レンジローバー 2014年モデル「3.0 V6 スーパーチャージド VOGUE」試乗レポート/岡本幸一郎(3/3)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:茂呂幸正
そんなレンジローバーの2014年モデルには、さらなる運転中の快適性と安心感を向上させるためのいくつかの機能がオプションで用意される。
ひとつめは「ウェイド・センシング」機能だ。
これは小川冠水した道路など水深のある場所を走行する際に水深情報を提供し、水深が深すぎる場合にはドライバーに警告を発する機能で、タッチスクリーン上にリアルタイムで車両の渡河水深限界と車両に対する水深が表示される。今回は試していないが、これにより渡河が可能か否かが一目瞭然でわかるということだ。
ふたつめが「パークアシスト」機能。縦列駐車をする際に、駐車可能スペースを検知し、自動的にステアリング操作を行ない、スムーズに目標位置に駐車することをサポートする機能で、ドライバーは基本的にアクセルとブレーキを操作するだけでよい。
さらに、駐車スペースから後退して車両を出す際などに、衝突の可能性を察知するとドライバーに警告を発する「リバース・トラフィック・ディテクション」も新たに用意された。
RANGE ROVER 3.0 V6 SUPERCHARGED VOGUE[2014 MODEL] 主要諸元
全長x全幅x全高:5005x1985x1865mm/ホイールベース:2920mm/最低地上高:220mm/車両重量:2340kg/駆動方式:フルタイム4WD/乗車定員:5名/搭載エンジンタイプ:V6 DOHC スーパーチャージド ガソリンエンジン/総排気量:2994cc/最高出力:340ps(250kW)/6500rpm/最大トルク:45.9kg-m(450N・m/3500rpm)/トランスミッション:副変速機付8速オートマチックトランスミッション[コマンドシフト付]/タイヤサイズ:255/55R20(前後)/燃料消費率:8.5km/L[JC08モード]/車両本体価格:1230.0万円[消費税込み]
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