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エクステリア
クロスロードのエクステリアは、「スカルプチャル・タフ・フォルム(Sculptural tough form)」をコンセプトに開発。 金属の塊から削りだしていくような彫刻的表現で、力強い造形を生み出した。スクエアなフォルムを追求しながらも、 単なる箱型ではない張りのある面で構成。 街乗りサイズのボディに、あらゆるシーンで際立つ個性と存在感を表現したデザインとなっている。 フロントのヘッドライト部は、コーナーをスパッと切り落とし、シャープでキレのある表情を見せている。 大胆な印象とともに、旋回時などの取り回し性を向上させている。
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リアスタイリング
ディテールに徹底的にこだわり、細部までSUVらしい力強さを表現。ルーフに向けて絞り込んだデザインによって、ただの四角ではない存在感を表している。シャープな表情と、塊感を強調したことで、タフでスポーティなリアスタイリングとなった。
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フロントビュー
タフでありながらシャープさを表現するために、二段バンパーを採用。 アッパーバンパーはオーバーフェンダーを分離し、ボディをホールドする形状でがっしりとした存在感を生み出している。 さらに、グリル、バンパー中央部、エアインテークの左右幅を合わせ、きっちりとした縦のラインで構成。 クロスロードのフロントビューは、力強さを強調するデザインとっている。
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リアビュー
スクエアなイメージを追及しながら、ただの四角にならないようルーフに向けて絞り込んだリアデザイン。 立体的で細部までつくり込んだ縦型リアコンビネーションランプが、力強く上質な印象を受ける。 ツインエキゾーストパイプを採用し、スポーティな表情をプラスしている。
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サイドビュー
ベルトラインを高めに設定し、キャビンを薄く長く、ボディを厚く見せることで、クルマを大きく見せている。 しっかりとしたセンターピラーとリアクォーターピラー、ひとつのベクトルで通したキャラクターライン、 彫り込んだサイドウィンドウが全体の塊感を強く強調。 大きく立体的なロアバンパー、オーバーフェンダー、ドアロアガーニッシュが、ボディを取り込みタフネス感を演出。
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インテリア
iインテリアのコンセプトは、「タフ・モダン・インテリア(Tough Modern Interior)」。 「爽快」×「骨太」をキーワードに骨太で安心感のある空間でありながら、洗練された快適な室内を目指した。 インストルメントパネルまわりを立体造形とし、力強さを表現。キャビンは、都会的な洗練された空間デザインで、 多人数乗車の際にも広さを感じられる。取り回しに優れたコンパクトな全長4,285mm。そのサイズの中に、3列シート7人乗車の空間を 実現した。 内装飾は、若々しさを表現する青みがかかったブラックと、軽やかな印象のチタンアイボリーを採用。
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フロントシート
座り心地と質感にこだわった3列シート。目指したテーマは、「ピタフカシート」。 身体にピタッとして、ふかふかな感触と、フレームの剛性に加え、パッドや 肩まわりの形状を工夫し、しっかりとしたホールド感を確保。さらに、シート表皮に10mmのワディング層(低密度ウレタン)を設け、 ソフトな座り心地を実現。ヘッドクリアランスや横幅もワイドスペースを確保したことで、快適な空間を生み出している。
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セカンドシート
1列目、2列目は、大人4人がゆったり座れるワールドサイズのスペースを確保。 快適な座り心地をもたらす、座面角度やウレタン硬度などを検証し、最適な角度や硬度を設定したことにより、 優れた着座フィーリングを実現。また、スライド量、リクライニング量ともに充分に確保している。
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サードシート
スペアタイヤの廃止などにより、日本人女性の99%が無理なく座れるスペースを確保(JF99%)。 ホンダが培ってきたパッケージング技術を採用した。セダンのリアシート同様、フレームを使用しない構造とし、その分クッションを 厚めにすることで柔らかな座り心地を実現している。
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ラゲッジ
無駄なスペースがなく、隅々まで使える効率のいいスクエアな空間設計。ラゲッジスペース内の張り出しも 極力抑え、効率よく荷物が積める実用的なパッケージングを実現。テールゲートの開口部も充分に確保し、 四角い空間とともに様々な形状のアイテムが積み込みしやすい設計となっている。 床面は、段差や隙間がほとんどなくフラット。また、汚れにくい撥水シートと、2列目のシートバックにハードボードなどを 装着したユーティリティパッケージもメーカーオプションで用意されている。
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コーナーカットノーズ
フロントのヘッドライト部は、コーナーをスパッと切り落とし、シャープでキレのある表情を見せている。大胆な印象とともに、旋回時などの取り回し性も向上。
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ヘッドライト
クロスロードのヘッドライトにも彫刻的なデザインを採用。内部を円筒形に打ち抜いたようなデザイン手法で力強い緻密なデザインとなっている。
