【2025年】スタッドレスタイヤおすすめ14選! 最新モデルから選び方、寿命の目安も解説

  • 筆者: MOTA編集部
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冬のドライブに欠かせないスタッドレスタイヤ。種類が多くて「どれを選べばいいか分からない」と迷っていませんか?

この記事では、「スタッドレスタイヤ おすすめ」で検索されている方に向けて、最新モデルを含む厳選14商品をご紹介します。「氷上性能」「寿命」「コスパ」など、重視したいポイント別の選び方や、ゴム素材による違いも徹底解説。

さらに、タイヤを長持ちさせる保管方法や、最も安く購入できるタイミングも合わせて紹介します。

目次[開く][閉じる]
  1. スタッドレスタイヤの特徴や他の冬装備との違い
  2. スタッドレスタイヤを選ぶ際に考えるべきポイント
  3. スタッドレスタイヤおすすめ14選 一覧
  4. 最新のスタッドレスタイヤおすすめ2選
  5. 降雪の少ない地域におすすめのスタッドレスタイヤ4選
  6. 降雪・アイスバーンの多い地域におすすめのスタッドレスタイヤ5選
  7. 長持ちするスタッドレスタイヤおすすめ3選
  8. スタッドレスタイヤの賢い買い方は?
  9. スタッドレスタイヤの寿命、保管・メンテナンス方法
  10. スタッドレスタイヤに関するよくある疑問
  11. まとめ

スタッドレスタイヤの特徴や他の冬装備との違い

スタッドレスタイヤは、雪や氷などの路面状況でも安全に走行するために開発された特殊なタイヤです。

ここでは、スタッドレスタイヤの特徴や他の冬装備との違いについて詳しく解説していきます。

スタッドレスタイヤの特徴

スタッドレスタイヤは、スタッドやスパイクと呼ばれる金属ピンを使用せずに雪や氷上でのグリップ力を確保する冬用タイヤです。

低温でも柔軟性を保つ特殊なゴム素材を使用しており、氷点下の温度でも硬くなりすぎず、路面との接地性を維持します。

また雪を掻き出す能力や、水膜を効果的に排出する溝設計(トレッドパターン)が施されているため、雪道や溶けかけた路面での安定性が高いです。

これらの特徴によって、スタッドレスタイヤを履いた車は雪道や凍結路での発進、加速、減速、コーナリングを安全に行うことができます。

スタッドレスタイヤ以外の冬タイヤとの違い

スタッドレスタイヤは冬用タイヤの代表格ですが、他にも冬に使用できるタイヤが3種類あります。

冬タイヤの種類

  • オールシーズンタイヤ
  • マッド&スノータイヤ(M+Sタイヤ)
  • ウィンタータイヤ
  • 一つずつみていきましょう。

    オールシーズンタイヤ

    オールシーズンタイヤは、ドライ路面やウェット路面においてはノーマルタイヤと同等の性能を持ちつつ、雪道にも対応したタイヤです。

    ただし凍結路は得意ではないため、降雪の頻度が少ない地域や、凍結の可能性が低い地域に最適です。

    マッド&スノータイヤ(M+Sタイヤ)

    マッド&スノータイヤ(M+Sタイヤ)はオールシーズンタイヤの一種で、ぬかるみや雪道での走行性能を高めたタイヤです。主にSUVで使用され、冬の積雪路面ではノーマルタイヤよりグリップ力を得られることが強みですが、凍結路面は苦手です。

    ウィンタータイヤ

    ウィンタータイヤは、ヨーロッパや北米で主に使用されている冬用のタイヤです。

    凍結路面での性能は高くないものの、スタッドレスタイヤよりもドライ路面やウェット路面での走行安定性が高いため、平均走行スピードが速い地域で選ばれる傾向があります。

    日本では雪道よりも凍結路面での走行性能を重視する傾向があるため、スタッドレスタイヤの方が需要が高いです。

    素材の違い(吸水系ゴム・撥水系ゴム)

