【ヤリスクロスと新型ヴェゼル内装比較】最大の違いは2列目の空調機能など快適性にあり! ファミリーで使うなら断然新型ヴェゼルがオススメ

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国産コンパクトSUVが大人気を博している。その筆頭となるのがトヨタ ヤリスクロスと2021年4月に発売されたばかりのホンダ 新型ヴェゼルである。どちらも若年層、とくにファミリー層から絶大な支持を集めているだけに、この2台で迷う人も少なくないはず。そこでヤリスクロスとヴェゼルの後席を中心に比較してみたい。後席を普段から使うなら断然ヴェゼルという結論に至るが、何が違うのか!?

目次[開く][閉じる]
  1. 価格差30万円! 内容を考えれば新型ヴェゼルに軍配
  2. 【2列目広さ比較】ヤリスクロスは必要十分な広さだが、新型ヴェゼルは足が組めるほどのスペース
  3. 【カップホルダー比較】ヤリスクロスと新型ヴェゼルは後席用に4つ完備! 設置位置に違いがあった
  4. 【2列目空調比較】夏場に嬉しい後席用吹き出し口は新型ヴェゼルだけ

価格差30万円! 内容を考えれば新型ヴェゼルに軍配

トヨタ ヤリスクロスは2020年8月にデビューし、一方のホンダ 新型ヴェゼルは2021年4月に登場したばかりの新型モデルである。どちらもガソリンとハイブリッドをラインアップしており、両車ともにハイブリッドモデルが圧倒的に人気を博している。そのため今回はヤリスクロスの最上級グレード「ハイブリッドZ(258万4000円)」と新型ヴェゼルの人気モデル「e:HEV Z(289万8500円)」という、それぞれ人気グレード同士で比較してみよう。

【2列目広さ比較】ヤリスクロスは必要十分な広さだが、新型ヴェゼルは足が組めるほどのスペース

ヤリスクロスはベースモデルがコンパクトカーのヤリスのため、決して後席が広いという類のモデルではない。対して新型ヴェゼルもまたヤリスクロスと同じようにコンパクトカーのフィットと基本コンポーネンツを共有しているが、後席の広さはピカイチだ。

というのもホンダ独自のセンタータンクレイアウトというガソリンタンクをフロントシート下部に収めており、そのおかげで後席のスペース効率がいいのだ。

実際に身長175cmの筆者ドラポジを確保した上で後席に乗り比べてみると、ヤリスクロスはフロントシート背面に足が当たってしまうのだった。対して新型ヴェゼルの後席は足を組めるほどの広さを有しているのだ。

【カップホルダー比較】ヤリスクロスと新型ヴェゼルは後席用に4つ完備! 設置位置に違いがあった

どちらも後席用のカップホルダーを4つ有している。その内訳としてはそれぞれドアポケット1つずつ、そしてシート間に設置されているアームレスト内に2つ完備しているのだ。これだけ聞けば同じでは? と思うだろうが、設置位置に違いがあるのだ。

というのもヤリスクロスのドアポケットはドア下部に設置されているのに対して、新型ヴェゼルはドアノブのすぐ下に設置されており、使い勝手としては新型ヴェゼルに軍配が上がるというイメージだ。これに関しては実車で確認をしてほしいポイントである。

【2列目空調比較】夏場に嬉しい後席用吹き出し口は新型ヴェゼルだけ

最後に見ていきたいのは空調機能である。ヤリスクロスは後席用にエアコン吹き出し口が設置されていない。ところが新型ヴェゼルはベースグレードからG、e:HEV X、e:HEV Z、そして最上級グレードのe:HEV PLaYと4つのグレードをラインアップしているが、e:HEV Z以上のグレードにはエアコン吹き出し口が設置されているという違いがあるのだ。

実際に使うシーンを想像してクルマ選びを!

今回はトヨタ ヤリスクロスとホンダ 新型ヴェゼルの2列目を中心に見てきたが、エアコン吹き出し口や広さを考えると新型ヴェゼルがよいファミリー向きではないだろうか。

今まさにこの2台で迷っている人はディーラーで実車を確認した上で、次の愛車を選んで欲しい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

ホンダ/ヴェゼル
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新車価格:
264.9万円377.6万円
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65万円405万円

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