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プレスフルドア
上から下まで1枚でプレス成形した、プレスフルドアを採用。これは、逞しさや強さを表現するために不可欠な要素。 プレスフルドアがあってこそ、センターピラーやウィンドウまわりの造形(彫り深く面取りしたデザイン)が完成した。 プレス成形の場合、難しいとされる一体感のあるサイドパネル面と深い彫りを、金型のチューニングを丹念に行うことで実現。 あわせて硬質感を確保した。
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テールゲートガラス
勢いのある走り感を演出するために、ルーフエンドが削ぎ落とされて見えるようにテールゲートガラスを深く曲げている。 ガラスの曲げ率は、歪みとのバランスを考慮したことで、後方視界を妨げないように調整。
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グランドクリアランス
大径タイヤの採用やサブフレームの取り付け位置の変更などにより、ハイランダー化を実現。最低地上高185mm、アプローチアングル23.9度、デバチャーアングル35.8度を確保し、優れた走破性を発揮する。
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エンジン
1.8リッターエンジン、2.0リッターエンジンともに「可変吸気量制御」i-VTECを採用。 加速時には充分なトルクを発生させ、一定速になるとできるだけ遅閉じ領域を使えるようDBWとギアレシオを設定。 また、吸排気系を形状等の最適化を行い、高効率な吸排気量を獲得。 これらにより、低速域からの力強いトルクを発生するとともに、低燃費13.8km/Lを実現。 平成17年排出ガス基準75%低減レベルを取得し、平成22年燃費基準に適合。リサイクル可能率90%以上を達成した。
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メーター
室内全体は広々としたスクエア基調としながら、メーターやエアコンスイッチなどは、視認性や直感的な操作性を維持した、 機能的で力強いコックピットデザインとなっている。メーターは、大きさと配置に変化を付けた異形4眼を採用し、 走りの躍動感や楽しさを演出している。さらに金属の無垢から削り出したようなメタル調のパーツを随所に配置している。
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タイヤ&ホイール
215/60R17、215/65R16の大径タイヤにより、ブレーキサイズをアップし、より剛性感のある扱いやすいブレーキフィールを獲得。サスペンションは、高い接地性を確保するために、ストロークの最適化を行い、オフロードでのシッカリ感向上を図っている。 扇平燃料タンクの採用により低重心化を図るとともに、リアスタビライザーを全タイプに装着し、ロールフィールを最適化。 自然にしなやかにコーナリングし、直線でもふらつかず、どっしりと安定感のある走りを実現。
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シフト
スイッチを押しD3モードに1~3速で変速。下り坂などエンジンブレーキが必要な時に便利。 トランスミッションは、5速オートマチックを採用。 アクセル量に応じて理想的にスロットル制御を行うDBWと連係し、爽快で経済的な走りを可能にしている。 1.8リッターはハイレシオで走りと燃費の最適化を図り、2.0リッターはローレシオ化し、走り重視の設定としている。 アクセル量に応じて理想的なスロットル制御を行うDBWと連携し、爽快かつ経済的な走りを実現。 1~3速の間のみで変速するD3モードを備え、山道もパワフルに走行でき、シフトホールド制御により、カーブでの不要な シフトアップを抑制。快適なコーナリングと、コーナー出口での力強い加速を実現。
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アッパーボックス&グローブボックス
クロスロードのアッパーボックス&グローブボックスには、小物類など楽々に収納することができる。
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プリズムアンダーミラー
助手席ドアミラーの下部に、ホンダ独自のプリズムミラーを内蔵。フロントドアミラーのないスマートな外観と広い視野範囲を実現している。 複合曲率を持ったプリズムによる光の屈曲を利用し、同サイズの凸面鏡に対して約2倍の視野範囲を獲得。 左フロントタイヤ付近の路面を映し、歩道との段差や路肩の溝とタイヤの隙間なども確認できる。
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シートアレンジ
クロスロードのシートアレンジは、ワンアクションで片手で操作ができ、3列目が車内・車外から操作が可能。 2列目を収納する場合は、リクライニングレバーを操作することにより、片手のワンアクションで行える。 3列目を起こす場合、肩口のリングストラップを使ったワンアクションで、テールゲート側からも操作が可能になる。
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テールライト
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リアイメージ
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イメージ
生活の幅や可能性を広げる、「Active Life Navigator」という提案のもと、高い機動力をもつSUVをベースに 日常・非日常のいずれにおいても、よりアクティブに使える性能を追求。 街中でもキビキビと動き回れるボディサイズで、狭い道路でも駐車時でも使いこなせる取り回しが可能。 家族や仲間など多人数でも積極的に出かけられる3列空間を全長4,285mのサイズで実現した。 走りではオンロードでの快適さを損なわずに、オフロードでの高い機動性を実現させている。