【2024年】カーセキュリティの人気おすすめランキング10選！ 種類や特徴、選び方を初心者にもわかりやすく解説

カーセキュリティとは？

カーセキュリティとは、車両の盗難や車上荒らしによる被害を防ぐアイテムです。

エンジンが動かせなくなったり、犯人を威嚇したり、危機を察知して通知したりするものなどさまざまな種類があります。

警視庁の「犯罪統計資料令和4年1～12月分【確定値】」によると、2022年の自動車盗の件数は5,734件、車上ねらいの件数は23,289件となっています。

このうち、「しっかりと施錠をしていたのに狙われた」という人も少なくありません。いまや愛車を守るためには、カーセキュリティによる車のセキュリティ強化が不可欠です。

カーセキュリティの種類と特徴

車を守る「カーセキュリティ」には、大きく5つの種類があります。

多くの選択肢がある一方で、「違いがわからない」という方もいるのではないでしょうか。ここでは、カーセキュリティの5つの種類の特徴を順番にみていきます。

始動停止タイプ

始動停止タイプは、車とキーのIDが一致しないとエンジンが動かないシステムのカーセキュリティです。

このシステムは「イモビライザー」と呼ばれており、標準装備された車も増えています。

IDは暗号化を用いて作成されているため、解読はほぼ不可能です。万が一鍵を紛失して複製されても、ドライバー本人でないとエンジンを始動できないので、車両の盗難予防に大きな効果を発揮します。

一方、あくまでもエンジンの始動を防ぐための機能のため、車上荒らしを予防する効果はありません。

万全なセキュリティをキープしたいときは、ほかのカーセキュリティを併用するのがおすすめです。

威嚇タイプ

威嚇タイプは、セキュリティ対策をおこなっているように見せて威嚇するタイプのカーセキュリティです。

具体的には、ライトが点滅していたり、ステッカーを貼ったりするカーセキュリティを指します。

カーセキュリティのなかではもっとも安価ですが、プロの犯行者には見破られてしまう可能性があり完璧ではありません。

手っ取り早くセキュリティ対策をおこないたい方や、イタズラ防止効果を期待している方におすすめです。

固定器具タイプ

固定器具タイプは、ハンドルやペダル、タイヤなどを物理的にロックするカーセキュリティです。

「セキュリティ対策がおこなわれている車」とすぐにわかるので、車上荒らしやイタズラ対策に効果的です。

比較的安価で取り入れやすいメリットがありますが、都度取り外しをしなければならないため面倒に感じるかもしれません。

また、プロの犯罪集団の前では時間稼ぎ程度にしかならない場合がある点も留意しておきましょう。

警報タイプ

警報タイプは、車両の異常を感知した際に、大きな音や光の点滅によって周囲に警報を鳴らすカーセキュリティです。異常があったときはすぐに知らせが届くため、高い防犯効果が期待できます。

一方で、製品によっては軽い振動で誤作動を起こしてしまうものもあります。大きな音で周囲に迷惑をかけてしまうリスクがあるので、製品選びは慎重におこなうことが大切です。

通知・追跡タイプ

通知・追跡タイプは、車に不審者が侵入したり車が盗まれそうになったりしたときに、登録しておいた機器に通知が届くカーセキュリティです。GPSがついており、盗まれた車を追跡できるものもあります。

しかし、車の位置がわかったところで、自分だけで迅速な対応をおこなう、もしくは車を取り戻すことはできません。万が一に備え、盗難後はどのように対処するかを考えておくとよいでしょう。

カーセキュリティの選び方

カーセキュリティの特徴がわかったところで、実際にどのようにして選べばよいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

ここでは、カーセキュリティを選ぶときのポイントを紹介します。

設置する目的で選ぶ

カーセキュリティを選ぶときは、どのようなシチュエーションで、何を目的に設置したいのかを具体的に考えてみましょう。

遠くの駐車場に停めている車の盗難を防止したい

自宅に駐車場があり「いつでも目が届く」状態の家は、そんなに多くありません。

特にマンションに住んでいる方は、目の前に車があるケースは稀でしょう。自宅から遠い駐車場に車が停めてある場合、大きな音が鳴ったとしても迅速な対応ができません。

そんなときは、時間稼ぎができる「固定器具タイプ」と「通知・追跡タイプ」を組み合わせるのがおすすめ。「始動停止タイプ」をさらに組み合わせると、より強固なセキュリティ対策ができます。

車上荒らしを防止したい

手っ取り早く車上荒らしを防止したいときは、「威嚇タイプ」のカーセキュリティがおすすめ。安価で取り付けも簡単なものが多いので、手軽に取り入れられます。

また、大きな音が鳴る「警報タイプ」や、セキュリティ対策が一目でわかる「固定器具タイプ」も威嚇効果が期待できます。

車上荒らしと車の盗難どちらも防止したい

車上荒らしと車の盗難、どちらもしっかり防止したい方は、複数のカーセキュリティを組み合わせましょう。

たとえば、「指導停止タイプ」と「通知・追跡タイプ」で盗難を防止し、「固定器具タイプ」でセキュリティ対策は万全だとアピールするのが効果的です。

「威嚇タイプ」を取り入れるのもおすすめ。犯行を計画して下見をしている犯人に対して、威嚇タイプでカーセキュリティを導入していることをアピールできれば、車上荒らしに合う確率を下げられます。

