フィアット 500ツインエア 試乗レポート/日下部保雄(3/4)
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- 筆者: 日下部 保雄
- カメラマン:オートックワン編集部
アイドルストップも備えて、ただのお洒落クルマは卒業です!
ツインエアにもECOモードが備わり、ECOボタンはいつでもスイッチオン出来る。
ターボ過給圧の抑制、AUTOモードでの変速ポイントを早めることなどがインプットされており、通常のアクセルワークでの変速は1000回転づつぐらい低くなる。過給圧も抑制されているので、かなり加速が鈍くなった感じを受けた。日常の走行にはそれほど困らないとは言うものの、速い流れの場合はギリギリと言う感じだ。
試乗当日の天候は暖かく、エアコンも使わない絶好のコンディションだったが、アイドルストップは常に作動する状態だった。交差点で止まるたびに賑やかだったエンジンはスーと黙り、ブレーキペダルから足を離すと再始動する。
しかしヴィッツやマーチよりも再始動までの時間は少々あり、気の短いドライバーにとっては馴れないと一瞬ドキッとすることもある。ただ、確実にエンジンはかかるし、エンストもしないので心配する必要はない。
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