    スタッドレスタイヤの性能を左右する重要な要素の一つが、使用されているゴム素材の違いです。

    大きく分けて、スポンジのように水を吸い取る「吸水(発泡)系ゴム」と、剛性が高く水を弾いて路面に食いつく「撥水(密着)系ゴム」の2種類があります。

    項目吸水(発泡)系ゴム撥水(密着)系ゴム

    仕組み

    ゴム内の気泡が水分を吸収・除去し、路面に密着する

    ゴムの剛性を活かして水膜を押しのけ、路面の凹凸に密着する

    得意な路面

    「氷上」や「湿った雪道」で高いグリップ力を発揮

    「圧雪路」や「シャーベット状の雪」に強く、ドライ路面の走行性能も高い

    おすすめの地域

    北海道・東北などの厳寒地や、凍結路面が多い地域

    関東北部や山間部、高速道路をよく利用するユーザー

    それぞれの代表的なモデルについて、詳しく見ていきましょう。

    吸水(発泡)系ゴムの代表モデル

    ゴムの中に気泡や吸水素材を含ませることで、滑りの原因となる「水膜」を除去するタイプです。

    ブリヂストン「ブリザック(BLIZZAK)」シリーズ

    北海道・北東北での装着率No.1を誇る定番ブランド。

    「発泡ゴム」と呼ばれる技術で、ゴム内の気泡が氷の上の水分を除去し、強力にグリップします。ゴムが硬くなりにくく、性能が長持ちするのも特徴です。

    ヨコハマタイヤ「アイスガード(iceGUARD)」シリーズ

    「吸水ゴム」を採用し、氷上の水膜を吸い取ります。吸水力だけでなく、経年劣化への強さも兼ね備えており、長く安心して使えるタイヤとして人気です。

    撥水(密着)系ゴムの代表モデル

    ゴムを高密度化したり、混ぜ物を工夫したりすることで、水膜を弾き飛ばして路面に密着させるタイプです。ゴムがしっかりしているため、乾燥したアスファルトでもふらつきにくい特徴があります。

    ダンロップ「ウインターマックス(WINTER MAXX)」シリーズ

    「ナノフィットゴム」という高密度なゴムを採用。路面の微細な凹凸に入り込み、瞬時に密着します。ゴムの減りが遅く、ロングライフ性能が高いのも魅力です。

    ミシュラン「X-ICE」シリーズ

    表面の再生ゴムが摩耗するたびに新しい溝が現れる設計などで、水を効率よく排除します。剛性が高く、高速道路でも夏タイヤに近い感覚で走れるため、長距離移動が多い方に選ばれています。

    お住まいの地域や、普段走行する路面状況(ツルツルの凍結路が多いのか、雪道とドライ路面が半々なのか)に合わせて、最適なタイプを選びましょう。

    タイヤチェーンとの違い

    タイヤチェーンとスタッドレスタイヤは、どちらも雪道での安全な走行をサポートするものですが、それぞれに違いがあります。

    タイヤチェーンの特徴スタッドレスタイヤの特徴

    必要な時だけ装着できる

    冬季は装着したままで使用できる

    価格が比較的安い

    乾いた路面でも走行可能

    深い雪や凍結路面での走行性能が高い

    初期費用が高い

    装着に手間がかかる

    タイヤ交換の手間がかかる

    舗装路では騒音や振動が大きい

    深い雪ではタイヤチェーンほどの性能は出ない

    冬休みのスキー・スノボ旅行であればタイヤチェーン、寒冷地にお住まいの方で日常的に運転するならスタッドレスタイヤが適しているでしょう。

    また、積雪の多い地域や山間部では、スタッドレスタイヤを装着した上でタイヤチェーンも携帯しておくことが推奨されます。

    車の使用頻度や走行環境、予算などを考慮して、ご自身に合ったものを選ぶことが大切です。

    スタッドレスタイヤとノーマルタイヤの違いと見分け方

    スタッドレスタイヤとノーマルタイヤは接地面の形状で見分けることができます。

    スタッドレスタイヤは、ノーマルタイヤに比べて溝が深く、ブロックが角張っています。また、ブロックの表面には小さな切り込み(サイプ)が多数あります。

    これらの違いは、雪道や凍結路でのグリップ力に大きな影響を与えます。

    スタッドレスタイヤの溝は、雪や氷を噛み取り、滑り止めの役割を果たします。また、ブロックの角張った形状とサイプは、雪や氷を掻き分け、トラクション(駆動力)を向上させます。

