ジャガー XF 新車発表会速報

新生ジャガーから新星XF発売

ジャガーは昨年の東京モーターショーでジャパンプレミアとして発表した「ジャガー XF」の記者発表会を行なった。すでに価格も発表し、予約も受け付けているが、発売は5月16日となる。

XFは、ジャガー XKのコンセプトを継承した4ドア5シートのミディアムスポーツサルーン。中央にジャガーを配したメッシュグリルや、流れるようなルーフラインでありながらも力強さを併せ持ったエクステリアは、一目でXFとわかるデザイン。インテリアは、レザーやウッドなどの素材を生かしながらアルミ素材を効果的に組み合わせており、ラグジュアリーでスポーティな空間に仕上げている。

先端技術の搭載は、運転することに新たな高揚感を与えてくれる。スタートボタンを押してエンジンを始動。上昇してくるのはセンターパネルにあるJaguar Drive セレクター。ターンやプッシュ操作で、ギアポジションやドライブモードを選択。閉じていたダッシュボードのエアコンリッドが静かに回転して開くほか、グローブボックスの開閉やライトのON/OFFは、指の動きを接触/近接センサーで感知する。いずれも運転することに優越感と楽しさを提供してくれること間違いない。

オープニングスピーチとして立ったジャガージャパン代表 デービッド・ブルーム氏は、先日のインドのタタ・モーターズへの買収について触れ、「第2四半期末には、フォードとタタの契約の詳細がまとまる予定。エンジンを含めた技術面については、フォードからの提供は今後も続き、これに加わるタタのブランド支援と相まって、ジャガーのビジネスは、より安定した経営環境を維持できる。」と語った。