レクサス RC F 試乗【前編】|大幅に進化した“サーキットマシン”を富士スピードウェイで試す!(3/3)
- 筆者: 山田 弘樹
- カメラマン:和田 清志
感じられたのは、トラクション性能の高さ
今回は周回数が圧倒的に少なかったこともあり、セクター3以降は敢えてアクセルを大きく踏み込む走りも試した。ここで感じられたのは、トラクション性能の高さだ。
ちなみに今回ディファレンシャルは最終減速比を2.937から3.133へと大幅にローギヤード化された。これによって0-60マイル加速は4.4秒から4秒へと短縮されたのだという。
ただTVCの制御はやや自由度が低く、タイヤが滑り出してからこれを緩やかに収束させるのが苦手に思えた。滑り出してからのトラクション確保は素早い。しかし可動領域が狭いため、アクセルでコントロールが難しいのだ。
RC F最大の得意分野は“ロングコーナー”
簡単に言えば、これだけパワー&トルクがあるのに、思いきりアクセルを踏み込まなければドリフトが維持できない。パーシャルスロットルではすぐにトラクションが回復してしまうため、オーバー・アンダーの挙動になってしまう。
見方を変えればこれはアマチュアドライバーが481PS/535Nmのパワーを安心して使うには安定したセットだとも言える。またTVCに熱ダレやレスポンス落ちを感じなかったのも進化したポイントだと言えるだろう。
そして100Rのようなロングコーナーこそが、RC F最大の得意分野だと思えた。
下りではフロントの舵がしっかりと効く。ボトムで向きを変える際に若干時間は掛かるけれど、その後は4輪をジワジワさせながらも安心してパワーを掛けて行くことができる。
そこにはフロント同様に見直されたリアサブフレームブッシュ硬度がキャンバー変化を抑えていることや、長いホイールベース、そして細かく煮詰められた空力安定性が機能しているはずだ。特にタイヤハウスの空気を排出し、リフトを低減するバンパートゥフェンダーのダクトは本格的である。
ハンドリング性能の大幅な進化を実感! 次回は公道試乗編をお届け
このようにして実に様々な改良が施されたRC Fは、初期モデルに対して大きくそのハンドリング性能を向上させた。
しかしさらに走りへとこだわった「パフォーマンスパッケージ」は、サーキットにおける自由度を高めたモデルだった。
その詳細は、後編で詳しく述べることにしたい。
[筆者:山田 弘樹/撮影:和田 清志]
| レクサス RC F カーボンエクステリアパッケージ 主要スペック | |
|---|---|
| 車種名 | レクサス RC F |
グレード | カーボンエクステリアパッケージ |
価格[消費税込] | 10,996,364円 |
全長×全幅×全高 | 4,710mm×1,845mm×1,390mm |
ホイールベース | 2,730mm |
駆動方式 | 後輪駆動(FR) |
車両重量 | 1,760kg |
乗車定員 | 4名 |
エンジン種類 | V型8気筒 |
総排気量 | 4,968cc |
エンジン最高出力 | 345kW(481PS)/7,100rpm |
エンジン最大トルク | 535Nm(54.6kg・m)/4,800rpm |
トランスミッション | 8速AT |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
燃料消費率[WLTCモード燃費] | 8.5km/L |
燃料消費率[WLTC:市街地/郊外/高速道路モード] | 5.3km/L/9.0km/L/11.0km/L |
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