    ほかにも、スタッドレスタイヤの側面には「STUDLESS」の刻印があります。この刻印があれば、スタッドレスタイヤであることが分かります。

    タイヤサイズの見方

    タイヤサイズは、車種、年式、グレードによって異なるため、必ず現在装着されているタイヤの側面に記載されている数字とアルファベットの組み合わせを確認しましょう。

    例えば「205/65R15 94H」というサイズ表記だったとします。

    それぞれの数字・文字の意味は次の通りです。

    タイヤサイズ表記の意味

  • 205:タイヤの幅(mm)
  • 65:扁平率(タイヤの高さがタイヤの幅の65%という意味)
  • R:ラジアル構造(タイヤの構造の種類を表している)
  • 15:リム系(インチ)
  • 94:荷重指数(規定の条件下で支えることができる最大負荷能力を示す。表記の場合、670kgまで支えられる)
  • H:速度記号(規定の条件下で走行できる最高速度を示す。表記の場合、時速210kmまで走行可能)
  • スタッドレスタイヤを選ぶ際に考えるべきポイント

    スタッドレスタイヤを選ぶ際に考えるべきポイントについて解説します。

    氷上性能が最重要である理由

    スタッドレスタイヤの性能を語る上で、最も重要な指標が「氷上性能」です。雪道であればどのタイヤもある程度の走行は可能ですが、最も事故に繋がりやすいのがツルツルに凍った路面での制動不能です。

    ブリヂストンのBLIZZAKシリーズが長年にわたって高い評価を受けているのは、独自の「発泡ゴム」技術にあります。この技術により、滑りの原因となる氷上の水膜をスポンジのように吸い取ることで、氷に対する優れたグリップ力を実現しています。これが「氷に効く」と言われる最大の理由です。

    一方、ヨコハマのiceGUARDシリーズは「吸水」と「密着」のダブル効果で氷上性能を追求しています。

    各メーカーとも独自の技術開発を進めていますが、特に凍結が頻繁に発生する地域にお住まいの方は、この氷上性能を最優先の判断基準として考えることをおすすめします。

    雨の翌朝に道路が凍ることがある地域なら、迷わず氷上性能がトップクラスのモデルを選択しましょう。

    あなたのタイプはどれ?

    あなたがどのような冬を過ごすかによって、必要とするタイヤの性能は大きく変わります。

    豪雪・寒冷地タイプ

    日常的に雪が降り、道路が凍結する環境で生活している方です。このタイプの方は、迷わず「氷上性能」がトップクラスのモデルを選ぶべきです。

    毎日の通勤や買い物で冬道を走る必要があるため、最新・最上位モデルへの投資が毎日の安心に直結します。

    性能面での妥協は、日常生活のリスクに直結するため避けるべきです。

    都市部・備えタイプ

    年に数回程度、雪が降るか降らないかという環境の方です。このタイプには、性能と価格のバランスが取れたモデルが最適です。

    「効き持ち」と呼ばれる性能の持続性が良いモデルを選べば、数シーズンにわたって安心して使用できます。

    オールシーズンタイヤも選択肢として考えられますが、凍結路面には対応できないため、「もしも」の凍結が心配な方はスタッドレスタイヤを選択しましょう。

    レジャータイプ

    冬はスキーや旅行で雪国へ出かける機会がある方です。

    高速道路での走行も多くなるため、氷雪性能はもちろん、ドライ路面での安定性も重要な要素となります。

    静粛性や燃費性能も考慮された総合バランス型のモデルがおすすめです。

    ボディタイプで選ぶ

    軽自動車・コンパクトカー

    車体が軽いため、氷の上でしっかりとグリップするタイヤが特に重要になります。タイヤサイズも豊富に用意されているため、選択肢は広く、予算に応じて最適なモデルを見つけやすいのが特徴です。

    セダン・クーペ

    高速走行時の安定性や静粛性も求められる車種です。冬道だけでなく、ドライ路面でもしっかりと走れるモデルを選ぶことで、年間を通じて快適なドライビングが楽しめます。

    ミニバン・SUV

    ここが最も重要なポイントです。これらの車種は重量が重く、重心が高いという特性があるため、カーブでふらつきやすい傾向があります。「SUV/ミニバン専用」と明記されたタイヤを選択してください。

    専用設計のタイヤは剛性が高く設計されており、摩耗にも強いため、結果的に長持ちし、安全性も確保できます。大きな車に乗るファミリー層から絶大な信頼を得ているのは、この専用設計による安定感があるからです。

    性能と価格のバランスは?

