「フィットRS」にハイブリッドが追加!ホンダ フィット/フィットハイブリッド(2012年マイナーチェンジ) 新型車解説(1/2)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:茂呂幸正
今回のフィットマイチェンでは、ハイブリッドモデルが大幅に拡充!
好調な売れ行きを続けているホンダのコンパクトカー「フィット」は、現行モデルが2代目。2代目フィットは、2007年10月に初代フィットを継承発展させる形で登場した。
ホンダ独自の燃料タンク搭載技術「センタータンクレイアウト」によって、コンパクトなボディながら広くて使い勝手の良い室内を持つに至ったほか、低燃費や乗り心地の良さなども話題となった。
2010年10月にはマイナーチェンジが施され、「フィットハイブリッド」が新たにラインナップされた。外観もよりスポーティになり、好調な売れ行きは変わらず続いていた。
そのフィットに2012年5月、改めてマイナーチェンジが実施された。
今回の変更では、ハイブリッドカーのラインナップ強化と女性向けモデルが新設定されると共に、従来グレードの一部が廃止されるなど、バリエーションの変更も図られている。
新バリエーションにより、ガソリン車は合計5グレードの設定となった。
エンジン別に見ると、1.3リッターエンジン搭載車が「13G」「13G スマートセレクション」「シーズ(She's)」の3グレード。1.5リッターエンジン搭載車は「15XH」「RS」の2グレードだ。このうち「シーズ(She's)」と「15HX」が新設定のグレードとなる。
女性ユーザーを意識した仕様の「シーズ(She's)」は、スマートキー/スーパーUVカットガラス/プラズマクラスターエアコン/アレルクリーンシート/スウェード調ファブリックインテリアなど女性が求める快適装備が備えられたほか、ピンクのメッキ加飾やピンクのステッチ入り本革巻きステアリングホイールなど、内装の仕様も女性向けに作られている。
「15XH」は充実した上級仕様を備えたグレードで、15インチアルミホイール/ディスチャージヘッドライト/フルオートエアコン/チルト&テレスコピックステアリング/コンフォートビューパッケージなどを標準装備している。
各グレードに共通する変更点としては、インテリアにLEDランプを採用したのを始め、後席中央を含む全席に3点式ELRシートベルトやヘッドレストを標準装備し、上級グレードを中心にVSAを標準装備、またはオプション設定した。ほかには、本革シートなどのレザーパッケージもオプション設定としている。
なお、メカニズム面ではCVTの改良によって燃費の向上が図られ、1.3リッター・FFのCVT車の燃費は「21.0km/L」(JC08)、1.5リッター・FFのCVT車の燃費は「18.8km/L」(JC08)へとそれぞれ向上している。
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