マツダが「アクセラ」に続き、フラグシップモデル『アテンザ』を大幅改良!その実態は!?(1/3)
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- 筆者: 渡辺 陽一郎
アクセラに続き、アテンザにもGベクタリングコントロールを追加
3代目となる現行アテンザが発売されたのは、CX-5の登場から9ヶ月ほど後の2012年11月であった。つまり発売から約4年を経過した改良になる。だから改良点も多岐にわたる。
その内容はアクセラに似ており、これも各種のメカニズムをほぼ同時に開発していろいろな車種に採用したメリットだ。基本的に同じ機能を使うから、進化させれば複数の車種に時間を置かず水平展開できる。
ちなみに現行アクセラの発売は2013年10月だから、アテンザが1年ほど先行していたが、改良のタイミングは入れ替わった。アテンザは2014年11月にも、安全装備からインパネの形状まで変える規模の大きな改良を受けていたからだ。
今回の改良で最も話題になりそうなのがGベクタリングコントロールだろう。機能はアクセラと同じで、ハンドル操作に応じて駆動力を緻密に制御して、車両の挙動を滑らかにする。