    氷上性能、耐摩耗性、価格の3つの要素を総合的に判断し、あなたの予算と必要性能に最適なタイヤを選定する方法を説明します。

    自分の利用環境と車種を把握できたら、次は具体的なタイヤ選びに入ります。ここで重要なのは、「高いタイヤ=良いタイヤ」という単純な図式ではなく、あなたの使い方に最も適したバランスを見つけることです。

    初期費用と長期コストの賢い考え方

    高価なタイヤの「効き持ち」と安価なタイヤの「初期コスト」を比較し、年間走行距離に応じた真のコストパフォーマンスを算出します。

    「(ブリヂストンの)VRX3は良いと聞くけど、VRX2との価格差2万円は大きい…」という悩みは、多くの方が抱える現実的な問題です。しかし、タイヤ選びで本当に重要なのは、購入時の価格だけではありません。

    高価なタイヤの隠れたメリット:「効き持ち」という価値

    最新・上位モデルのタイヤは、ゴムの劣化を抑制する技術により「効き持ち」が優れています。これは、氷上性能が長期間維持されるということを意味します。

    例えば、安価なタイヤが2シーズンで性能が大幅に低下するのに対し、高価なタイヤは3〜4シーズンにわたって安定した性能を発揮することがあります。

    年間走行距離別のコスト計算例

    高価なタイヤ(8万円):4シーズン使用可能 → 1シーズンあたり2万円

    安価なタイヤ(6万円):2シーズンで交換 → 1シーズンあたり3万円

    この場合、長期的には高価なタイヤの方が経済的になります。ただし、年間走行距離が少ない方(年間5,000km以下)は、タイヤの摩耗よりもゴムの経年劣化が先に来るため、初期費用を抑えた選択も合理的です。

    スタッドレスタイヤおすすめ14選 一覧

    ここからは具体的におすすめのスタッドレスタイヤを紹介していきます。

    ここで紹介しているタイヤサイズはあくまでも一例ですので、ご自身の愛車に合ったサイズかを必ず確認するようにしてください。

    ※ご紹介するサイズはなるべく175/65R15で統一し、ない場合は近いサイズを記載しています。また、サイズラインナップは公式サイトに準拠しています。商品によって1本のみ、4本セットが混合しているため、購入の際は必ず確認するようにしてください。

    商品名画像商品URL

    BLIZZAK WZ-1(175/65R15)

    BLIZZAK WZ-1(175/65R15)

    iceGUARD8 iG80(155/65R14)

    iceGUARD8 iG80(155/65R14)

    BLIZZAK VRX2シリーズ(165/60R15)

    BLIZZAK VRX2シリーズ(165/60R15)

    Winter TRANPATH TXシリーズ(185/65R15)

    Winter TRANPATH TXシリーズ(185/65R15)

    iceGUARD6シリーズ(175/65R15)

    iceGUARD6シリーズ(175/65R15)

    WINTER MAXX 02シリーズ(175/65R15)

    WINTER MAXX 02シリーズ(175/65R15)

    X-ICE SNOWシリーズ(175/65R15)

    X-ICE SNOWシリーズ(175/65R15)

    ICE NAVI8シリーズ(175/65R15)

    ICE NAVI8シリーズ(175/65R15)

    Winter i*cept iZ2 Aシリーズ(175/65R15)

    Winter i*cept iZ2 Aシリーズ(175/65R15)

    WinterCraft WI61(175/65R15)

    WinterCraft WI61(175/65R15)

    WINGUARD ice2シリーズ(175/65R15)

    WINGUARD ice2シリーズ(175/65R15)

    BLIZZAK VRX3シリーズ(175/65R15)

    BLIZZAK VRX3シリーズ(175/65R15)

    iceGUARD7シリーズ(175/65R15)

    iceGUARD7シリーズ(175/65R15)

