父は拒絶、母絶句!? ペーパードライバー女子のスリル満点”#助手席孝行”【ペーパードライバー女子、11年ぶりの挑戦 vol.12】

帰省時の親孝行、運転を見守る? それとも…

11年間まともに運転せず、実力の伴わないゴールド免許を手にしているおおしまです。

突然ですがみなさん、親孝行していますか?

私も普段はあまり出来ていませんが、今年は違います。父は72歳、母も61歳になり、そろそろ運転が怖くなってきたという話を耳にします。

この夏はちょうど日産が、助手席から親や祖父母の運転を見守る「#助手席孝行」というキャンペーンを打ち出し中です。助手席に座ることで、子どもが親の運転能力を積極的に把握しようという趣旨なのですが、しかし手っ取り早く親孝行するなら、運転を代わってあげるのが良いのではないか!(?)

そこでこの夏、「この私が親を乗せて運転しよう!」と決意しました。

もともとペーパードライバーを脱しようと思った理由の1つには、「一緒にいる時だけでも、親の車を運転できればいいな」という子どもなりの孝行心がありました。普段一緒には住んでいないのでそれほど運転する機会はないのですが、今年のお盆は帰省とあわせて、親を横に乗せて運転してみよう。そう心に決めました。

>>覚えてる!? ホンダ インスパイアは懐かしのセダン(画像19枚)

実家へ帰省、父の車と母の車どちらを運転?

父はソッコー拒否!

筆者の実家には父所有の「三菱 アウトランダーPHEV」と、母所有の「ホンダ インスパイア」があります。

やはり新しい物好きとしては、昨年買い換えたというアウトランダーに乗りたい…と思ったのですが、父に声をかけると「そんなデカい車、お前に運転できるのか? 危ないぞ! 去年買い換えたばかりだからぶつけたら困る!」と速攻で貸出&助手席拒否されてしまいました。トホホ。

父に信用されていない娘は、泣く泣く今回インスパイアに乗り込み、母親と近場をドライブすることに。特に用事はないということだったので、近所の神社やスーパーをめぐり、行ってみたかったというパン屋まで足を伸ばすことにしました。

初のセダンはデカい!? インスパイアで近所一周へ

家の車庫は少し曲がっていて狭いということで、まずは出庫してもらい運転席に乗り込みます。普通の乗用車だろうと思っていたのですが、乗ってみてまず感じたのは「い、意外とデカイ」という車の印象です。

よく考えたら、筆者は普段カーシェアリングでコンパクトカーかSUVを借りているので、いわゆるセダンを運転するのは初めてだったのです。

「前後に長いと、見た目よりずっと大きく感じるね」なんて話ながら、とりあえず発進。まずは近所をぐるっと回ってみることに。

母絶句! スリル満点の親孝行スタート

運転席にペーパードライバー、シンプルに「怖い」

私の地元は郊外のベッドタウンです。そのため、道は広く、車の通りもそこまで多くありません。首都高やら都内の道に無謀にも挑んでいた私としては、正直楽勝! 法定速度を遵守し、スイスイと運転をしてみせますが、なぜか母親のリアクションが芳しくありません。

「お母さん、どう? 私の運転、普通だよね?」

そう声を書けると、「…ごめん、怖い」と小声で返答が。

「え、なんで!? いたって普通の運転だよ」

慌てて理由を聞いてみると、運転しているところを見たことのない人物の横にいることが、シンプルに怖いとのこと。

親子水入らず、恐怖のドライブ

「大丈夫だよ、月2回は運転してるから! 昔はこすったりもしたけど、最近は全くしてないから」

「普段は運転に慣れている友達に助手席に乗ってもらって、アドバイスもらったりするんだよ」

「この車はしっかりしているから、万が一があっても大丈夫だよ(?)」

と、思いつく限りの安心材料を話してみましたが、なかなか母親の恐怖心は拭えません。それでも、しばらく実際の運転を見ていれば不安も解消されるだろう…と思いながらドライブを続け、途中定期的に「怖い」というつぶやきを聞きながら、親子水入らずの時間を楽しむのでした。

やっぱりダメだった! 変形駐車場であたふた

ペーパードライバー2大不安のひとつ、「車庫入れ」の試練

正直なところ、今の私が運転に際して強く不安を覚えるのは「車庫入れ」と「高速の合流」、この2点です。

細かいところで言えば、左折の時に膨らみやすいとか、対向車が怖くて走っている時に片側に寄りがちという癖はあるものの、事故を起こすほどの事ではありません(多分)。

さて、今回は高速は乗らないにしても、車庫入れは当然どこかに行けばやらなくてはいけません。今回も立ち寄ったパン屋で、心配していた事が起きました。

変形した駐車場に、入れられない!!

丘の上の一軒家を改装したおしゃれなパン屋。そこの駐車場は狭いひし形の土地に、6台の車が向かい合って停めるようなカタチをしていました。

他の車が駐車していると、駐車場内で切り返すのは難易度が高い。スムーズに入れるなら、駐車場に入る前にバックにして侵入するのがベター。

既に先客が2台いたので、ちょっとこれは私には難しそうだなあと思い、結局母親に運転を代わってもらうことに。

悔しさを感じながらも、他の車にぶつけるリスクと、心理的な恐怖が越えられない自分。運転の場数もさる事ながら、車と車の間に停めることへの恐怖心を早く越えたいなと思うばかりでした。

ちょっぴりできた!? 親孝行

クルマの運転が、親子をつなぐ

ドライブを楽しんで家へ帰る道すがら、母にもう一度「私の運転、怖い?」と聞くと、「だんだん慣れてきたから怖くないよ。出来ないことがわかってる分、まだ安心かもね」と、ちょっと嬉しいような悔しいようなねぎらいの言葉をもらいます。

「最近運転が下手になってきた気がするから、あなたに運転を代わってもらえるなら、これから助かるね」なんて言葉も。

年齢よりも若く見える母ですが、とはいえ老いは確実に来ているし、いつか母が運転席を降りる日は来る。

当たり前の未来が、運転を試しに代わっただけで見えてくる。そして老いる親への切なさと、運転へのモチベーションがちょっとだけ高まるのでした。

運転したくらいで親孝行とは言えないのかもしれませんが、みなさんは今年の夏、どんな親孝行をしましたか?

[筆者・撮影:おおしまりえ]

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おおしま りえ
筆者おおしま りえ

<恋愛ジャーナリスト・イラストレーター>10代より大手ゲーム制作会社や水商売、プロ雀士など多くの業種業界を渡り歩き、のべ1万人の男性を接客。コミュニケーション術や心理学を学び、本人も気づかない本音を見抜く力を身につけ、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。 大学時代はジムカーナを楽しむクルマ女子でもある。現在潜入ルポやエッセイ執筆などを大手メディアにて執筆中。【ブログ:http://oshimarie.com / Twitter:https://twitter.com/@utena0518】記事一覧を見る

監修トクダ トオル (MOTA編集長)

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