レクサス RX270 試乗レポート/岡本幸一郎(1/2)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
「RX270」の登場でRXの敷居がやや低くなった
2009年1月に発売されたレクサスRXは、当初こそ月販目標を上回る受注をマークしたものの、その後の売れ行きがあまり芳しくない。
一方、本来はRXのデビューとともに販売終了となるはずだったハリアーは、今や2.4リッター車のみを残すのみという、肩の力の抜けた販売体制ながらも、コンスタントに月販1,000台近くを販売し予想外の好調を維持している。おかげで、いつやめてもおかしくなかったはずのハリアーの販売は、当面継続される模様だ。
では、ハリアーがあったからRXは売れなくなったのか?
そんなことは全然ないと思うところだが、原因はレクサスの販売拠点の少なさにもあるし、何よりも価格が高いから売れないというのは容易に想像がつく。
さらには、全長4,770mm、全幅1,885mmという、日本で乗るにはもてあましそうなボディサイズも、このクルマを多くの人にとって、とっつきにくいものとしているのも否めないだろう。
そこで、価格引き下げを図ろうということで、これまでRX350(460万円~565万円)とRX450h(545万円~650万円)しかなかったところに「RX270」が追加設定された。
415万円~473万円という車両価格は決して安くはないが、これまでがもっと高かっただけに、一見するとRXとしては値ごろ感が出たように映る。
最高出力138kW(188ps)/5,800rpm、最大トルク252Nm(25.7kgm)/4,200rpmを発生する、2.7リッター直列4気筒エンジンの1AR-FE型というのは、ハイランダー等の北米で販売される中堅SUVに搭載されているが、国内では初の搭載例となる。
また、RXで唯一のレギュラーガソリン仕様となったことも特徴だ。10・15モード燃費は「10.4km/L」で、エコカー減税で50%減税の対象となるところも特筆できる。トランスミッションは6速AT、駆動方式はFFのみの設定だ。
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