    WINTER MAXX 03シリーズ(175/65R15)

    WINTER MAXX 03シリーズ(175/65R15)

    最新のスタッドレスタイヤおすすめ2選

    まずは2025年に発売された、最新のスタッドレスタイヤをご紹介します。

    ブリヂストン BLIZZAK WZ-1

    2025年9月登場、ブリザック史上「断トツ」の氷上性能を誇る新フラッグシップスタッドレスタイヤです。

    ブリヂストンの商品設計基盤技術「ENLITEN(エンライトン)」を乗用車用スタッドレスとして初搭載。最大の特徴は、新開発の「Wコンタクト発泡ゴム」です。

    従来の「気泡で水を除去する」機能に加え、業界初の「親水性向上ポリマー」を配合することで「滑る原因となる水」をあえて捉え、強力なグリップ力へと変換します。これにより、従来品(VRX3)比で氷上ブレーキ性能が11%向上しました。

    さらに、プレミアムタイヤ「REGNO」の技術を応用した「WZ Motionライン」により、接地性を最適化。氷雪路だけでなく、乾燥路面やウェット路面でも高い静粛性と乗り心地を実現しています。

    ゴムの柔らかさを維持する技術も進化し、4年後でも高い性能を発揮する、ロングライフで環境にも優しいプレミアムな一本です。

    ブリヂストン BLIZZAK WZ-1シリーズ

    サイズラインナップ

    13〜22インチ

    対応車種

    軽自動車/コンパクトカー/セダン/スポーツ/ミニバン/SUV

    ヨコハマタイヤ iceGUARD8 iG80シリーズ

    「冬テック」という新概念のもと、氷上性能を劇的に高めた「iceGUARD 8(アイスガード エイト)」です。

    最大の特徴は、ミクロとマクロの両視点から「氷とゴムの接地」を最大化したこと。

    新開発の「冬ピタ吸水ゴム」には、従来より高密度化した「水膜バスター」を配合し、滑る原因となる水膜を強力に除去。氷との接触点を従来比で63%も増加させました。これにより、従来品(iG70)に比べ氷上ブレーキ性能が14%向上という圧倒的な進化を遂げています。

    また、AI技術を活用して設計された新トレッドパターンにより、路面との接地面積も8%拡大。「オレンジオイルS+」の採用でゴムのしなやかさが長持ちし、約4年後でも高い性能を維持します。

    EV(電気自動車)にも対応した「E+」マーク付きで、最新のエコカーにも最適な次世代スタッドレスです。

    ヨコハマタイヤ iceGUARD8シリーズ

    サイズラインナップ

    14〜21インチ

    対応車種

    軽自動車/コンパクトカー/セダン・クーペ/スポーツカー/ミニバン/SUV

    降雪の少ない地域におすすめのスタッドレスタイヤ4選

    まずご紹介するのは降雪の少ない地域におすすめのスタッドレスタイヤです。

    ブリヂストン BLIZZAK VRX2シリーズ

    ブリヂストン BLIZZAK VRX2シリーズはスタッドレスタイヤとして必要な性能は備えたうえで、静粛性や乗り心地まで考慮して開発されているため、特に通勤・通学など日常使いの多い方におすすめです。

    国産メーカーの安心感や丁寧さがユーザーから好評のシリーズです。

    ブリヂストン BLIZZAK VRX2シリーズ

    サイズラインナップ

    12〜19インチ

    対応車種

    軽自動車/コンパクトカー/セダン/スポーツ/ミニバン

    トーヨータイヤ Winter TRANPATH TXシリーズ

    トーヨータイヤ Winter TRANPATH TXシリーズはSUVやミニバンなどの重量のある車向けに開発されたスタッドレスタイヤで、内側と外側で異なるゴムを利用した特殊構造となっています。

