ランボルギーニ アヴェンタドール 試乗レポート/清水草一(3/4)

  • 筆者: 清水 草一
  • カメラマン:オートックワン編集部
ランボルギーニ アヴェンタドール 試乗レポート/清水草一
ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4 フロントイメージ ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4 フロントイメージ ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4 リアフェンダーからサイドを撮影 ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4 リアビュー1 ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4 リアビュー2 ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4 フロントイメージ ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4 フロントイメージ(ドア開) ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4 リアイメージ ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4 フロントイメージ ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4 リアイメージ ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4 サイドイメージ 画像ギャラリーはこちら

スポーツモードでアクセル全開!

ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4 袖ヶ浦フォレストレースウェイを走行ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4 袖ヶ浦フォレストレースウェイを走行

いや、快適快適とも言ってられない。なにしろペースカーのガヤルドのペースが驚くほど速い。コンフォートモード+オートモードでは引き離されてしまう。

ジャポネの意地として、なんとしても食らいついたるぜ!と、スポーツモード+マニュアルモードに切り替えた。スポーツモードにすると、ギアの変速速度やサスペンションがすべてスポーティになる。

よし、準備完了。アクセル全開でガヤルドを追いかけるぜ。

ランボルギーニによると、アヴェンタドールの操縦性は、コンフォートモードでは微弱アンダーステア、スポーツモードでは弱オーバーステア、コルサモードでニュートラルステアになるという。そんなことまでやってんのか・・・。

なんせアヴェンタドールはフルタイム4WD。前後駆動力を自在に変化させるなどして、どんなセッティングもできてしまう。つまり「クルマに乗せられてる」ということでもあるが、これらすべてのモードを熟知し、使いこなすことができれば、それこそが真の男。「男が立つ!」のである。

現代の先端テクノロジー、恐るべし!

アヴェンタドールでサーキットを爆走!先を走っているのはペースカーのガヤルド。

気合でガヤルドを追いかけると、ガヤルドはさらにペースを上げ、ほとんどレーシングスピードでのコーナリングを始めやがった。さすがイタリア人。

しかしコーナーでのアヴェンタドールは、安心感のカタマリだ。通常、こんな超大馬力のスーパーカーを運転する場合は、コーナリング中のアクセル操作は極限の繊細さを求められるのだが、アヴェンタドールは「ま、クルマがなんとかしてくれるっしょ」という気配がビンビンする。

実際に「アンダーステアが出るな」と思った瞬間、クルマが勝手にふにゃっと内側を向くような挙動を見せる。コンピュータが四輪のブレーキを個別に作動させるなどして、コースアウトやスピンなどを防止してくれるのだ。

私の後に試乗した編集部Y氏は、「ヘアピンにオーバースピードで突っ込んじゃって、スピンする!と思いましたけど、クルマが勝手に立て直してくれましたフエ~」と語っていた。うむう、現代の先端テクノロジー恐るべし。ヘタッピが乗っても大丈夫なのだ。

コーナリング時の唯一の不安、それはフロントピラーの位置と太さの関係で、左コーナーで前が見えなくなること(笑)。ま、こんなことはスーパーカーでは大した問題ではない。ちょっと頭をずらして、ピラーが視界を遮らないようにすればいいだけのことである。

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清水 草一
筆者清水 草一

1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。代表作『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高はなぜ渋滞するのか!?』などの著作で交通ジャーナリストとしても活動中。雑誌連載多数。日本文芸家協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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