FFターボ×6速MTなんて絶対楽しいじゃん! ホンダ 新型N-ONE【I LOVE 軽カー】

  • 筆者: MOTA編集部
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2012年11月にホンダ初の軽乗用車N360をモチーフに誕生した「N-ONE」。レトロで可愛らしい雰囲気を持ち、根強い支持を集めていたロングセラーモデルが、2020年秋にフルモデルチェンジを予定している。なんと新型モデルの最上級グレード「RS」には、待望のFFターボ×6速マニュアルトランスミッション(以下6速MT)を設定したモデルも登場予定とのこと! 今回は、そんなファン待望の新たな軽ホットハッチをリポートしていく。

目次[開く][閉じる]
  1. 根強い支持を集めていたロングセラーモデルがいよいよモデルチェンジ
  2. 軽自動車初のFFターボ×6速MTの「RS」
  3. 新型N-ONEの価格や発売日は!?

根強い支持を集めていたロングセラーモデルがいよいよモデルチェンジ

新型N-ONEは、フルモデルチェンジながらもエクステリアデザインの基本は先代を踏襲。レトロで可愛らしいタイムレスなエクステリアデザインを構成する「丸・四角・台形」を基本の形はそのままに、LEDデイタイムランニングランプを搭載するなど、N-ONEを象徴するフロントマスクの個性をより強調している。さらにリア周りでも、テールランプがLED化された。

インテリアでは、現行のN-WGNとインパネデザインはほぼ同じ。インパネ中央に大型ディスプレイが装着され、エアコンの操作パネルがディスプレイ下部に組み込まれるとともに、インパネシフトのデザインも変更されている。

グレードは「Original」「Premium」「RS」の3タイプを用意。すべてのグレードにわたって先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」が標準装備となっているほか、渋滞追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)に、バックでの駐車をサポートするパーキングセンサーシステムも標準装備される。

軽自動車初のFFターボ×6速MTの「RS」

そして、ファン待望のFFターボ×6速MTを備えた「RS」。

RSは従来からターボモデルとして設定されてはいたものの、FFターボ車で6速MTの採用は軽自動車で初となる。採用されるMTのコンポーネントは、同社の軽オープンスポーツのS660やN-VANと同じショートストロークのモノ。

ちなみにパーキングブレーキに関しては、Honda SENSINGの標準装備にともない電動式となっているので、“ジムカーナなどでサイドターンをする”なんてことは出来ないので注意が必要となる。

また、フロントシートがベンチ式からホールド性を高めたセパレート式に変更され、運転する楽しさが追求されているところにも注目したい。(全グレード共通)

現状では、エンジンの出力など、詳細なポテンシャルは未公表ながら、同じくFFターボ車×MTのスズキ「アルトワークス(こちらは5速MT)」に、価格を含めどこまで対抗してくるのかが気になるところだ。

新型N-ONEの価格や発売日は!?

これまでN-ONEといえばワンメイクレースのN-ONE OWNER'S CUPが人気だったり、軽ホットハッチとして支持されていながらもMTモデルは未設定だった。新型N-ONEではそんな「次こそはMTモデルが欲しい」という声に応えたカタチとなる。

現段階では正式な価格や発売日、詳細なポテンシャルなどは判明していないものの、注目度満載の新型N-ONE。今後も、新たな情報が入り次第紹介していく!

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このコーナーでは、日本独自の規格の中で成長してきた軽自動車やコンパクトカーについてアレコレ紹介していきます! 次の更新は10月8日(木)。 来週もお楽しみにー!

ホンダ/N-ONE
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新車価格:
166.2万円208.6万円
中古価格:
12.9万円258万円

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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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