自分で設置できるものか確認

自分で設置できる製品かどうかも確認しましょう。カーセキュリティによっては、配線に関する知識が必要だったり、技術が要求されたりするため、取り付けを業者に依頼する必要があります。

業者に依頼するとなれば、取り付け費用も発生します。手軽に取り入れたいのであれば、取り付けが簡単なものを選びましょう。

カーセキュリティの人気おすすめランキング10選

ここまで、カーセキュリティの選び方についてお伝えしてきました。ここからは、具体的な人気おすすめモデルをご紹介します。

ラインナップは以下の10点です。

■1：クリフォード セキュリティーシステム 3105X

■2：Tevlaphee ハンドルロック 5桁ダイヤル式 車 盗難防止

■3：カーメイト 車用 カーセキュリティ ナイトシグナル フラットロング S ブルー 5LED Q87

■4：Safety Mania セキュリティ ステッカー GPS WARNING

■5：加藤電機 HORNET カーセキュリティ 純正キーレス連動モデル 310V

■6：カーメイト カーセキュリティー OBDII通信 ブラック SQ900

■7：LESTA ハンドルロック ステアリングロック 盗難防止 車 リレーアタック対策

■8：加藤電機 ホーネット カーセキュリティ タイヤロック LT-50R

■9：Pro-NEXT 超小型GPS発信機 mimamo-re

■10：ユピテル Aguilas カーセキュリティ VE-S37RS

始動停止タイプ

1：クリフォード セキュリティーシステム 3105X

クリフォード セキュリティーシステム 3105Xは、アメリカの有名カーセキュリティブランド「クリフォード」のカーセキュリティです。イモビライザー搭載で、不正にエンジンがかかるのを防ぎます。

また、付属のリモコンでドアやトランクの開入力ができるのもポイント。セカンドキーのように使えて便利です。

世界でも認められている高品質なカーセキュリティで愛車をしっかり守りたい方におすすめの製品です。

固定器具タイプ

2：Tevlaphee ハンドルロック 5桁ダイヤル式 車 盗難防止

Tevlaphee ハンドルロック 5桁ダイヤル式 車 盗難防止は、ハンドルロック式のカーセキュリティです。

ダイヤル式ロックを採用しており、カギを保管しておく必要がありません。コンパクトサイズで社内に置いておいてもじゃまにならないのもうれしいポイントです。

また、硬化鉄鋼を使用しており、強度についても申し分ありません。パイプカッターなどの切断にも負けず、盗難防止能力を発揮します。

手軽に取り付けができる強度の高いカーセキュリティを探している方におすすめです。

威嚇タイプ

3：カーメイト 車用 カーセキュリティ ナイトシグナル フラットロング S ブルー 5LED Q87

カーメイト 車用 カーセキュリティ ナイトシグナル フラットロング S ブルー 5LED Q87は、大きめサイズの威嚇タイプカーセキュリティです。

ブルーのLEDが点滅して、犯行者を威嚇します。ソーラー電源が搭載されており、5時間の充電で約12時間点灯。内蔵電池と合わせて、およそ2年間使用できます。

また、走行時の連続振動で点滅を停止する特許登録済の機能が搭載されているため、電源を消し忘れても安心です。

手っ取り早く防犯対策をおこないたい方や、しっかり威嚇できるカーセキュリティを探している方におすすめの製品です。

4：Safety Mania セキュリティ ステッカー GPS WARNING

Safety Mania セキュリティ ステッカー GPS WARNINGは、英字のロゴがオシャレなステッカータイプのカーセキュリティです。破れに強い塩ビ素材のステッカーをラミネート加工し、耐水性を向上。

強力粘着で剥がれにくいのもうれしいポイントです。

日本製で高い品質を備えていますが、万が一ラミネート剥がれや色褪せがあった場合は、120日以内であれば新品と交換してくれます。

カーセキュリティのなかでももっとも手軽に設置できるので、今すぐ対策をおこないたい方におすすめです。

警報タイプ

5：加藤電機 HORNET カーセキュリティ 純正キーレス連動モデル 310V

加藤電機 HORNET カーセキュリティ 純正キーレス連動モデル 310Vは、日本のカーセキュリティ分野を20年以上牽引してきた「HORNET」の製品です。これまでに120万台以上を販売してきたと謳われており、豊富な実績を誇っています。

純正スマートキー、キーレスエントリーに連動して、施錠時からセキュリティが作動。ドアのこじ開けや衝撃、エンジン始動といった異常を感知して警告音を鳴らします。セキュリティ性能の高いカーセキュリティを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

6：カーメイト カーセキュリティー OBDII通信 SQ900

カーメイト カーセキュリティー OBDII通信 SQ900は、微衝撃センサー、高衝撃センサー、傾斜センサー・ドア開放センサーといった4つのセンサーが搭載されたカーセキュリティです。

