産開始した防府工場に続き、タイ、メキシコなどの海外工場でも生産開始を行う予定(タイ工場は近日中、メキシコ工場は年内中に稼動予定)。タイ工場製は、オセアニア、アセアン諸国に出荷。メキシコ工場製は、中南米、北米、欧州に出荷。
マツダでは、新型デミオでのディーゼルエンジンの販売割合は5割を見込んでいる。昨年の国内ディーゼル乗用車販売実績の6割がマツダ車だったことから、ディーゼルエンジン市場の先駆者としての責任を果たすべく、より一層の訴求を促す構えだ。
新開発「SKYACTIV-D 1.5」は戦略的パワートレーン
搭載される新型エンジンは、「CX-5」などに搭載している「SKYACTIV-D 2.2」と同じ低圧縮比コンセプトにより、高価なNOX後処理装置なしで高い環境性能を実現しながら、2.5リッターガソリンエンジン並みのトルクフルな走りと、高回転までリニアに加速する優れた運動性能を発揮する。
なお同社では、この「SKYACTIV-D 1.5」を、国内のデミオ搭載を始めとして、Bセグメント、Cセグメントモデル等の複数車種にも搭載し、ディーゼル車が普及している欧州市場への導入といったグローバルな展開を行う上での、戦略的パワートレーンとして捉えている。
11日(木)に行われた発表会で、マツダ株式会社 小飼代表取締役社長は「私達マツダは、お客様との様々な接点においてお客様の人生をより豊かにする、ずっと寄り添い走る喜びと笑顔をお届けする。そのようなお客様との間に特別な絆を持ちお客様に選ばれ続けるオンリーワンのブランドになることを目指していきます。国内最量販車種である新型デミオは、そのために重要な役割を持ったクルマです。皆様方には是非ともあらゆる領域でセグメントの常識を越えたこのクルマにご試乗をいただき、その魅力をお確かめいただければ幸いです」と、コメントした。
そして最後に、先日発生した広島の土砂災害についても触れ、「災害発生以降広島は、全国の皆様から様々なご支援を賜り、弊社及び弊社社員もご心配や励ましのお言葉を頂戴しております。この場をお借りいたしまして心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。今後は、復旧に向けて弊社も出来る限りのサポートをしてまいる所存でございます」と述べた。
[レポート:オートックワン編集部]
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。