【解説】2年の空白期間を経て復活!「ホンダ レジェンド」/山本シンヤ(2/2)

【解説】2年の空白期間を経て復活!「ホンダ レジェンド」/山本シンヤ
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久々に登場したホンダらしい“本気”のセダン

エクステリアデザインは、スポーティではあったが“フラッグシップ”という意味ではやや存在感や迫力に欠けた4代目に対して、ダイナミックなフォルムを採用。同じセダンでもコンサバなアコード・ハイブリッドに対してワイド&ローかつボリューム感のあるスタイルだ。

ホンダ 新型レジェンド

ちなみにシャープなフロントグリルとレンズが宝石に輝きを思わせる「ジュエルアイLEDヘッドライト」は、北米向けのアキュラモデルのデザインアイコンではあるものの、ホンダバッジとの組み合わせも悪くはないだろう。

ボディカラーは6色(ホワイトオーキッド・パール/スーパープラチナ・メタリック/グラファイトラスター・メタリック/クリスタルブラック・パール/ポメグラネイト・パール/ギルデットピューター・メタリック)をラインナップ。

インテリアはFFで新しい高級車像を表現した初代レジェンドの志を受け継ぎ、高い空間効率が最大限に活かされている。全長は4代目とほぼ同等(+10mm)だが、ホイールベースは+50mmの延長により後席空間は拡大されている。

ホンダ 新型レジェンド

インパネ周りはオーソドックスなレイアウトながらも、パーソナル感と爽快感を両立させたデザインを採用。金属調ブラックパネルやソフトパッド、シルバー加飾などによりフラッグシップにふさわしい質感に仕上がっている。視認性や操作性にも配慮したレイアウトとなっており、シンプルなメーター周り、センターコンソールはツインディスプレイ仕様でナビゲーションディスプレイを上部に、その下にタッチパネル操作のオンデマンド・マルチユース・ディスプレイとプログレッシブコマンダーが装着される。

フロントウィンドウには最近のトレンドである投影型ヘッドアップディスプレイを装着。新しさ…という意味では、センターコンソールにあるはずのシフトレバーは廃止、代わりにシフトスイッチが配置されているのもポイントだ。

さらに、レジェンドは歴代モデルでオーディオにこだわっているのも特徴で、初代は当時珍しかった4チャンネル独立アンプ方式、2/3代目はラックスマン、4代目はBOSEが採用されていたが、新型では世界最高峰のホームオーディオメーカーとして知られるKRELL(クレル)を開発パートナーに選定。車体設計段階からKRELLの技術とノウハウを導入することで究極のリアリズムを追求。最適配置された14個のスピーカーにより、臨場感あふれるサウンドに仕上がっているそうだ。インテリアカラーは3色(プレミアムブラック/シーコースト・アイボリー/ブルーノ)を用意している。

セダンで気になるトランクスペースはハイブリッドシステムの制御系やバッテリーなどを効率的に配置することでゴルフバックは9.5インチタイプで3個、9インチタイプで4個収納可能な容量を確保。

安全装備は衝突安全/予防安全/プリクラッシュセイフティと、すべての段階で安全技術を開発してきたことで培った外界検知技術をベースに、新たな安全支援システム「ホンダセンシング」を搭載。これは歩行者まで検知対象を拡大した「ミリ波レーダー」と車両前方60mまでの歩行者や対象物体の属性や大きさなども識別できる「単眼カメラ」の2つのセンサーで構成されたシステムだ。これまでの運転支援システムに加え「歩行者事故低減ステアリング」などの機能が追加されている。

さらにクルマの側面と後方の安全をサポートする様々な運転支援機能の装備。警報音/表示/体感警報で危険性や情報を知らせると共に、アクセル/ブレーキ/ステアリング制御を行なうことで、安心で快適なドライブをサポートする。

グレードはモノグレードで価格は680.0万円、発売計画台数は300台/月の予定だと言う。

ホンダ 新型レジェンド

4代目レジェンドは登場から10年が経過しているため、代替え需要も大きいのはもちろん、他銘柄はもちろん輸入車からの乗り換えも期待しているそうだ。ホンダもセダン系の販売に力を入れることを宣言しており、昨年から展開を始めたホンダの上級ラインを体感できるお店「クオリティセレクト店」と呼ばれる新たな販売拠点も拡大、展示車や試乗車もシッカリと用意していくそうだ。

価格/サイズ、セダンという意味ではレクサス GSやメルセデス・ベンツ Eクラス、BMW 5シリーズ、アウディA6などがライバルになるが、実際はメカニズムを含めて“唯我独尊”のモデルと言ってもいいだろう。なので、実際に日本の道路でシッカリと試乗してから判断してみたいところだ。

イメージ的には三菱ランサーエボリューションⅩが“凄く”洗練されたモデルとして進化していけば、レジェンドのようなクルマになると思うのだが…。

ちなみにレジェンドのメカニズムは2015年に登場予定のスーパースポーツ「NSX」と共通項が非常に多い。そういう意味も含めて、久々に登場したホンダらしい“本気”のセダンとは言えないだろうか?(TEXT:山本シンヤ)

新型レジェンド 主要諸元

全長×全幅×全高:4,995×1,890×1,480mm/ホイールベース:2,850mm/車両重量:1,980kg/エンジン:V型6気筒 3.5L 直噴 i-VTECエンジン/トランスミッション:高出力モーター内蔵 7速DCT/システム最高出力:281kW(382PS)/最高出力(エンジン):231kW(314PS)/6,500rpm/最大トルク(エンジン):371N・m(37.8kgf・m)/4700rpm/最高出力(モーター):[前] 35kW(48PS)/3,000rpm [後]  27kW(37PS)/4,000rpm/最大トルク(モーター):[前] 148N・m(15.1kgf・m)[後] 73N・m(7.4kgf・m)/燃費:16.8km/L(JC08モード)

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山本 シンヤ
筆者山本 シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車雑誌の世界に転職。2013年に独立し。「造り手」と「使い手」の両方の気持ちを“解りやすく上手”に伝えることをモットーに「自動車研究家」を名乗って活動をしている。西部警察は子供時代にリアルでTV放送を見て以来大ファンに。現在も暇があれば再放送を入念にチェックしており、当時の番組事情の分析も行なう。プラモデルやミニカー、資料の収集はもちろん、すでにコンプリートBOXも入手済み。現在は木暮課長が着るような派手な裏地のスーツとベストの購入を検討中。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

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