新型「CX-8」「CX-5」「CX-3」を雪上で試乗|マツダが狙う動的質感向上の決め手は“躍度(やくど)”にあり!?(2/3)
- 筆者: 山田 弘樹
- カメラマン:茂呂 幸正
雪上路面で改めて実感した新型CX-8の快適な乗り味
そんな神経をすり減らす走りをしたあとに一般路で試乗した新型CX-8の乗り味は、それまでのストレスが吹き飛ぶほどに快適だった。
すでに公道試乗会でも高い評価を得ているCX-8だが、雪上路になってもその印象は変わらない。
まず車両を発進させると、瞬間的に車体の動きが、スッとカラダにスッとなじむのが素晴らしい。CX-9に用いる上級プラットフォームをベースに、CX-5比で11%向上したねじり剛性や、23%高めたリアサスの支持剛性が全体的なシッカリ感を底支えし、伸縮軸を適正化したサスペンションが突っ張ることなく伸縮する。そして、ステアリングを少し切っただけで接地感がスムーズに立ち上がる。ここにはCX-9より40%も高めたステアリングブッシュ硬度と、電動パワーステアリングの連携が効いているのだろう。19インチの大径なスタッドレスタイヤを履きながらも、路面からのゴツゴツとしたノイズは遮断され、アスファルト路面ではその乗り心地に滑らかさまで感じた。これは1.9tの車重がほどよく作用し、バネ下重量が軽くなるため。高級車にはある程度の自重が必要なのだということも、改めて確認できた。
ほぼ全面的に手が入った2.2リッター“SKYACTIV-D”ディーゼルエンジンの気持ち良い走りっぷり
全面改良といってよいほど手が入れられた2.2 SKYACTIVE-Dも、450Nmのトルクを見事に管理しきっていた。アクセルの踏み始めからトルクの“ツキ”がリニアなため、ブーストが掛かり過ぎてつんのめるような動きが出ないのは、マツダが言うところの「躍度」の良さだろう(笑)。今回は高速巡航加速などを試す機会はなかったが、ビックタービン側に高額な可変ジオメトリー機構を採用し、実質3ステージターボとなった制御のシームレスさは、中速域までの加速でも十分に感じることができた。
肝心なi-ACTIV AWDの性能を試験場で試さなかったのは意外だが、それだけ今回は「躍度」にカリキュラムを集中させたかったのだろう。一般道の巡航速度で走る限りは4WDのキャラクターを意識することはなく、しかし常に微妙なトルクが後輪に掛かっているために極めて自然に、そして安心した気持ちで走ることができた。
>>で“躍度”とはいったいなんだ!? その答えとは・・・[次ページ]
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