「サイレンによる警報音」「ブルーLEDによる光」「車両ハザード」で犯人を威嚇し、車の異常を警告します。

適合車種のOBDIIコネクタに差すだけの簡単取り付けもうれしいポイント。電池交換も充電も不要なので、長く使用したい方にも適しています。

直接被害を防ぐことはできませんが、周囲に防犯意識が高いことを示すことができます。手軽に取り付けできる日本製の高品質なカーセキュリティを探している方におすすめです。

固定器具タイプ

7：LESTA ハンドルロック LST7

LESTA ハンドルロック LST7は、累計発行個数57,000個を突破するヒットセラーシリーズのカーセキュリティです。

ヘッド部分は、パイプカッターでも切れない高硬度合金と鉄鋼を使用。ハンドルを無理やり動かそうとするとクラクションが鳴るダブル防犯機能を搭載で、車の安全をしっかり守ります。

また、持ち手部分は高級感のあるレザー素材を使用しているのも特徴。インテリアを損なわない品のあるデザインです。セキュリティ機能だけでなく、デザインにもこだわりたい方はぜひ注目してみてください。

8：加藤電機 ホーネット カーセキュリティ タイヤロック LT-50R

加藤電機 ホーネット カーセキュリティ タイヤロック LT-50Rは、赤色の本体が目を引く固定器具タイプのカーセキュリティです。

ガッチリとタイヤをホールドして、盗難を抑制。HORNETのロゴが安心感を強調します。

キーにはコピーが難しいとされているディンプルキーを採用。防犯性能をこれでもかと高めています。

盗難防止と犯罪抑制効果の両方を期待したい方におすすめのカーセキュリティです。

通知・追跡タイプ

9：Pro-NEXT 超小型GPS発信機 mimamo-re

Pro-NEXT 超小型GPS発信機 mimamo-reは、最大180日間の履歴を閲覧できる追跡タイプのカーセキュリティです。

衛星測位システムのみちびき、GLONASSに対応しており、高精度で車の居場所を探知。Google Mapやストリートビューにも対応し、複数人、複数端末から同時閲覧も可能。

指定時間帯を自動で検索するオートモードや振動を感知したらメールでお知らせする移動開始通知機能なども搭載されています。

完全国産で日本語対応なので、はじめて追跡タイプのカーセキュリティを使用する方にもおすすめです。

10：ユピテル Aguilas カーセキュリティ VE-S37RS

ユピテル Aguilas カーセキュリティ VE-S37RSは、工具不要で簡単に取り付けができる通知タイプのカーセキュリティです。

衝撃・ドア開閉・傾斜センサーが異常を感知すると、リモコンに通知が届きます。

リモコンで簡単操作が可能です。さらに自動警戒モードに設定しておけば、エンジンキーをオフにしてドアを閉めるだけで自動的に警戒状態に移行します。

サイレントモードが搭載されており、音を鳴らさずライトの点滅と通知のみに設定することも可能です。周囲に配慮しながら、しっかり愛車を見守りたい方におすすめのカーセキュリティです。

カーセキュリティに関するよくある質問

カーセキュリティを初めて使用するときは「取り付けに失敗しないか？」「誤作動は起きないか？」といった不安や疑問を抱く方もいるのではないでしょうか。

ここでは、カーセキュリティに関するよくある疑問にお答えします。カーセキュリティをスムーズに取り入れるためにも、気になる疑問を解消しておきましょう。

カーセキュリティは自分で取り付けられる？

カーセキュリティは自分で取り付けられるものと、業者に依頼して取り付けてもらう必要があるものに分かれます。

配線加工が必要なカーセキュリティは、できるだけ専門業者に依頼しましょう。自分で設置しようとして取り扱い方を誤ると、車自体に悪影響が及ぶケースもあります。

国産車だけでなく外車にも取り付けはできる？

外車にもカーセキュリティは取り付け可能です。ただし、製品によっては先ほど述べたように、自分で取り付けられないものもあります。

取り付けが心配な場合は、業者に依頼するか、比較的簡単に取り付けができる「固定器具タイプ」や「威嚇タイプ」のカーセキュリティを選びましょう。

誤作動が起こる心配はない？

誤作動が起きるかどうかは、製品選びにかかっているといっても過言ではありません。

「警報タイプ」のカーセキュリティは、製品のスペックいよって感度を細かく調整できるものがあるため、口コミなども確認して選ぶことをおすすめします。

基本的には、品質の高いカーセキュリティであれば、誤作動の心配は不要です。また、万が一誤作動を起こしても、リモコンですぐに停止できるので安心してください。

まとめ

今回は、カーセキュリティのおすすめをご紹介しました。

カーセキュリティは、愛車の安全を守るためのアイテムです。カーセキュリティを取り入れる目的を考えて、どのようなカーセキュリティを取り入れるかを考えてみてください。

目的によっては、複数のカーセキュリティを組み合わせるのも効果的です。取り付けの手軽さや価格なども考慮して、ニーズに合う製品を選びましょう。