【ホンダ 新型シビック内装解説】直線基調のシンプルなデザインに高級感のある新型シビック
- 筆者: 望月 達也(MOTA編集部)
- カメラマン:佐藤 正巳
2021年9月3日(金)より発売開始し、日本市場では5ドアハッチバックのみの展開となるホンダ 新型シビック。先代のアグレッシブなフォルムから大幅にデザイン変更されたエクステリアが印象的だが、ここでは、外観同様にシンプルながら凝ったディテールでより質感も高いインテリアにクローズアップしてチェックしていく。
11代目となる新型シビックが日本デビュー
ホンダ 初代シビック(1972年)の登場から50年弱、11代目となる新型シビックが日本でも正式に発表され、9月3日(金)より発売をスタートした。新型では水平基調のシンプルなデザインが特徴の5ドアハッチバックのみの設定。1.5リッターVTECターボエンジンを搭載し、価格は319万円(消費税込)から。今後TYPE Rやハイブリッドなどのモデル展開も予定されている。
直線基調のシンプルな内装デザイン
新型シビックの内装は、不要なデザイン要素を排した造形にするとともに、直感的に操作しやすく触感にもこだわったスイッチを配置。清潔感や心地よい五感への刺激などを重視し、爽やかで心地のよい移動ができる空間としている。
インパネ周りは直線基調のデザインで、上部には全車標準装備となるディスプレイ・オーディオが備わる。
質感の高いエアコンスイッチ
特徴的なエアコンスイッチは、ダイヤル式を採用。細かな凹凸の加飾が施され、プラチナクロームメッキにより、触感や視認性が向上しているほか、大きさ、操作荷重、クリック感なども吟味され、指先に適度な反応を示し、心地よい操作感を演出している。
吹き出し口の方向を調整するフィンは内蔵されていて、金属の調整棒(アウトレットノブ)で角度を合わせる。
運転席からの視界の良さや開放感も大きな特徴
運転席まわりでは、ドライバーの目線の上下動が少なくて済むようにメーターとセンターディスプレイを配置。シフト周りも運転席側に5°傾け、自然な操作性を追及している。
シート素材はグレード別に2タイプを設定
シートは、グレードに合わせて2タイプのコンビシートを開発。EXグレードではショルダー部にゆとりがある形状で、快適性と上質感を備えたウルトラスエード、LXグレードではゆとりあるショルダー部に、メイン部ではストライプのアクセントを配置したファブリックを設定する。
リアシートでは、新型シビックのホイールベースが長くなったことで、前後席間の距離も35mm拡大。一つ上のセグメントに迫るフットスペースを確保している。装備面では、センターアームレストと専用のエアコン吹き出し口が備わる。
荷室容量はLXグレードが452リッター、EXグレードが446リッターを確保。側壁には、引き出し式のトノカバーが備わる。
ここまで新型シビックの内装を紹介してきたが、特に細部のデザインなどは、フォトギャラリーもぜひチェックしてみてほしい。
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