    この構造のおかげで背の高いミニバンでもふらつきを抑え、安心して走行できます。

    トーヨータイヤ Winter TRANPATH TXシリーズ

    サイズラインナップ

    14〜19インチ

    対応車種

    ミニバン/SUV

    ヨコハマタイヤ iceGUARD6シリーズ

    ヨコハマタイヤ iceGUARD6シリーズは省燃費性と静粛性に優れています。

    従来品と比較して冬のウェット路面での制動距離を約5%短縮する高い性能に加え、使用開始時の性能を約4年維持することも魅力です。

    ヨコハマタイヤ iceGUARD6シリーズ

    サイズラインナップ

    13〜19インチ

    対応車種

    軽自動車/コンパクトカー/セダン・クーペ/スポーツカー/ミニバン/SUV

    ダンロップ WINTER MAXX 02シリーズ

    ダンロップ WINTER MAXX 02シリーズは、凍結・雪上・ドライ・ウェットなどあらゆる路面での走行性や経済性を高いレベルでバランスよく開発されたモデルです。

    氷上性能が維持できる耐用年数は4年と長いうえ、価格も安価でコスパ重視の方におすすめです。

    ダンロップ WINTER MAXX 02シリーズ

    サイズラインナップ

    12〜20インチ

    対応車種

    軽自動車/コンパクトカー/セダン/ミニバン/SUV

    ミシュラン X-ICE SNOWシリーズ

    ミシュラン X-ICE SNOW シリーズは氷上性能だけではなく、高い雪上性能も兼ね備えています。

    使用されているゴムは刻んであるパターンの深さによって、溝が減っていてもギリギリまで性能がキープされる工夫がされています。長く、安全に使いたい方におすすめです。SUV向けには「X-ICE SNOW SUV」が設定されています。

    ミシュラン X-ICE SNOWシリーズ

    サイズラインナップ

    13〜21インチ

    対応車種

    軽自動車/コンパクトカー/セダン/ミニバン

    降雪・アイスバーンの多い地域におすすめのスタッドレスタイヤ5選

    ここからは、降雪やアイスバーンの多い地域におすすめのスタッドレスタイヤを紹介します。

    特に雪道・氷上性能の高さをアピールしているシリーズを5つピックアップしました。

    グッドイヤー ICE NAVI8シリーズ

    グッドイヤー ICE NAVI8シリーズは、知名度が高く安心感のあるグッドイヤー製のスタッドレスタイヤでありながら、圧倒的に安価である点が魅力です。

    効き持ちとロングライフ性能を両立して開発されており、コスパ抜群なので、日常的に走行される方におすすめです。

    グッドイヤー ICE NAVI8シリーズ

    サイズラインナップ

    13〜21インチ

    対応車種

    軽自動車/コンパクトカー/セダン/ワゴン/ミニバン

    ハンコック Winter i*cept iZ2 Aシリーズ

    ハンコックタイヤは韓国でトップシェアを誇るタイヤメーカーで、全世界でもTOP10の売上を誇ります。

    Winter i*cept iZ2 Aシリーズは「日本の厳しい冬の雪道でも、より安全にドライビングの楽しさを提供する」というコンセプトのもとに開発されたスタッドレスタイヤです。

    アウト側はゴムの面積を拡大させ、イン側には溝の面積を広くすることで、雪詰まりの防止につながり、確実なトラクション(地面を掴むことで生み出される推進力)を発揮することができます。

    ハンコック Winter i*cept iZ2 Aシリーズ

    サイズラインナップ

    13〜17インチ

    対応車種

    軽自動車/コンパクトカー/セダン/スポーツカー/ワゴン/ミニバン

    クムホ WinterCraftシリーズ

    クムホタイヤは韓国で1960年に創業した老舗タイヤメーカーです。

    WinterCraftシリーズは吸水・密着・ひっかくという3つの技術を採用した氷結路に効果のあるスタッドレスタイヤです。

    「3Dサイプ」を採用し、雪のないドライ路面でも高い剛性感とグリップ力を両立しています。SUV用には「WinterCraft SUV WS61」が用意されています。

    クムホ WinterCraftシリーズ

    サイズラインナップ

    13〜18インチ

    対応車種

    軽自動車/コンパクトカー/セダン/ワゴン/ミニバン

    NEXEN WINGUARD ice2シリーズ

    氷雪路での安定した走りと、確かなブレーキ性能を追求したNEXENのスタッドレスタイヤ「WINGUARD ice2」です。NEXENは韓国発祥のタイヤメーカーで、韓国TOP3の売上を誇ります。

