ランチア デルタ 海外試乗レポート(3/4)
- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:フィアット・グループ・オートモービルズ・ジャパン
これぞイタリアン・ハイソの走り
エンジンは1.8Lディーゼルターボを搭載。パワーは200psを発生する。組み合わされているミッションは6速マニュアル。クラッチペダルはやや重めだが、シフトフィールはカチッとしている。
目の前のエンジン回転計は4,500回転からレッドゾーン、スピードメーターは250km/hまで刻まれている。
ホールドが良いシートに座り、エンジンを始動。最新のディーゼルは本当にガラガラ音や振動が少ない。2,000回転からのトルクの盛り上がりを体に感じながら4,000回転まで引っぱり、トリノ近郊のワインディングとアウトストラーダを走る。
1速35、2速70、3速105、4速145、5速で185km/hに達した。最高速は220km/h。十分にスポーティな5ドア車だ。
サスペンションと225/45R17タイヤとのマッチングもよく、乗り心地はフラット。もちろん各部からの音も抑えられている。ハンドリングはFF車らしく直進性重視。ノーマル/シティモード付のパワーステアリングは、走行状況によって、使い分けると便利だ。
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