稀代のモテ車!ボルボ XC60 D4で1500キロ走破|北三陸”あのドラマの舞台”を巡る[北海道・東北 ぶらり寄り道 大回りの旅 後編](4/4)

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さあ、いよいよラストスパート!

さあ、いよいよラストスパートです。あとはひたすら東京まで向かうのみ。

ナビを見ると、東京の到着は日付が変わってずいぶん過ぎた時間を指してます。その距離、およそ700キロ! ここはもう慌てず騒がず、八戸自動車道・東北自動車道を淡々と走り抜けていくことにします。

ACCとパイロット・アシストがドライバーの負担を大幅に軽減してくれる

しかし大型トラックなど速度域の異なる多種多様な混合交通が延々と入れ替わりしながら走り続ける高速道路では、マイペースに走るのもひと苦労します。そんな時、XC60に標準装備される全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)の優秀さが光ります。前車に対応する適切な加減速性能に加え、70km/h以上でウィンカーを出し前車を追い越すことをクルマへ暗に知らせると、一時的に加速を強める追い越しアシスト機能も備わっていて、高速道路のロングランでは、その有難みを嫌というほど実感出来ます。

加えて、近未来の自動運転の世界を垣間見せてくれるパイロット・アシスト(車線維持支援機能)のチューニングも年々ブラッシュアップされている様子。さりげないアシストでACCと共にドライバーの負担を飛躍的に「ラク」にしてくれます。もちろんこれはあくまでも補助装置ですが、今回のような超ロングドライブの場合、あるとないとでは大違いです。

ディーゼルとロングドライブの相性が抜群過ぎる

前編にも記しましたが、高速を淡々と走る際、XC60のディーゼルは最適なマッチングをみせてくれます。

高速道路というと、いっけん真っすぐでまっ平な道を淡々と走っているように見えて、実際には地形に応じたアップダウンが頻繁に出現します。常に一定の速度域を保つためには、地形に合わせこまめにアクセルを踏み込む必要があります(それをしないから自然渋滞が発生するのです!)。

XC60 D4は、その点でちょいとアクセルを強めるだけで、400Nmの最大トルクを1750~2500rpmからモリモリ発生させてくれます。不用意なキックダウンをして騒音が高まる頻度も最小限です。もっとも追い越し加速でグッとアクセルを踏み込んだところで、エンジン音の上昇は最小限。XC60 D4はエンジンの騒音も良く抑えられていて、これも疲労軽減に少なからず貢献しています。

もちろんACCとパイロット・アシストを使っていれば、そうしたアクセルワークの気配りを周囲の安全状況確認など他に回すことが出来て、さらに余裕あるドライブになりますね。目線の高いSUVは、その点においてもロングドライブ向き、なんです。

旅人からすると「東京はどっち!?」と一瞬戸惑う表示(九戸インター)

ドライブモードに合わせACCの特性も変化する

試乗車にはドライブモードが選択出来る機能が備わっています。ステアリングのレスポンスやエンジン・ミッションの特性が変更出来るのですが、例えばECOを選択すると、ACCも燃費を重視し車間を長めに取ります。前車の加減速に対しあまりに神経質に呼応すると、それだけで燃費も悪くなりますからね。決して前車にぴったり張り付きスリップストリームで低燃費!というわけではありません(笑)。

コンフォートならスムーズな車間維持を、ダイナミックならより積極的な追従走行モードに、という風に明確な変化があります。長年ACCを実用化しているボルボならではの細やかな配慮と言えます。

ちなみに、試乗車には4輪エアサスとドライビングモード選択式FOUR-Cアクティブパフォーマンスシャシーも備わっていましたが、今回のような多様なシーンに遭遇するロングドライブの場合、やはり基本的にコンフォートでの相性が良いようです。

いっぽう山道ではダイナミックが良かったです。と言っても、ガチガチに足が固くなって同乗者を酔わせるということではもちろんなく、むしろふらつきが抑えられる分乗りやすく、乗員にも優しい運転になるからです。

さらに長距離、しかも比較的交通量の少ない夜間(試乗日は日曜でした)で主にACCを用いた高速移動をする際には穏やかな特性のECOとの相性が良く、心地良く淡々と走ることが出来ました。ただし都市部では交通量の多さや車間維持のしやすさを考えると、コンフォートのほうがやはりマッチングが良いようです。

ひとたびその優しさに触れてしまうと、たまらず惚れてしまう

仙台からは海側に進路を変え、仙台東部道路から常磐自動車道へ。三郷JCTから、2018年開通したばかりの外環道千葉区間を抜け首都高湾岸線まで来ればゴールは目前。日付もすっかり変わった深夜(というかもう早朝!?)に、無事羽田空港へ到着したのでした。

いやあ、我ながらよく走った! 2日間で約1500キロを走破。ちなみにトータルの実燃費は、燃費計表示でおよそ14~15km/Lの間(参考値)を指していました。

2日以上に渡り朝から晩まで1500キロをひたすら走りきり、改めて実感するボルボ XC60の本質とは、乗る人に対する徹底的な優しさでした。

乗員を包み込み癒してくれる優しいシート。ディーゼルのネガを消した優しいエンジンサウンド。ロングドライブの疲労を優しく補助したり、衝突から乗員を優しく守ってくれる16種類以上のセーフティ性能「インテリセーフ」(おもてなしに溢れるACCとパイロット・アシストもここに含まれます)。

そのいずれもが、ひたすらユーザーに奉仕するための機能として備わっているのです。

XC60、いいひと過ぎます。そりゃ、モテるに決まってますよね。

[レポート:トクダ トオル(オートックワン編集部)/Photo:小林 岳夫]

ボルボ XC60 D4の主要スペック

ボルボ XC60 D4の主要スペック
車種名ボルボ XC60

グレード

D4 AWD Inscription(インスクリプション)

駆動方式

4WD

トランスミッション

8速AT

価格(消費税込)

6,940,000円※

JC08モード燃費

16.1km/L

全長

4,690mm

全幅(車幅)

1,900mm

全高(車高)

1,660mm

ホイールベース

2,865mm

乗車定員

5人

車両重量(車重)

1,880kg

エンジン

水冷直列4気筒ディーゼルターボ

排気量

1,968cc

エンジン最高出力

140kW(190PS)/4,250rpm

エンジン最大トルク

400Nm(40.8kgm)/1,750~2,500rpm

燃料

軽油

タイヤサイズ

235/60R19

※2018年8月15日より価格改定と一部仕様変更を実施。Inscriptionグレードに従来はオプションだった「テイラード・ダッシュボード&インナードアパネル・トップ」および「harman/kardonプレミアムサウンド・オーディオシステム」(600W、14スピーカー、サブウーファー付)を標準装備化する。

ボルボ/XC60
ボルボ XC60カタログを見る
新車価格:
789万円1,049万円
中古価格:
54.9万円961.2万円
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トクダ トオル(MOTA)
筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

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