マツダ アテンザ 新型車解説
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完成度の高いクルマがさらに進化
マツダ アテンザがマイナーチェンジした。2002年5月に発売されて以来、国内外から105もの賞を得たアテンザ。この完成度の高いクルマが今回、外装や性能、グレードなど、すべての面に見直しが図られている。
エクステリアは、グリルやバンパーをはじめ、よりスポーティな味付けがされている。ヘッドランプはシルバーのリングで縁取りを、またリアライトにはレンズがつくなど、ユニークなデザインとなっている。ボディカラーも青系/濃灰色/エンジ系の3色を追加した全11色となっている。
インテリアは、シルバータイプのみであったセンターパネルにカラーを追加。23EXには上質なブラックウッド調、23S/23Zにはスポーティなブラッシュライン、20F/20C/20Eにはベーシックなダークグレーとし、その両サイドにはメタルラインを配して質感をあげている。23S/23Zにはセミバケットタイプのフロントシートが採用されている。
また、前回は4速AT、5速MTの設定だったが、今回は、バルブボディをクラッチ機構の直近に配置してシフトチェンジ時のタイムラグを抑制した電子制御5速ATと、各ギア設定をクロス化しギア比を最適化することにより中低速域での加速性能を向上させた6速MTを、それぞれ設定した。また、18インチタイヤを装着する23Zには、大径ブレーキ(フロント320mm、リア314mm)を採用し、高い性動力を確保している。
標準装備としては23EX、23Z、20Eにメモリー機構付の8wayパワーシート。そして23EXには標準だが、23Z/23Sにはメーカーオプションとなるアドバンストキー。また、グレードによりメーカーオプションとなるが、レインセンサーワイパー、オートライト、ミュージックHDDなどが新装備される。
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