    最大の特徴は、イン側とアウト側で役割を変えた「非対称トレッドパターン」。イン側は雪をしっかり掴むための横溝を配置し、アウト側は剛性の高いブロックでコーナリング時のグリップ力を高めています。

    さらに、独自の「マイクロサイプ&ソー・マイクロエッジ」が水膜を除去しながら氷雪路をのこぎりのように噛み込み、「3Dサイプ」がブロックの倒れ込みを防いで接地面を安定化。多方向へ刻まれたグルーブと合わせ、冬のあらゆる路面で力強いトラクションとハンドリング性能を発揮します。

    NEXEN WINGUARD ice2シリーズ

    サイズラインナップ

    13〜18インチ

    対応車種

    軽自動車/コンパクトカー/セダン

    長持ちするスタッドレスタイヤおすすめ3選

    ここでは経済性の高いスタッドレスタイヤ3つを紹介します。

    長持ちを売りにした、プレミアムモデルを中心に厳選しました。

    ブリヂストン BLIZZAK VRX3シリーズ

    ブリヂストン BLIZZAK VRX3シリーズは30年続くシリーズ史上、最高の氷上性能を持ったモデルです。

    偏摩耗の防止と新開発のフレキシブル発泡ゴムによって、長寿命を実現。できるだけ長くスタッドレスタイヤを利用したい人におすすめです。

    ブリヂストン BLIZZAK VRX3シリーズ

    サイズラインナップ

    12〜21インチ

    対応車種

    軽自動車/コンパクトカー/セダン/スポーツカー/ミニバン/SUV

    ヨコハマタイヤ iceGUARD7シリーズ

    iceGUARD07は20年の歴史を誇るヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤにおいて、第7世代目のシリーズとして2021年に発売されました。

    専用のコンパウンドである「ウルトラ吸水ゴム」や氷や雪を噛むエッジ効果を発揮する「マイクロエッジスティック」が新たに採用されており、従来品に比べて氷上性能を14%、雪上性能を3%向上させることに成功しています。

    耐久性も従来品より向上しており、少しでも長く使いたい人におすすめです。

    ヨコハマタイヤ iceGUARD7シリーズ

    サイズラインナップ

    13〜21インチ

    対応車種

    軽自動車/コンパクトカー/セダン・クーペ/スポーツカー/ミニバン/SUV

    ダンロップ WINTER MAXX 03シリーズ

    ダンロップ WINTER MAXX 03シリーズは従来品よりも氷上ブレーキ性能を大幅に向上させています。その結果、摩耗時の性能が落ちにくく、より長く使える製品に進化しました。

    微細な突起がついた新開発の「ナノ凹凸ゴム」の採用によって、除水スピードがはやまり、氷に素早く密着するとともに長い密着時間を実現。その結果、氷上ブレーキ性能は22%、氷上コーナーリング性能も11%向上することに成功しています。

    長く、より性能の良い走りを求める方におすすめです。

    ダンロップ WINTER MAXX 03シリーズ

    サイズラインナップ

    13〜21インチ

    対応車種

    軽自動車/コンパクトカー/セダン/ミニバン/SUV

    スタッドレスタイヤの賢い買い方は?

    スタッドレスタイヤの価格は、季節によって大きく変動することをご存知でしょうか。最も安く購入できるのは、雪が降る前の9月〜10月です。

    この時期は各メーカーが「早期割引キャンペーン」を実施しており、定価から10〜20%程度の割引が期待できます。例えば、定価8万円のタイヤセットなら、1万6千円もの節約になる計算です。

    逆に避けたいのは、初雪予報が出てからの駆け込み購入です。この時期は在庫切れが頻発し、希望するタイヤが手に入らないだけでなく、取り付け作業も2〜3週間待ちになることがあります。

    スタッドレスタイヤの寿命、保管・メンテナンス方法

    製造年週と寿命

    タイヤの側面には「製造年週」を示す4桁の数字が刻印されています。例えば「2325」なら、2025年の23週目(6月頃)に製造されたという意味です。

    「製造から1年以内でないと性能が落ちる」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、これは誤解です。適切に保管されたタイヤなら、製造から2年程度は新品同様の性能を維持します。

