ホンダ 新型NSX 市販モデルを米で先行試乗!ホンダらしいコダワリ技術満載だが実は初代のリボーンだ!(1/4)
- 筆者: 清水 和夫
- カメラマン:本田技研工業
新型NSX、初代とは全く異なるスポーツカーなのか?
新型NSXの国際試乗会が開催されたので、試乗記を中心にレポートしたい。昨年秋に開催されたホンダの「ジャーナリストミーティング」では栃木研究所の高速周回路を二周だけ乗ったことがあったが、その時の印象は記憶に薄い。直線だけだったので電動SH-AWDを試すことができなかったからだ。
私は初代NSXから25年以上もオーナーズミーティングの特別講師を務めてきたので、自然と初代NSXのDNAが染みついている。自動車人生の大半をNSXと付き合ってきたので、やや複雑な心境で新型NSXの国際試乗会に参加した。
日本では根強いNSXファンがいるが、新型NSXは初代NSXとは全く異なるスポーツカーなのか、あるいは正常進化型なのか。その判断を下すことも私のミッションだと思っている。
新型NSXは初代NSXのリボーン!
新型NSX計画は当初からアメリカのホンダが中心となって開発している。ホンダはトヨタや日産以上に各地域でR&Dと生産販売ができる体制を持っているので、アキュラブランドのフラッグシップとして市販されるNSXは当然アメリカが主導する、と考えたのだろう。
実際は車体やシャシーはアメリカで開発するが、ハイブリッドが絡むパワートレーンは栃木の研究所が担当する。文字通り、地球の裏側同士のコラボで開発が進められたホンダの国際的な事業である。
開発責任者は米国の本田技術研究所に務めるテッド・クラウス氏。彼とは旧知の仲だが、初代NSXの開発にも従事していたので、初代NSXの産みと育ての親である上原茂氏を師と仰ぐ。
クラウス氏いわく「初代NSXのDNAをしっかりと受け継ぎ、ハイブリッドという時代が求める新技術も織り込みました」と。新型NSXは、初代NSXの「リボーン」なのだ。
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