ホンダ ライフがビックマイナーチェンジ!(1/2)
- 筆者: 岡本 幸一郎
ライフがビックマイナー!新デザイン採用に上質さもUP!!
日常の足としての根強いニーズはもちろん、このところのエコ意識の高まりから、ダウンサイジングを志向し、小さなクルマに乗り換える人が増えてきたことで、軽自動車やリッタークラスのスモールカーの価値があらためて見直されている。
そんな中、現行モデルの登場からちょうどまる2年が経過した2010年11月、ホンダの軽自動車を代表するライフのビッグマイナーチェンジが実施された。
持ち前の使い勝手のよさや運転しやすさはそのままに、エクステリアデザインの大幅な変更やインテリアの質感向上などにより、Gタイプはより上質に、DIVAはより精悍に成長した。
具体的には、新デザインのフロントグリル(DIVAでは専用ダーククロームメッキ仕様)を採用するとともに、ヘッドライトをプロジェクタータイプに変更。また、DIVAにはドアミラーウインカーが標準装備された。
さらに、ボディカラーについて、Gタイプには「アクアトパーズ・メタリック」「ペリーレッド・メタリック」が、その他「ベルベットマルーン・メタリック」「プレミアムミスティックナイト・パール」などが追加されたことで、全14色という豊富なカラーバリエーションから選べるようになったのも魅力だ。
インテリアでは、メーターが従来の単眼から常時点灯3眼メーター(DIVAではブルーイルミネーション付き)になったのがポイント。
また、Gタイプには明るく上質感のあるシルバー加飾ワイドセンターパネルが、DIVAには質感を高めたピアノブラック調パネルが採用された。
なお、現行ライフに当初設定されていた「パステル」は廃止されたが、Gタイプのデザインや質感が上がったことで、パステルに与えられていた役目も併せ持つようになったと認識していいだろう。
さらに、今回のマイナーチェンジでは装備面でもいくつか変更があったので、要点をお伝えしておこう。まず、駐車を支援する「スマートパーキングアシストシステム」について、車速設定などが見直され、従来よりもう少し速いスピードにも対応するようになったことで、駐車完了に要する時間が短縮されるなど、使いやすさが向上した。
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