新車の「ホンダ 新型シビック」購入予算300万円〜350万円で、ホットハッチの代表格「フォルクスワーゲン ゴルフGTI」3年落ち中古車を買う選択肢はアリだ!

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2021年8月5日に発売を開始した、11代目のホンダ 新型シビック。5ドア&1.5ガソリンターボのみでスタート、追ってハイブリッドやタイプRが追加される。しかしそのタイプRなくとも、新しいシビックの走りの質は高い。6速MTがカタログ入りし、シンプルな内外装デザインも好ましく、発売後大きな話題となっている。しかし一方で価格も上昇し319万円〜353万9800円と、それなりに高価なクルマに。

そこで今回の「どっち買う!?」では、その額で新型シビックを超えるハイパフォーマンスを持つ、「フォルクスワーゲン ゴルフGTI」の中古車を買うシミュレーションを行ってみた。ゴルフGTIは、新型シビックの予算で買えるのか!?

目次[開く][閉じる]
  1. クルマ好きが心躍らせるホットハッチの代表格「フォルクスワーゲン ゴルフGTI」
  2. 今回は高年式「3年落ち・走行3万キロ以下」300万円〜350万円で検索!
  3. 31台のフォルクスワーゲン ゴルフGTIがヒット! 魅力的な限定車も並ぶ
  4. 230psの高性能と実用性の高さを兼ね備えた「ゴルフGTI」と暮らしてみては

クルマ好きが心躍らせるホットハッチの代表格「フォルクスワーゲン ゴルフGTI」

1.5BOXスタイルのハッチバック車は、ボディ分類における標準スタイルのひとつだ。1974年に初代が登場したフォルクスワーゲン ゴルフは、FFハッチバック車を世界中に広めた立役者である。その後も、ハッチバック車のベンチマークとして世代を重ね、2021年6月には8代目(ゴルフ 2021年式モデル、ゴルフVIII)に進化した。

そしてゴルフといえばもうひとつ、エポックを作ったことでも知られる。それが「GTI」である。

実用的なハッチバック車に高性能なエンジンを載せ、内外装をスポーティに装った「ホットハッチ」というジャンルも、初代ゴルフですでに確立されていた。現行型ではまだGTIは未発売だが、7代目(ゴルフ 2013年式モデル、ゴルフVII)にも設定が行われており、初期型では220ps、2017年以降の後期型では230psという高出力を誇った。

今回は高年式「3年落ち・走行3万キロ以下」300万円〜350万円で検索!

ゴルフGTIの検索にあたり、価格を新型シビックの販売価格帯300万円〜350万円に設定した。古い年式や距離が多い個体だと、トラブルの可能性も高くなるため、年式は3年落ち、走行距離は3万キロとした。前述のように、現行型ではGTIを発売していないため、必然的に7代目ゴルフに絞り込まれることになる。

走行距離3万キロ以内、2018年式までの「ゴルフGTI」の中古車を検索!

・メーカー車名: フォルクスワーゲン ゴルフ

・モデル: 2013年式モデル

・年式:平成28(2016)年~令和3(2021)年

・走行距離:~最大3万キロまで

・価格帯:300万円〜350万円

・修復歴:なし

(2021年9月23日現在 MOTA調べ)

フォルクスワーゲン/ゴルフ
フォルクスワーゲン ゴルフカタログを見る
新車価格:
341.1万円792.8万円
中古価格:
32万円825万円

31台のフォルクスワーゲン ゴルフGTIがヒット! 魅力的な限定車も並ぶ

上記の条件で検索したところ、31台のフォルクスワーゲン ゴルフGTIがヒットした。

(2021年9月23日現在 MOTA調べ)

詳細を見てみよう。2018年以降のゴルフGTIには、最高出力を245psまで高め、走りの性能を向上した限定車「GTIパフォーマンス」や、純正インフォテイメントシステムやデジタルメータークラスター、赤いリムを持つダークカラーのホイールを備えた特別仕様車の「GTIダイナミック」といった魅力的なグレードがある。31台のうち、その「GTIダイナミック」が20台を占め、「GTIパフォーマンス」も1台、検索結果に表示された。

また、7代目ゴルフGTIの特長として、2015年以降に6速MT車の設定があったことがあげられるが、通常版GTIのMT車、GTIダイナミックに100台のみ用意されたMT車も見られた。数は少ないが、MT車狙いのユーザーには朗報だろう。

4年落ちまで条件を緩めれば300psオーバーの「ゴルフR」にも手が届く!

さらに「モアパワーを!」というユーザーには、年式を2017年以降に落とすだけで、GTIの上に存在する「スーパー・ゴルフ」で、かの「シビック タイプR」のライバルでもある「ゴルフR」にも手が届く。こちらは10台が表示された。

ゴルフRになると駆動方式は4WDに、エンジンも後期型では一気に310ps(!)にアップ。新型シビックの購入額で、タイプRに匹敵するハイパフォーマンスカーが買えてしまうのだ。

参考までに、同じ条件でシビック タイプRの中古車を検索しても、結果は0台だった。

230psの高性能と実用性の高さを兼ね備えた「ゴルフGTI」と暮らしてみては

2018年以降のゴルフGTIの最高出力は、230psをマークする。基本的にはオートマチックがメインだが、日常では手に余るほどの速さを持っていることは言うまでもない。さらに、標準のゴルフに比べてサスペンションやブレーキの強化も行われており、スポーティなドライビングを楽しむことができるのだ。

ゴルフRを特別な存在とすれば、GTIは事実上の最上位モデルとなるために装備の充実ぶりはめざましい。

そして大切なのは、ゴルフ自体が極めてよくできた実用車だということ。適度なボディサイズで街中でも乗りやすく、室内・荷室も広い。ゴルフGTIは、性能と実用性の両立が素晴らしいのだ。

2018年1月現在のGTIダイナミック ATの新車価格が、454.2万円もしたことを考えると、中古のゴルフGTIはとてもお買い得ではないだろうか。

[筆者:遠藤 イヅル]

ホンダ/シビック
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新車価格:
324.1万円398.1万円
中古価格:
39万円460万円

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遠藤 イヅル
筆者遠藤 イヅル

1971年生まれ。カーデザイン専門学校を卒業後、メーカー系レース部門にデザイナーとして在籍。その後会社員デザイナーとして働き、イラストレーター/ライターへ。とくに、本国では売れたのに日本ではほとんど見ることの出来ない実用車に興奮する。20年で所有した17台のうち、フランス車は11台。おふらんすかぶれ。おまけにディープな鉄ちゃん。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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