ホンダ オデッセイ 新車発表会速報
- 筆者:
“こだわり”がさらに進化した、新型オデッセイ
オデッセイがフルモデルチェンジ。4代目が発表された。「究極のオデッセイ」を具現化した新型オデッセイ。低重心や上質の走りなどにさらに磨きをかけてきた。
歴代にない大胆なメッキ使いのフロントグリルは存在感があるが、全体的にはスマートなスタイル。伸びやかなワンモーションフォルムは、よくみると前後のバンパーやショルダーラインなどに一工夫が施されている。
全席爽快感を謳った室内は、低床はもちろん、1列目から3列目の左右席をV字にレイアウト。そしてフロントピラーを薄型にし、後席でも前方の景色が楽しめるようになっている。なお、この薄型フロントピラーは、約30%のスリム化。ドライバーにとっても視界が広がり、快適な運転が約束されている。
現行モデルと同じ2.4L DOHC i-VTECエンジンは、13PS上回る高出力を発揮。10.15モードは13.2km/Lで、平成22年燃費基準+25%を達成するなどの低燃費を実現している。さらに新型オデッセイはこれだけで終わらず、低燃費化を追求すべく、ECONモードを搭載。加速や発進のスムーズ化を図るDBWや、エアコン、CVTなどを制御して、エンジンの負荷を低減。ボタンひとつでより低燃費走行モードで走ることが出来るのだ。
また、新型オデッセイには、安全面での最新技術が搭載されている。レジェンドなどに採用されている、ACC(車速/車間制御機能)やLKAS(車線維持支援システム)などのほか、ミニバンならではの嬉しい機能として、フロント/サイド/リアに計4つのカメラを設置。特にサイドのカメラはミラーを畳んでも映し出されるので、狭い場所での駐車時などにとても便利である。
そのほか、3列目は簡単操作の床下収納。そして荷物の積み下ろしに配慮してテールゲート開口部の下部を拡大。また、新型オデッセイにもスポーティグレード・アブソルートの設定がある。荷物を載せることを重視する人から、スタイリングは譲れないという人まで、新型オデッセイはいずれの人のニーズにも応えることのできる、究極のミニバンである。
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