    実際の使用可能年数の目安

    使用開始から3〜4年:氷上性能が徐々に低下

    使用開始から5年:安全性を考慮した交換推奨時期

    製造から10年:ゴムの劣化により使用不可

    交換時期の判断は、年数だけでなく溝の深さも重要です。新品時の溝深さ(約8mm)が50%以下(4mm以下)になったら、氷上性能が大幅に低下するため交換を検討しましょう。

    スタッドレスタイヤの寿命を延ばすには、夏季の正しい保管が欠かせません。高温と紫外線はゴムの大敵だからです。

    正しい保管方法

    保管場所:直射日光が当たらない、風通しの良い場所

    温度:30度以下の環境(車庫やベランダの日陰など)

    保管方法:ホイール付きなら横積み、タイヤのみなら縦置き

    空気圧:通常の半分程度に減圧してから保管

    月に1度は空気圧をチェックし、適正値を維持することも大切です。空気圧不足は燃費悪化だけでなく、タイヤの偏摩耗や性能低下を招きます。

    オールシーズンタイヤとの違いについてもよく質問をいただきますが、オールシーズンタイヤは軽微な雪道には対応できるものの、凍結路面での制動力はスタッドレスタイヤに大きく劣ります。

    「年に数回しか雪が降らない」地域でも、凍結の可能性があるなら、安全性を考慮してスタッドレスタイヤを選択することをおすすめします。

    スタッドレスタイヤに関するよくある疑問

    ここでは、購入前に知っておきたい重要なポイントを、Q&A形式で分かりやすく解説します。

    最新モデルを選ぶメリットはありますか?

    最新モデルには、氷上性能の向上と効き持ちの改善という2つの大きなメリットがあります。

    各メーカーは毎年技術革新を続けており、新しいゴム配合や溝パターンにより、従来モデルより優れた性能を実現しています。特に氷上での制動距離短縮や、性能持続期間の延長は、安全性と経済性の両面で大きな価値があります。

    予算に余裕があり、最高の安心を求める方には最新モデルをおすすめします。一方、コストを重視する場合は、1〜2世代前のモデルでも十分な性能を発揮するため、価格と性能のバランスで判断するとよいでしょう。

    交換時期はどうやって見極めればよいですか?

    溝の深さ、表面の硬化、ひび割れの3つのポイントで判断します。

    まず溝の深さは、新品時の50%(約4mm)を下回ったら交換時期です。プラットフォーム(摩耗限界表示)が露出する前に、十分な余裕を持って交換しましょう。

    次に表面の硬化チェックです。指で押してみて弾力性が感じられない、または表面に細かなひび割れが見える場合は、ゴムの劣化が進行している証拠です。

    これらの症状が一つでも見られたら、安全のために早めの交換を検討してください。タイヤは命を預ける重要な部品であり、「まだ使える」ではなく「安心して使える」かどうかで判断することが大切です。

    夏も履きっぱなしにするとどんなリスクがありますか?

    夏季の連続使用は、急激な摩耗と性能劣化という深刻なリスクを招きます。

    スタッドレスタイヤは氷雪路面に最適化された柔らかいゴムを使用しているため、高温のアスファルト路面では通常の2〜3倍の速度で摩耗が進行します。また、柔らかいゴムは熱により変質しやすく、本来の氷上性能が著しく低下してしまいます。

    さらに、燃費悪化や騒音増加といった日常的な不快感も無視できません。月1回の空気圧チェックと適正値維持により、タイヤの偏摩耗や性能低下を防止できますが、根本的な解決にはなりません。

    夏季は必ずサマータイヤに交換し、スタッドレスタイヤは直射日光を避けた30度以下の環境で保管することが、長期間の安全性確保につながります。ホイール付きは横積み、タイヤのみは縦置きが基本の保管方法です。

    まとめ

    スタッドレスタイヤは、冬の安全な走行に欠かせません。

    降雪量やアイスバーンの頻度によって最適なタイヤは異なるため、「タイヤサイズ」「走行地域の特性」「経済性」に着目して最適なスタッドレスタイヤを選ぶことが重要です。

    また、適切な交換時期と保管方法を守ることで、タイヤの性能を最大限に引き出しながら長持ちさせることができます。

    適切なスタッドレスタイヤ選びと保管・交換を心がけ、安全で快適な冬のドライブを楽しみましょう。

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